アサヒビール大山崎山荘美術館
美術館規模 小
専用駐車場 無
アクセス方法
山崎駅より専用バスが出ています。
お勧めアクセス法
バスに乗れれば良いですが、小さなバスなので団体さんが来ていると乗れません。その時は歩いても大して距離はない。ただかなり急な上り坂なので、それだけは辛い。
コメント
展覧会レポート
「万緑の大山崎山荘、絵画コレクション展 −印象派を中心に−」 2005.4/12〜7/3
この美術館はモネの睡蓮の絵などで知られているが、これらのコレクションを中心とした展覧会である。印象派を中心にとなっているが、実際は印象派絵画は新館部分の数点のみであり、本館の方は河井寛次郎の陶器や、この美術館らしく蘭の生花や絵画の展示などがある。
こじんまりした美術館なので、作品数が少な目なのは致し方のないところか。ただ天井から取り込んだ自然の光の中で見るルノワールは輝かしいばかりの絶品であった。薄暗い美術館とは異なる美しさがある。安藤忠雄のデザインになる新館は光と闇の構成が巧みで、光あふれる中央にルノワール、薄暗い周囲にモネの睡蓮の絵(夜景のやつである)という明暗を分けた構成はよく考えてある。
本美術館はその名の通りそもそも山荘であり、ここから眺める風景は絶景である。結局ここではその風景も込みで鑑賞するのが正解なんだろう。美術品を楽しむというよりも、雰囲気を楽しむといった向きにあっている。
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