世の中ではブログなるものが全盛のようであるが、私はブログをしていないし、する気もない。しかし形式にとらわれずに自由テーマで日記的なことを書く場はあっても良いかという気は以前からありました。
というわけで、ここは私がテーマ非限定で日々のよしなし事をそこはかとなく書きつづるという場にしたいと思います。
で、ブログではないのでフロクと言うわけ。美術館ページにもかかわらず、多分ネタは美術館と関係ないものがほとんどになりそうなので、付録という意味もあります。
4月11日(火) 人種差別解禁の国
あのアホのトランプが大統領になり、人種差別推進の政策を次々と打ち出しているせいで、アメリカのクズ白人が「人種差別が解禁になった」と大喜びで各地でその手の事件が起こっている。今のアメリカはほとんど無法地帯なのでアジア人である日本人はできる限り近づかない方が良い。
その流れでユナイテッド航空でとんでもない事件が起こったようだ。自社の従業員を4人運ぶために、満席の航空機から乗客を無理に引きずり下ろして流血沙汰になったとか。800ドル出すからと降りてくれる乗客を募ったが誰も応じなかったので、コンピュータで4人をランダムに選んだが、その内の一人のアジア人が「自分は医者で、明日の朝は患者を診療しないといけないから降りられない」と拒んだために、警官を動員して力尽くで引きずり下ろしたらしい。その時に明らかに暴力を振るっており流血沙汰に。スタンガンを使ったという話もあるが、実際にその時のムービーを見ると、スタンガンは見えていないが、問題の乗客が大声を上げた途端にグッタリとなっており、確かにスタンガンの類いを使用したのは間違いないと思われる。
なおランダムに選んだといっているが、なぜか選ばれたのは全員がアジア人であるとのことで、この会社は以前からアジア人に対しては露骨な差別対応をすることが多いということが言われており、見事なほどにトランプ大統領の理念に従った会社である。
私自身はアメリカなんか行く気はないが、アメリカに行く奴には間違ってもユナイテッドなんかには乗るなと伝えておいてやろう。人間扱いをされたいのなら。
10月2日(日) つくづく使い物にならないWindows10
強制アップデート以来、仕方なくWindows10を使用しているが、トラブルの連続でいい加減ぶち切れそうである。その中でもどうしようもないのはUSBの不安定さとEdgeの使えなさ。
Edgeに関してはこんなものは製品レベルに達していない。使用していると突然にスローダウンしたり、突然に落ちることが一日に数回はある。ハッキリ言ってまるで使い物にならない。
USBに関しては今まで使えていた周辺機器が突然に使えなくなるケースが頻発。また昨晩、勝手にセキュリティアップデートなるものが実行されていたのだが、その後はスキャナや増設ディスプレイ機器などが一切使用不能になり、未だに回復不能。なんせWindows10は勝手にアップデートが実行されて拒否しようがないので、朝になると勝手にリブートがかかっていて昨晩作成していたデータが飛んでいるなんてことも度々。
要するにマイクロソフトがその気になれば、各人のPCを好き放題にぶっ壊せるということ。つくづくクソOSだ。こんなものしか選択肢がない現在のPCの世界は完全に終わっている。
6月28日(火) 後悔先に立たず
イギリスが国民投票でEU離脱を決めてしまったが、今になってその投票結果に後悔している者が多数とか。曰く「まさか本当に離脱になるとは思わなかった・・・」とのこと。思わず「アホか」と言いたくなるが、民主主義の先進国を自認していたイギリスがこのざまとは、世界の人類のレベルも落ちたものだ。
しかもここに来てイギリスのGoogleで検索ワードとして上位に来たのが "What is EU?" だそうな。つまりはEUの意味も何も知らずに何となく投票してしまった者が多く、ここに来てポンドは暴落、イギリス国債の信用度は2段階格下げ、株式相場も大暴落などを目の当たりにして「何が起こったんだ?」と慌てて大騒ぎし始めたらしい。しかもスコットランドは独立してEUに残留すると言い始めるし、ロンドンまで独立するなんて話が。これだと大英帝国どころかリトルイングランドになってしまう。
しかもEU離脱の旗振りをしていた連中は、投票前には「EUに拠出している毎週480億円の金を国民保険サービスに回せる」とか「EUを離脱すると移民を追い出せる」など言っていたのに、投票が終わった途端に「EUに拠出しているお金はもっと少なかったです」「貿易協定なんかもあるので、移民をすぐに規制するというわけにも・・・」と見事なほどに公約を手のひら返ししてしまい、「欺された」という声が上がっているか。
あまりにお粗末すぎて情けないというか。私はEU離脱のための条件が定まる2年後ぐらいに「本当にこの条件でEUを離脱して大丈夫なのか?」という疑問がイギリス中で上がってくるだろうと予想していたのだが、まさか投票後3日で早くも後悔が出始めるとは・・・。口先だけのインチキにのせられるなということである。
アメリカでもトランプの躍進に見られるようにおかしなことになってきている。もしあんな奴を大統領に選んだら、すぐに大半のアメリカ人が大後悔することになり、世界中からは怨嗟の声が満ちるだろう。それだけは勘弁して欲しいところ。
また日本でももうすぐ参議院選挙があるが、何も考えずに自民党なんかに投票して、後で大後悔するなんてことにならないようにして欲しいものだ。何しろもし選挙を誤魔化しきれば、すぐに安倍が本性を現すのは間違いないのだから。
6月21日 せこい話
参議院選が近づいてきたが、またも安倍自民がせこい手を使っている。
今回の選挙の争点は景気対策だとか。で、安倍は消費増税延期を打ち出してこれで票を稼ごうという魂胆。国民は誰しも本音では増税は嫌だから、増税延期を言えば選挙で勝てると考えているようだ。
これだけでもかなりせこいが、さらにもっとせこくて卑怯で危険な意図が見える。
と言うのは、前回の選挙でも安倍は争点は景気対策と言いながら、選挙で勝った途端に景気対策を放り出して一番最初に行ったのが安保法案の強引な可決だったと言うこと。今回の選挙でも同じ手をやろうという魂胆が見え見えである。憲法のことは隠しつつ、選挙でうまく国民を欺して勝てれば、景気対策なんてそっちのけで一番最初に行うのは「戦争をするための憲法改悪」だろう。
ここまで意図が見え見えなのだが、安倍から露骨な圧力を受けているマスコミは完全に沈黙。腰巾着を会長に送り込んだNHKなどは、完全に安倍の思惑に則った大本営発表ばかり繰り返している有様。これはこの国の状況は既に末期状態に陥っている。
この末期状態のまま突っ走り、安倍の愚かな妄想の元に滅びを迎えるか、それともここから改めて正しき方向に立て直しを図るか。それの分水嶺になるのが今回の選挙である。しかしあえてその重要性に気づかせないというのが現在の政権の意図であるようだ。しかし正面から国民に政策を問わず、このような卑怯な手を用いるという時点で、安倍という男にはトップに立つべき器量がないことはもう既に証明されている。
5月28日 Windows10強制アップデート
とうとうこれをやられてしまった。私はトラブル続出確実のWindows10なんて使う気がなかったのだが、マイクロソフトが勝手にアップデートをスケジューリングしたらしく、ある朝起きたら「Windows10にアップデートしました」というメッセージが出ていた次第。例によってマイクロソフトは「回避する手段はあるので強制ではない」との詭弁を弄しているようだが、その回避手段が極めて難解で、普通の対応をしていたら問答無用でアップデートされてしまうと言ういつものようなトラップ仕様である。Windows7に戻す手もあるようだが、それもそれで地雷のような気がするので(PCが起動しなくなったとの報告をよく聞く)、むかつくがそのままWindows10で使用している。
で、そのWIndows10だが、予想以上にトラブル続出である。まず最初に「アップルのIDが確認できないからiphoneを初期化する」なんて馬鹿げたことを抜かしやがる。何しろこちらは出張の準備を朝にしている最中のこのトラブルなので、「そんなアホなことをされてたまるか」とiphoneを引っこ抜いてそのまま出張に出ることに。つくづくマイクロソフトは「ユーザーの皆様に最大限のストレスを与え、仕事の能率を大幅に低下させることを全力でサポートします」という企業である。
出張から帰ってきてから諸々の対応をすることになったが、iphoneの件は、アップルIDを新たに取得してiTuneを入れ直すなどの無駄な作業が必要になったし、この後さらにATOKが使えなくなるというトラブルも発生して、ATOKの再インストールもする羽目になった。いずれも本来はそんなものは必要でなかった無駄な作業である。
またWindows10ではストアなるところからアプリをダウンロードするのだが、これがどうやってもつながらない。マイクロソフトアカウントなるものを作るようだが、すると今度はこちらのアカウントを強引にマイクロソフトアカウントに変えようとしてくる。これが極めて胡散臭いもので、要はマイクロソフトがアカウントのパスワードから何からすべて把握しているわけだから、こちらのマシンの中身を自由に触り放題になるというセキュリティもクソもあったもんじゃない仕様。これも例によって煩雑で分かりにくい回避方法があるようだが、それをやったら今度は「システムのエラー」とやらでダウンロードが不可。
これ以外にもあり得ないようなトラブルが続出で、マイクロソフトのアナウンスに反してWindows10もやはり欠陥だらけという印象。
つくづく「こんなメーカーいらない」という気持ちが強くなってきた。
8月2日(日) やはり戦争をやりたいらしい
安倍の取り巻きの一人の武藤貴也議員が「戦争に行きたくない」というのは「極端な利己的な考え」とtwitterで批判したそうな。安倍総理は戦争法案を誤魔化すのに「日本が戦争に巻き込まれることは絶対にない」とか「徴兵制は絶対にない」と根拠なく断言しまくっているが、その取り巻きからボロボロと本音が出てきている。やはり戦争をして国民を動員したいらしい。これは徴兵制も頭にあるのは否定できないだろう。そうなった場合には武藤先生は自ら銃を持って陣頭に立ってくれるというわけか。まさかご自身は後方で指揮というようなことはないでしょうな?
戦争で死にたくないというのは利己的だが、自らの利益のために国民を戦争に巻き込みたいというのは利己的でないのか? この調子でいけば早晩に治安維持法の復活辺りまで出てきそうである。
7月16日(木) 日本の終わり
衆議院で安保法案が強行採決されたが、これは前代未聞の暴挙であると共に、日本の終わりを告げる元凶にさえなりかねない問題である。
安保法案自体がまさにその実態を反映して「戦争法案」と言われるぐらい問題点が多々あることは言うまでもないが、大問題はこの法案の内容自体だけではない。この法案をどうしても制定させるというなら、まずは憲法を改正することが先決である。しかしそれが困難であるとみた安倍総理は、憲法を無視するという方法をとった。誰が見ても違憲であることが明らか(およそ憲法学者の中でこれが合憲と言っている者はいない)なものを政権の都合で強硬に制定できると言うことは、つまり政権に都合が悪ければ憲法を無視して良いという意味になる。これは民主主義を根底から否定して、日本は安倍将軍様の独裁国家になるということを意味している。
安倍将軍様の都合で憲法は無視して良いということだから、基本的人権を廃止して国民に奴隷労働を強制する法律を制定することも、私有財産を否定して安倍将軍様の都合で国民の財産を巻き上げることも、徴兵制で国民を戦場に借り出すことも、治安維持法の復活でさえ何でも出来るということになる。国民は不満の声を上げようにもマスコミは大本営発表の内容ばかり、不満の声を上げようものなら直ちに国家反逆罪で収容所行き、なんでもやりたい放題である。そもそも安倍の子分連中は都合の悪いマスコミは叩きつぶせという本音をぶちまけており、ここまで事態が進むことは何らあり得ない話ではない。
前回の選挙での自民党の圧勝を、安倍総理は国民の白紙委任状、自分に独裁者になってもらいたいという意味だと都合良く解釈したわけである。国民が国家の奴隷として搾取されるか、それとも権利を有する市民として生きていくか、ここが正念場になってきている。このままだと確実に日本は滅びに向かう。その時に安倍将軍様はアメリカにでも逃げて、口先だけは勇ましいことを国民に向かって吹聴するのだろう。
7月11日(土) オーディオ復活
今年になってからインドアの音楽鑑賞に力を入れているのだが、やはりライブばかり出かけていたら、家でもCDを聴きたくなってきた。
そもそも私の学生時代の趣味は音楽とオーディオで、その頃のオーディオシステムは今の部屋にも置いてあるのだが、かれこれ20年近く灯を入れていない。おかげでCDプレーヤーは完全に死んでいるし(電源は入るがディスクが回らないようである)、アンプも完全にアウト(同じく電源は入るのだが、内部のリレーかスイッチが死んでいる模様で音が出ない)。その状態で永らく放置になっていた。
そこでボーナスも入ったことだし、とりあえずCDプレーヤーだけでもとまずAmazonでポチッと。とは言うものの、現在はまともにオーディオを扱っているメーカーはほとんどないので、一応細々と今でもオーディオを手がけているDENON辺りから選ぶことに。いきなり高価格のものも何なんで、安くて(2万円程度)評判も良さそうなDCD-755RESP を購入することにした。
今日、コンサートから帰宅すると届いていたので、早速接続して聴いてみることに。と言ってもアンプが完全ご臨終中。そこで間に合わせに、以前にテレビの音声を接続するために3000円程度で購入したデジタルアンプを介してスピーカーにつないでみた。
今は私が購入したものの後継機になっているようです。
笑ってしまったのは、この超安価なシステムでそれなりに鳴ること。驚いたのは3000円のアンプが30年もののケンウッドのスピーカーをキチンと駆動している。かつてオーディオに打ち込んでいた時の私は、このスピーカーを駆動するのに10万円以上のアンプを投入したというのに・・・。デジタルアンプ恐るべしと言うところか。まあシビアに鳴らしている状態ではないので、シビアに聴き込むと粗もあるんだろうが、そもそも私の耳自体が当時に比べるとかなり劣化しているし・・・。
とりあえずこれでBGM的に音楽を鳴らしている。やはりマーラーは良いなあ・・・。
ちなみに完全に間に合わせで配線を引き回しているので、CDプレーヤーはラックに入らずにPCの上に乗っかっており、スピーカーケーブルは部屋の真ん中を縦断している状態。オーディオを何とかしようと思うと、根本的に部屋を完全に片付ける必要があるのが私の現状。
7月2日(木) 政治家の資質
政治家の仕事とは利害の調整である。国の中でも国同士の間でも絶対に何らかの利害の対立は生じる。だから大事のなのは自分のと対立する意見でも耳を貸して落としどころを判断するということである。また自分の決断に対して責任を持つと言うことも不可欠である。
そう考えると、今の権力の座にはもっともふさわしくない連中がついているということがよく分かる。甘やかされたボンボン育ちばかりだから、「ボクチンの言うことを聞かない奴は許せない。叩きつぶす。」という幼稚な発想しかできない。国内では「ボクチンに対する反対意見を言うマスコミなんて圧力をかけてつぶしてしまえ」になるし、国外では「ボクチンの思い通りにならない国は戦争で潰してしまえ」になる。
今の自民党は何かが起こる度に権力者としての資質を持ち合わせていないということを露呈させているが、大西某に至っては自分のどこがおかしいかさえも見当がつかないらしい。こういう輩にいつまでも権力を持たせていたら、確実にこの国は滅ぶ。今のうちに何とかしないと。
7月1日(水) 正体が現れた
百田尚樹なるコピペ小説作家の事件に絡んで自民の若手が「自分たちの気に入らないマスコミは圧力をかけてつぶせ」という自民党の本音を暴露してしまって大騒ぎになっている。そもそも自民党が理想としている国家像というのは北朝鮮だし、安倍などは自分に気に入らない報道をしたらトップを呼びつけて露骨に圧力をかけるなんてことをしていたので、それを見ていた若手が浮かれてしまったのだろう。この調子だと、安保法制どころか治安維持法の復活なんてことまで言い出すのは時間の問題だろう。
騒動の張本人の一人である百田氏は「自分は一般人なのにマスコミに叩かれるのはおかしい」とか、「飲み屋の与太話と同じ」とかとにかく責任逃れに汲々。彼は「謝ると死んでしまう病気にかかっているらしい」と言われるぐらい、無責任な発言(大抵全く根拠のない誹謗中傷が多い)を繰り返ししても絶対謝罪しないことで知られている人物である。こういう人物を講師に選んでしまう自民党若手の見識って・・・。しかも自民党の勉強会は飲み屋の与太話らしい。それなら公的施設や税金は一切使わずに、どこかの居酒屋で会費制ででもやればよい。
都合が悪くなると一般人ぶるが、安倍のお友達と言うことでNHKの経営委員にねじ込まれた人物が一般人とは・・・。それならそんな人物を無理矢理にNHKに押し込んだ安倍総理には是非とも責任を取ってもらう必要がある。
6月5日(金) セーラームーンcrystal
リメイクされたセーラームーンがAnimaxで放送されていたので見てみたが、やっぱり思った通りの内容。
声優陣は当然のように一新されているが、主人公のうさぎの声優は多分に三石琴乃を意識した台詞回しをしていて、そう強烈な違和感はない。絵は非常に綺麗になっていて、ストーリーもほぼ前作を踏襲している。しかし決定的なのは、全く面白くない・・・。オシャレにしてギャグの要素が全くなくなってしまっているということもあるが、それよりも何よりも話にメリハリがなくて非常にダラダラした印象。これは多分に作り手の技量。
最初からこんな作品だったら、私があそこまではまるということは全くなかっただろう。
恐れていた「すっかり変わり果てた初恋の人に再会する」というまでの事態ではなかったが、久しぶりに再会した彼女は、かつてとは全く違う女性になってしまっていたというところ。思い出は心の中にというところか。
5月21日(木) 死にかけ
先週辺りから風邪をひいて体がボロボロ。先週は前半完全に寝込んでしまって、後半は何とか仕事に出てそのまま回復するかと思ったのだが、週末にまたぶり返してしまって今週は頭からダウン。昨日辺りから仕事には出ているが、まだまだ本調子とはほど遠い。熱は引いたようではあるのだが、のどがおかしくて時々激しい咳が止まらなくなる。これが夜中に起こるから慢性の睡眠不足。
来週辺りからまた仕事がハードモードなので、何とか今週中に完全復活を果たしたいのだが、どうもかなりたちの悪い風邪の上に明らかに私の抵抗力も落ちている。体力の低下は何とかしないと・・・。
それにしてもこのコーナー、風邪のネタが多いな。私は何回風邪引いてるんだ?
5月10日(日) Made in PRC
最近になって見かける表示だが、どういう意味だと思っていたら「PRC=People's Republic of China」、つまりは中華人民共和国という意味で、Made in Chinaと全く同じ意味らしい。ただChinaとあからさまに表記してしまうと「中国製=品質が悪い、危険」というイメージが付いてしまっているので、小手先の誤魔化しに走っているらしい。品質が悪いという評判が付いたら、それを払拭するために品質向上を図るのではなく、呼称を変えるなんていうこと手先の誤魔化しに走るところが、常にその場限りの誤魔化しばかり続けるチャイナクオリティーというか・・・。万事行動が幼児的で、こういうことを繰り返している限り、中国が国際社会で大国と認められて信頼されることなどないような気がしてならないのだが。まあ、実際にこの表記に変えてから売り上げが伸びた会社なんかもあるらしいので、小手先の誤魔化しに欺される輩も少なくないらしい。私は某差別主義者らとは違うので、品質さえ良ければMade in ChinaでもMade in KOREAでも何でも良いのだが。もっとも感情的にはMade in Japanに頑張ってもらいたい。
GWに実行した北九州方面大遠征の疲労がまだ残っており(ストレス解消の温泉慰労旅行のはずが、なぜ体力的にかなりの疲労につながっているのやら)、この週末は何をするでもなくプラプラとしているところ。休養を取って気力が沸いてきたら、旅行記のまとめや教ドキュ用のチェックなどに入ったり、10月に開催されるライブのチケットの確保作業(発売時間からヨーイドンというやつである)などを行っているところ。
明日からまた仕事だが、これがストレスが大きいんだよな・・・。何しろ難易度が半端ではなく、かかる労力と手間はとんでもないのに、なぜかやればやるほどこちらの評価が下がるという、目標管理人事システム下では極めて不毛な仕事だけに。やはり目標管理システムでは、確実に達成できる容易な仕事をいかにも困難な仕事のように言いくるめるスキルを持つ輩が最も評価されるというシステムになっている。つまりは社員の誤魔化し能力を強化するための人事システムと言うことか。そりゃこんなシステムを導入した会社が次々と駄目になって、日本の経済自体が低迷したはずだ。日本も中国のことをとやかく言えたもんじゃない。
4月26日(日) 教ドキュ再開
この度、私が再び活動をインドア系に切り替えたのに合わせ、永らく休眠状態だった教ドキュこと教養ドキュメントファンクラブの更新を再開することにした。実はこれらの番組はページ休眠中も大半はチェックを続けていたのだが、わざわざテキストを書くのが面倒臭かっただけ。アウトドア系活動が減少したことで時間に余裕が出来たことから、合間を見てボツボツとテキストを挙げていこうかと思った次第。
もっとも現在は仕事の方のプレッシャーが半端なく、今後の私の生活状況でどうなるかは未定だが・・・。
3月24日(火) 安倍が自衛隊のことを「我が軍」と言ったとか
一応自衛隊は軍隊ではないということが建前なのだが。まあ元々憲法なんて尊重する気の微塵もない人物だから、いよいよ念願の戦争が出来そうになって浮かれたんだろう。爺さんから「ぼろ儲けできる美味しいイベント」と教え込まれた戦争をするのが悲願の男だから、今頃は遠足前の小学生みたいに「戦争!戦争!楽しみな戦争!」って浮かれてるんだろう。戦争で流れる国民の血なんて屁とも思ってないだろうし。
どこかの誰かが、戦争をなくす一番の良い方法は「戦争をすると決めた人物がまず最初に最前線に行くこと」と言っていたが、確かに戦争というものは他人の血を流すだけの奴が一番好戦的で勇ましいものである。
3月22日(日) チュニジアで日本人が殺害された事件について
鴻池祥肇元防災相が「『絶対に行ったらいかんよ』と言われる所は行かんことだ。日本中が大騒ぎし、官邸の国旗が半旗になる。こんなおかしな話はない」と語ったとのこと。しかしチュニジアは「絶対行ったらいかん」ところどころか普通の観光地であり、外務省が発表している危険情報でも4段階中最も低い「十分注意」だったとか。ちなみにこの十分注意というのは外国のかなりの部分で、これを避けていたら実質的には海外には行けないとのこと。
見識のなさというか、アホの極みというか、海外では「あの安全なはずの国でこんな事件が起こるなんて」と驚いているのに、日本の政治家は被害者を悪者にするのに必死とは、この国の権力の性質が見える。それとも今の内閣は「ネトウヨ内閣」と言われるぐらいだから、お部屋の外はすべて危険地帯で、そこで事故に遭ったらすべて自己責任とでも言うんだろうか。いや、これから日本は戦争を起こして市民の死者なんていくらでも出るんだから、一人二人死んだくらいでガタガタ言うなと言いたかったのか。
ちなみにこの御仁、議員宿舎に愛人を連れ込んで問題になった人物であり、ご自身の素行の件は放っておいての発言に、ネットでは「『絶対にしたらいかんよ』と言われることはしないことだ」と皮肉られる始末。これが国会議員「先生」とはこの世も末。
2月25日(水) lenovoのPCにスパイウェア
lenovoが販売していたPCにバンドルしていたソフトに重大なセキュリティホールがあるとして大問題になっている。実際はセキュリティホールなんて穏やかなものでなく、通信の情報などを引っこ抜くスパイウェアだと言われている。それを意図的に搭載していたとなれば、lenovoのメーカーとしての良識が疑われる。
そもそも中国メーカーだけに「あの国なら何をしても不思議でない」というイメージがある。確かに昨今の中国の国際ルール無視の滅茶苦茶ぶりを見ていると、国の政策として意図的に仕込んだのではないかと疑われても仕方ない。既にアメリカなどでは危機管理の観点から官庁でのlenovoのPCの使用を禁止しているとか。もっとも私にしたら「そんなことをするぐらいなら、お宅のIBMがPC部門を売り払おうとした時に何とかしろよ」と言いたくなる。私もXP時代にlenovoのノートPCを使用していたが、IBM時代に比べてあからさまに物が安っぽくなったのを感じていた。なおWindows7の時代になって現在はノートPCは使用していない。
既に食品の分野などでは添加物の危険性の点などからチャイナフリーが言われていたりするが、その一方で中国産の食品は日本に大量に輸入されていて、外食産業などを中心に出回っている。さらにTPPで日本の農業が壊滅させられたら、日本の食卓は中国産とアメリカ産の添加物や農薬まみれの食品ばかりが並ぶことになる。これがどういう影響が出るか、日本人がモルモットにされているようなものだ。そしてとんでもない事実が判明した頃には、このような体制を推進した責任者共は、大金を手に贅沢三昧した挙げ句にもう既にこの世にはいないということなんだろう。「立つ鳥大いに跡を濁しまくる」ということになりそうだ。
2月24日(火) ネトウヨ総理
最近の安倍総理の言行について、とうとうネトウヨ総理という言葉が東京新聞に登場したとか。しかしこれは現実を反映しているとしか言いようがない。
先の国会でのヤジの件で、安倍総理はついに発言を訂正する羽目に追い込まれた。先には「日教組が補助金をもらっていて、民主党に教育会館から献金をもらっている議員がいる」とヤジの件について開き直っていた安倍総理だが、日教組が補助金をもらっているということも、教育会館が民主党に献金をしているという件も、共に2チャンネルのネトウヨが流したデマで全く根拠がないということが明らかになってしまい、さすがに国会の場では「アーウー聞こえない」というわけにもいかなくなってしまったらしい。
それでなくても以前から安倍総理は、気に入らない相手には自らデマを流して取り巻きのネトウヨを焚きつけて攻撃させたりなど、およそ総理の行為と言えないような低次元なことを平気ですると言われていたが、とうとう情報リテラシーレベルもかの片山さつきと大差ないということが明らかになったわけである。
しかも我が儘放題のボンボン育ちだったせいか、まともな謝罪の方法も知らないとのこと。根拠のないデマを流したことに謝罪を求められた総理は、さんざん言い訳を連ねた挙げ句に「遺憾」の一言だけだったとか。しかし遺憾というのは他人がしたことに対して自分は賛成できないという意味に使う言葉である。だから先の大戦での日本の侵略行為について問われたら、自分自身がその時に戦争を指揮したわけでもないので「遺憾である」だし、閣僚の不祥事を問われたら「遺憾である」である。そしてその閣僚の任免責任を問われたら「私の不明をお詫びいたします」になる。それが自分がした行為に対して「遺憾」という言葉を使ったら、自分の行為が批判されることに対して「遺憾」ということで、謝罪どころか全く反省せずに開き直っていることになる。
それにしても今まで「知性の欠如」についてはいろいろ言われていたが、ここに来て人格面の問題も露呈してきている。そもそもネトウヨと言われる連中の言動は大半が自己愛性人格障害などの人格障害の存在が指摘されている。このまま安倍総理を放置していたら、その内に国会で論戦中に相手の議員を在日認定でもしかねない。ただちに安倍総理には国会などという現実の厳しい現場から引退して、心地よいネットの世界に引き籠もることをお勧めする。ストレスの少ない安らかな老後を送られることが可能になるだろう。
2月22日(日) デスクトップガジェットの天候が表示されない
今朝からWindows7のデスクトップガジェットが「サービスに接続出来ません」のメッセージが出て使用不能になるというトラブルが発生していた。
ネットで調べてキャッシュをクリアするなどしてみたが駄目。プロバイダの問題か?とも思ったが、調べていると「\C\ユーザー\ユーザー名(これはコンピュータによって異なる)\AppData\Local\Microsoft\Windows Live\Services\Cache\の config.xml」の更新日時を新しくすれば良いとの情報があったので、これを試してみる。
とりあえず今ある config.xmlを config.xml2に名前を変えて無効化、その上でこのファイルを秀丸で起動して config.xmlに名前を変えて保存。これで更新日時が新しくなる。この状態でデスクトップガジェットを削除してからもう一度加えると、住所などの設定は初期化されているが、確かにデータが出るように。
何のことやらサッパリ分からんが、どうもマイクロソフトのソフトは謎が多すぎる。
2月22日(日) ケンタのサンド
今日の昼食は久しぶりにケンタから買ってくることになった。それで買ったのが、2/24までの限定メニューというビストロ風ハンバーグサンド。
要はケンタが作ったバーガーだが、ケンタは以前からこの手はバーガーとは呼ばずにサンドと呼んでいる。今までケンタは大抵はチキンから離れなかったのだが、今回はハンバーグと言うことなので、これは真っ向からモスにケンカを売ったのか(多分マクドはアウトオブ眼中)という意欲的なメニューである。
食べてみたところ柔らかくてジューシーなハンバーグがなかなかに美味。それとケンタがあえてバーガーと呼ばないのにも意味がありそう。いわゆるバーガー屋のバーガーは実際はハンバーグでなくてパテであり、牛肉オンリーでパサパサのものを使用するのが標準だが、ケンタのものは牛肉70%+豚肉30%の合い挽きミンチで、これはふっくらとさせるための配合。つまりはハンバーガーでなくて、あくまでハンバーグを挟んだサンドですと言うことだろう。
もっとも490円と言うことなのでかなり割高。ハンバーガー屋のパテに比べて調理も手間がかかりそうだし、いきなりレギュラー化とするには冒険すぎと考えたか。しかしそもそもケンタは単価が高い店だし、チキンばかりで単調になる中を気分を変えるには面白い試み。ファーストフード業界自体が行き詰まり感が出てきているから、各社いろいろと考えているのだろう。
その一方で、以前からいろいろと言われていた安全性に対する不安の問題が一気に表面化したマクドは、現在も順調に業績は右肩下がりを続けているとか。安全性を放棄しての安値路線を突き進むのか、高級路線に転じるかの戦略も定まらないまま迷走飛行を繰り広げているようである。ここも根本的な手を打たないと、早晩市場から消え去る可能性も出てきている。
2月20日(金) 幼稚な行為
安倍総理が国会審議中にヤジを飛ばしたとかで話題になっている。その他大勢議員の一人ならともかく、総理がヤジを飛ばすなど聞いたことがない。彼は以前から行動が幼稚と言われてはいたが、選挙の圧勝で気が緩んでいるのか最近はそれを隠そうともしない。
以前から安倍総理の国会審議での態度の悪さはいろいろ言われていた。まともに質問を聞いていないとか、質問に対して関係のないことを喚いて話を逸らすなど、とにかく議論にならないというのだ。しかも「ボクチンに刃向かう者は許さない」とばかりに、反対意見などには感情的に反発し、挙げ句の果てがフェイスブックで彼の追従者のネトウヨ連中を煽って攻撃をそそのかすなど、およそ総理の行為とは考えがたいことを平気でしてしまう。
今回の件でも追従者連中の「安倍ちゃんグッジョブ」の声の中で一人満足しているらしい。確かに「都合の悪いことを言われたらアーウー聞こえないで完全に無視する」「相手に言われたことと関係ないことをひたすら一方的に喚く」「相手を一方的に敵と決めつけて攻撃のためならデマを流すことも辞さない」「一方的な勝利宣言」なんて言うのは典型的な2チャンネルでのネトウヨ発言のパターンである。これをリアルもリアルの国会の中でやってしまうから、違和感どころか精神の健全さを疑われる羽目になる。
恐ろしいのは、この幼稚な人物が幼稚な思考の元に日本を取り返しの付かない方向に無理矢理に持って行こうとしていることである。政界の正常化が早急に必要である。
2月15日(日) 芸術活動再開
完全にインドア派だった私が、全国美術館巡りをきっかけにアウトドア派に転じて数年。ただ昨今はさすがに「行き過ぎでネタが尽きてきた」感が強い。もう既に全国の主立った美術館は訪問しているし、全国各地の主要都市も回っていて、最近ではテレビで地方巡りの番組を見ても「ああ、あそこ」ということが多すぎるような状態。
またアウトドア派に転じてからは活動的になった気はするが、やや性格的に落ち着きがなくなってきたようにも思われる。今更部屋に引き籠もる気もしないが、もう少し落ち着いた活動にも力を入れた方が良いように感じてきた今日この頃である。
そうやって考えていたら、最近は美術の方はかなり力を入れて鑑賞していたが、ここ数年音楽はまともに聴いていなかったことに気がついた。ライブなんて行ったのは、一体何年前だろう。思えば私は学生時代の趣味は音楽の方が中心で、少ない小遣いの中から予算を立ててコンサートなんかにも行っていた。今までで一番高かったコンサートが高校生の時に行ったアバド指揮のロンドン交響楽団の演奏会で、1万円以上した記憶がある。
あの時代は1万円のチケットなんて、まさに清水の舞台から飛び降りる決意だったが(年間予算のほぼ半分に匹敵する)、社会人となった今では出せない額ではない。そう思えば今になってライブに全く行っていないのは勿体ない気がしてきた。
そういうわけでここ数ヶ月のコンサートで来日オケのコンサートを2つ、国内オケのものをいくつかチケットを調達した。昔みたいに窓口に行かなくてもネットで購入できるので便利である。今年は美術だけでなく、音楽の方にも少し力を入れていくか・・・。
そう言えばもう完全に死んでしまっているオーディオシステムをどうしよう。今はどこもまともなオーディオなんて扱っているところがないし。クラシックもオーディオも知らない間に世間的にはほとんど死んだ趣味になってしまっているのが悲しいところ。確かにMP3のお粗末な音で満足している輩が多い時代にオーディオなんてほとんど成立しないだろう。それにいくらシステムを良くしても、聞くのがあゆとかAKBとかなら意味ないし。おかげで今や電気店のオーディオコーナーではかつてはローエンドだったミニコンポが偉そうにハイエンド面して鎮座している始末。なんかどんどん本物が消滅する時代になってきた。クラシック音楽もオーディオも私より若い世代のファンを見たことがない。私の世代でこれらも終わりだろうか。
2月11日(水) 牡蠣肉ドーピング
先週末は広島を訪問、これの詳細については近日中に遠征記をアップするとして、今回の遠征では牡蠣食いまくりツアーの要素が強くなった。ここ数年は毎年冬期には広島を訪れて牡蠣を食いまくるのが習慣になっていたが、今年は諸々の関係でそれが今までずれ込んだ次第。
広島で牡蠣を食ってきただけでなく、帰りにも牡蠣を買って帰って家でも焼き牡蠣を頂いた。牡蠣鍋専用フライパン(早い話がテフロン加工が完全にはげてしまった古いフライパンのこと)を使用して、牡蠣を並べると蓋をしてガンガンに加熱して蒸し焼き。いろいろ試した結果、家庭ではこれが一番手軽で確実という結論に至った焼き方である。
以前から私は、とにかく下手なサプリなんかよりも牡蠣の方がよっぽど効果があるということを実感していたが、今回もやはり、翌朝の目覚めが違う、体から漲るパワーが違うとその効果を再確認。やっぱ健康を保つには人工物よりも天然物の方が良いらしい。
2月5日(木) アギーレ解任
サッカーの日本代表の監督だったアギーレが解任されることになった。理由は八百長疑惑に関しての告発が受理されたことによるという。つまりは八百長疑惑に関して限りなくクロに近くなったことと、これから事情聴取だ裁判だとなったら監督業どころではないということのようだ。また先のアジアカップでの成績が今ひとつだったこともこの決断を後押ししているかも知れない。
それにしても日本代表チームはしょっちゅう監督を変えているというイメージがある。おかげでその度に戦略やらチーム構想が変わるので、日本チームはこういうチームというカラーが全くない。臨機応変とか柔軟性なんて言ったら聞こえが良いかも知れないが、チームカラーというのは「このパターンになれば圧倒的に有利」という意味もあるから、日本チームには特別な強みがないという意味にもなる。
サッカー界というのはとかく利権絡みの政治的ゴタゴタが多く、これは国内、国外を問わない。例えばFIFAなんて伏魔殿そのものだ。国内でも諸々の思惑が交錯しているだろう。とにかくそこには「スポーツ」とは言いがたいレベルのものばかりである。
本来ならもっと長期的ビジョンに立ったチームの育成をするべき必要があろう。しかし選手には無関係の組織その他諸々がそういう状況にはないようだ。どうにかならないものか。
2月3日(火) 平和ボケ
とうとう後藤さんがイスラム国の手にかかって犠牲となってしまった。政府は「全力を尽くして救援のための手を打っている」と言っていたが、実は全く何もせずに最初から見殺しにするつもりだったことが明らかになった。それどころか、安倍総理はこれを機に中東に介入する口実にしようと意欲満々である。今回の件に関する会見でも「これで念願の戦争が出来る」との高揚感が露骨に現れていた。
しかし実際には日本が自衛隊を送ろうが送るまいが既に戦争が始まっているのも同じである。イスラム国が国際的にテロリストと取られているから戦争とは表現されないだけで、安倍総理の今までの発言は実質的にイスラム国に対して宣戦布告しているのと同じである。それに対するイスラム国側からの回答が「日本は攻撃対象だ」であった。
今頃安倍総理は「戦争!戦争!」と浮かれていそうだが、彼の戦争観というものが平和ボケしたネトウヨ並みの現実離れした楽天的なものであることが致命的だ。恐らく彼は祖父などから「戦争になったら国民にいくらか犠牲は出るかも知れないが、自分たちは確実に安全な場所にいて大儲けできる」と薫陶を受けたのだろうと思われる。今回の件でも「在外邦人の中に誘拐されて殺されるよう者が出るかも知れないが、そのぐらいはどうでも良い」程度に考えているんだろう。例えば東京の真ん中でイスラム国によるテロが実行される可能性などというものは考慮していないし、万一そんなことがあっても自分だけはSPに守られて完全に安全だと確信しているのだろう。
イスラム国への対応としては、日本にはテロに屈するわけではない第三者的な調停者になれる可能性もあった。しかし安倍総理は自ら進んでその選択肢を放棄し、自らが望む戦争の方向へと舵を切っている。権力者の愚かな暴走でこの国は滅ぼされかねない。
2月1日(日)夜12時 eoで大規模トラブル
夜の11時頃にiPadのネット接続が突然にダウン。ここのところトラブル続きだったので「おいおい、またか?しかしこれでまたトラブルだったら、もう打つ手ないぞ・・・」とぼやきつつ調べたら、iPadだけでなくて我が家の全機器がネット接続出来なくなっている。
ルータとモデムを再起動かけたが事態は全く改善せず。もしやと思ってiPhoneでネットに接続して調べたら、どうやらeoで大規模障害が出ている模様。どうやらDOS攻撃でDNSサーバがダウンした模様。
1時間半ほどで復帰した模様だが、このまま事態が完全収束するかどうかは私には分からない。それにしても人に迷惑をかけるという非生産的行為のために労力を割けるような馬鹿も世の中にはいるんだな・・・。イスラム国が云々なんて言うが、結局は世の中には根っからのテロリストと言うべき人間もいるということだな。
2月1日(日) 無線LAN修正続き
昨晩、とりあえずplanexの無線ルータをアクセスポイントにして無線接続を復旧させたが、翌日にさらに状況を確認したら、一部の機器が接続不良になるトラブルが発生していた。
調査していると接続できていない機器はIPアドレスが他と違うグループに割り振られている模様。そこでMZK-MF300N3とPCを直結して内部の設定を触ってみることにした。
最初は詳細設定の項目でルータとアクセスポイントの切り替えを自動からアクセスポイントのみに切り替えてみたが、どうもそれでも状況が改善しない。そこで詳細設定のLAN設定のところを見たら、DHCPサーバの設定があったからここをOFFにする。
とりあえずはこれで問題は解決したように思われるが、まだ様子を見ないと何とも言えない。
それにしてもLANの設定はややこしい。これは最初から無線LANに対応したルータを入れた方が楽だったか。
1月31日(土) 無線LAN修正
先日ルータを交換してPCはインターネット接続が切断されることが全くなくなったが、iPadなどの無線系は未だにネット接続が不安定な状態が続いていた。それが昨日はついに数分おきにネット接続が切れてアプリのダウンロードもままならない状況まで悪化、これは無線のアクセスポイントに使用しているAUのキューブがトラブルを起こしているのだと判断せざるを得なくなった。
先日有線ルータを購入したところで改めて無線ルータを購入する気も起こらないので、とりあえず遠征時のホテル接続用のために購入して手元にあったplanexのMZK-MF300N3をキューブの代わりにLANに接続、我が家は木造2階建てであるが、これで目下のところは安定して問題なくネット接続が出来ている。
遠征時用のコンパクトアクセスポイントとしては同じくplanexのコンセント直結型の小型ルータMZK-DP150Nを購入することにした。ホテルの室内で利用するのならこれで十分だろう。
1月29日(木) スカイマーク破綻
とうとう来るべき時が来たかという印象。資金繰りを考えるとエアバスとの問題が円満解決でもしない限りは破綻は不可避だったのだが、それがどうもこじれていたようである。ワンマン社長の暴走が会社を破綻にまで追い込んでしまった。
ただ直接の破綻原因はエアバスとの違約金問題があるが、それよりもボディブローのように効いたのは乗客減のようだ。経営危機が報じられたことが明らかに乗客を遠ざける結果につながったように思われる。確かに命を預ける身としては、経営危機が囁かれる会社の飛行機に乗りたいとは思わない。しかも収益改善のために運賃値上げをしたのが逆効果になった。そもそもスカイマークは価格メリットがなければ特徴のない会社である。
今後どのような道筋で再生を目指すかは分からないが、スカイマークが退場してしまうのは消費者にとっては決してメリットがある話とは思えない。スカイマークが登場したことによってJALとANAによる寡占体制が崩れ、両社が割引運賃を始めるきっかけとなった。スカイマークが市場から撤退することになれば、また両社が寡占状態に胡座をかいて一気に運賃を引き上げる可能性は高い。
なおJALが破綻した際には国から多額の資金が投入された。それはJALが大量の天下り官僚を受け入れているため、官僚の利権死守が目的であったことは有名な話である。それに対してスカイマークは天下りを一切受け入れていないという。だからこそ運輸省などの対応が極めて冷淡であるようだ。もしかすると大量の天下り役人を受け入れることを条件に、国からの資金投入などというシナリオもあり得る。その辺りに注意が必要だ。
1月27日(火) 熱くなる話
今日は仕事で外出。私は電車で移動する時はいつもNexusで録画した番組のMP4ファイルを見ることにしている。大体「ガッテン」とか「ヒストリア」、「美の巨人たち」が多いが、最近ではもっぱら「夢の扉」を見ている。
こういう何らかの社会に貢献するための夢を叶えるためにがんばっている人たちの物語を見ていると、自分も理系を目指した頃の初心を思い出して熱い思いが湧き上がってくるのを感じる。気がつけば日常の雑務に追われてそういったものを見失っていたようである。
やはりたまにはこういう前向きのエネルギーを受け取らないと精神的に良くない。特にネットなどで、完全に努力を放棄して他人の足を引っ張ることばかりに精を出しているような輩のマイナスエネルギーばかり見かけるようなここ最近では。
それにしてもやはりテレビ番組は何か学ぶところがある番組でないと面白くない。デジタル多チャンネル時代到来などと言うが、果たして見る価値のある番組が今日いくらあるか。不快すぎて暇つぶしにさえならない番組ばかりが増えた。
1月25日(日) OMCカード解約
私が初めてクレジットカードを保有して以来ずっと使ってきたカードだが、この度ついに解約した。
そももそは年会費が無料だからということで契約したのに、それが一方的通知だけで勝手に有料に変更され、さらにこれまた一方的通知だけによる規約の改悪の連続で、今ではポイント還元率も0.5%以下というどうしようもない低レベルの上に、商品券などに交換しようとするとさらに手数料が取られるという全く何のメリットもないカードに成り果てていた。規約改悪のたびにその企業良心のかけらも見せない対応に解約を常に考えつつも、今まで諸々の支払いの切り替えの面倒さからそのままにしていたのだが、この度リクルートカードを新たに契約したことから、そちらに支払いを切り替えてOMCカードは切り捨てることにした。
解約の手続きはわざわざ電話をかける必要があり、それが受付時間が限られている。その辺りに一種のハードルを課したいという意図が見え見え。しかも今朝早く電話をかけたら「混雑しているのでかけ直してくれ」。電話を取りたくないという意志が見え見え。それでも待って電話をつなぐ。
解約手続きはオペレーターを通して。解約したいと申し出ると、一瞬「えっ」という感じの間があったが後は粛々と手続きが進む。本人確認をして、カード番号を確認して、これで解約手続きは終わるのでカードははさみを入れて2つに切っておいてくれとのこと。私は早速カードをシュレッダーに放り込んだ。以前はカードを送り返すとかややこしい手続きがあったと聞くが、多分最近のOMCは解約が相次いでそんな手間をかけていられないし、カードを送り返す郵便料金も惜しいのだろう。
規約の改悪だけでなく、イオンがダイエーブランドをいずれ消滅させるということを宣言したことでOMCカードは完全に何のメリットもなくなっている。いずれはダイエー独自の特典もイオンに吸収されでAEONカードに統合されるだろう。そうなったら有料のOMCカードは消え去るのみ。
新たに契約したリクルートカードは目下のところは1.2%ポイント還元で毎月ポイントがザクザクと還元されて、私の宿泊費に転嫁されている。有料カードの方も考えたが、いつまた一方的な規約改悪があるか分からないし、またじゃらんをいつまでも使い続けるかも不明。今の私の使い方だと明らかに有料カードの方が有利だが、いつまでこのライフスタイルが続くかも分からない。そうして考えると、いざという時に荷物になりにくい無料カードの方に入会した。状況が変わればいつでも休眠カードになる可能性があるということだ。
今日は午前中にこのカード解約の手続きを済ませると、またリハビリ登山に出向くことになったのだが、それは遠征記の方で。
1月24日(土) 西の浄土が見えてきた
最近の血液検査でHbA1値が著しく悪化していることが判明。確かに最近はどうも食事制限が緩んでいたし、しかも昨年末にかけて体調を崩してほとんど運動をしていなかったと言うことで、悪化の原因については思い当たるところ多々ありである。それにしてもここまで極端に悪化するとは・・・。
入りかけていた棺桶から飛び出し、スタンバっていた坊主に跳び蹴りをかまして追い返したつもりだったが、気がつけば再び棺桶に両足を突っ込み、帰りかけていた坊主がまた戻ってきたようである。これは西の方からお迎えが来る前に、再び棺桶から飛び出す必要がある。
と言うわけで、食事制限と運動を再開である。とりあえずここで生活を立て直し、次の検査で数値が改善するかどうかが勝負。これで改善しないようなら、いよいよ西の方から後光を背負ったありがたいお方が迎えに来そうである。それとも金棒を持った怖いお方か・・・。どっちにしてもまだそちらに行くのは早すぎる気がするので、精一杯の抵抗をしないと。
1月23日(金) 誘拐事件
日本人2人がイスラム国に誘拐されて人質にされているとか。無関係な日本人を巻き込むなと言いたいところだが、残念ながら既に日本は無関係ではなくなってしまっているのが現状である。
イスラム教国でもキリスト教国でもない大国である日本には、イスラム圏などからは「キリスト教的な考えから離れた本当に中立な立場での仲介」を期待する声はあったという。しかし日本が集団的自衛権などを口実にアメリカのお先棒を担いで中東に介入するようなことになれば(間違いなく安倍総理はそうすることを目論んでいる)、日本はアメリカの手先として当然のように彼らのテロの対象にされるということである。
そうなって国民に犠牲が出ることになっても、安倍総理は厳重な護衛に守られた安全な場所から「テロに屈するな」と口先だけは勇ましいことを言ってくれるだろう。他人に血を流させて自らだけが儲かる者は、とにかく口先だけは常に勇ましいものである。先の大戦でもそういう連中が地下司令部で息巻いて多くの国民を無駄死にさせた。
1月22日(木) ルータ交換
ここのところインターネット接続が不安定な状態が続いていた。唐突に接続が切れてしまうというような状態が多発。うちはeo光で、モデムからルータを介してLANのハブにつないでいる。インターネットの接続が切れた時でもLANは普通につながっているので、まずハブは大丈夫だろうと判断し、もう老朽化もしているルータが怪しいとなった次第。
導入したのは有線のギガルータ。BuffaloのBHR-4GRV2 。今は有線ルータなら\5000もせずにあるということに驚き。接続はPCからつないで設定画面でeoから送られてきているユーザーIDとパスワードを入力するだけ。大昔にLANを構築した頃に比べると隔世の感がある。今までのルータがかなり古かっただけに、心なしかネット接続が早くなったような気はする。
今はとりあえずルータを交換して、ネット接続が途切れるという症状が治まるかどうかを様子見しているところ。これで問題解決してくれれば良いのだが。
1月20日(火) 開発の失敗
今日は仕事の関係で神戸ポートアイランドに行ったのだが、毎度のことながらポートアイランドの寂れっぷりは半端でない。かつては先進海上都市などともてはやされたが、今や飲食店や商店の撤退も相次いで昼食を摂る店にも事欠く状態。オフィスが中心の地域なんかは空き地の間にビルがポツンポツンと建っている状態だから、日没後なんて表を歩くのが怖いぐらい。
特にどうしようもないのが南に拡張埋め立てした部分。市民病院周辺はまだ建物があるが、京コンピュータ前駅なんて空き地の中に駅だけがポツンとあるような状態。
ましてやそのさらに先にある空港島の惨状は言わずもがな。利権のために市民の反対を無視して空港建設に邁進した市当局は「神戸空港の運営は黒字だ」と主張するが、それは建設費を除外しての話で、建設費は土地を売って埋めると言っていたのだからその分がまるまる借金としてのしかかっている。
これから日本は人口減少局面に入るにも関わらず、未だに権力中枢などは土建資本が強いので開発優先主義。これから先はこの手の「何のために開発したか分からない」という例が増えるに違いない。
ただ使い道のない開発地が出来るだけならまだマシだが、その挙げ句が貴重や森林や河川をつぶした結果であれば救いがない。
1月18日(日) 車の供
今日は長水城にリハビリ登山に行ったのだが、体力が落ちていて散々だった。まあそちらのほうは遠征記にゆずるとして、最近になって車に新しいアイテムを導入した。
私は車を運転する時、よくBGM代わりにNexus7に転送したmp4動画(「夢の扉」とか「ヒストリア」など)を流しているのだが、そのままだと音声が小さくて困っていた。最初はBluetoothスピーカーをつないだりしていたんだが、ボリューム調整とか操作が結構難儀で鬱陶しかった。カーステにつなげれば話が早いんだが、うちのカーステは安物なのでUSB端子がない。
そこで今回導入したのが、Bluetoothでオーディオ出力にアウトプットするエレコムのアダプタ。これをカーステの背後から引っ張り出したオーディオ端子に接続。ペアリングしてあるので、車内にNexus7を持ち込んだら直ちにカーステから音声出力可能。
おかげでボリューム操作その他、かなり便利になった。いろいろと応用の利きそうな機器である。
1月16日(金) 犯罪自慢
昨年、冷凍ケースに入った馬鹿などが相次いだが、今度はYouTubeに万引きの映像を流す馬鹿が出たとか。しかも彼は「少年だから捕まっても少年院で1、2年過ごせば良いだけだから楽勝」とか「絶対反省はしない」などと言って、警察を挑発しつつ逃げ回っているとか。
どうもネット時代になって異常な自己顕示欲を暴走させる輩が増えてきた。自分は他人と違うとアピールしたくても、何の才能もない上に努力も出来ないような者は、他人がやらないことと言えば犯罪ぐらいしかすることがなくなるようだ。どうにも歪みまくった自己承認欲求である。
しかし世の中は大部分の有名でも何でもない普通の人からなっていて、その普通の人が普通の幸福で生きているのである。そしてその凡百に見える生活こそが実はオンリーワンだったりする。
いくら犯罪などで一時的に目立ってみても、それこそが凡百の「愚かな犯罪者」の仲間入りするだけである。彼にはやり直しの効くうちにさっさと人生をやり直しもらいたい。
1月14日(水) フランスで大規模デモ
フランスの新聞社に対するイスラム原理主義者によるテロに対して、「民主主義を守れ」とフランスで空前の規模のデモが発生しているとか。イスラム原理主義者は自分たちの言い分を通すのに暴力を駆使するようだが、フランス人も民主主義を獲得するために血を流した歴史がある。簡単に暴力ごときに屈してなるものかとの意識が非常に強いのだろう。
民主主義の基本はあらゆるものの批判にタブーを設けないことにある。特に政治権力はあらゆる勢力の利害を調整する必要があるのだから、すべての批判を受け入れることが求められている。それに対して宗教の基本は教祖や教義に対しての一切の批判を認めないことである。これを認めてしまうと宗教そのものが混乱してしまうからである。そもそもこの両者は互いに相矛盾する関係にある。宗教権力が世俗権力を獲得してしまうと、一切の批判を認めない非寛容で強権的な圧政を行うことになってしまう。だから近代においては政教分離の原則が導入されたということがある。
この両者の矛盾を解決するには、個人的には宗教と道徳の分離、そして宗教の放棄しかないと考えているのだが、残念ながら人類がその段階まで進化するのは私の存命中には到底不可能であろう。結局は政教分離の原則の徹底辺りが現実的な解となる。
かように政治権力とは自身に対する批判を受け入れると言うことが近代国家では重要とされている。しかし権力者の精神及び政治制度が未熟な国家では一切の批判を受け入れない独裁者が好き勝手をして国民を虐げることになってしまう。その代表例が隣の将軍様の国である。
もっとも日本でも、表からは権力を駆使して露骨に圧力をかけ、さらに裏では馬鹿をそそのかしてテロ行為を煽ることによって完全に自分対する批判を封じようとしている権力者が登場しており、民主主義国家という建前がかなり怪しくなってきている。
民主主義を守るということは、非常に大変であり努力が必要なのだ。奴隷の安住を良しと考える者には民主主義は使いこなせないのである。
1月8日(木) iphone5交換
どうも数日前から私のiphone5のボタンが押しにくくなっていたので、そろそろボタンがへたってきたかと思っていたのだが、よくよく見ているとボタンを押すたびに液晶に黒い筋が現れる。これは?と思って調べてみると、iphone5の液晶パネルの左側が本体から浮いて隙間が空いている。
とうとう寿命か? ちょうど2年を少し過ぎた頃だからappleの保証は切れている。これはソニータイマー並みの精度の高さだなと呆れていたのだが、ふと思いついてネットで「iphone5 液晶が浮いた」と検索したら同様の事例が出るわ出るわ。
つまりはiphone5の電池が問題で、使用しているうちに電池が膨れてきて液晶パネルを押し上げてしまう事例があるらしい。一部のロットについてはappleが電池に不良があったとのことで無償交換に応じているらしいが、実際にはそのロット以外でも同様の事例が多発しているとか。私のiphone5も調べてみたらそのロットには入っていない。
そうこうしているうちに、さらに液晶の浮きが激しくなってきたようであるから、これはこのまま放っておくと発火でもしかねないと思って、慌てて近くのappleサポートを調べて連絡。仕事後にiphone5を持って行ったのだが、落下及び水没などもないということで結果は無償で本体交換ということになった。聞いたところでは、購入後3年以内のこのトラブルのケースについては無償交換対応しているとか。つまりはappleも明らかにこの事例を把握しているということで、実質はリコールものだと思うのだが、どうもあまり広くアナウンスされていないように思われる。
これは下手をしたらスマホの買い換えかと焦ったが、無事に問題解決してヤレヤレである。なお交換してもらったiphone5を自宅でiTuneのバックアップデータで復元しようとしたら、iphone5に入っているiOSが古すぎるからバックアップデータからの復元は出来ないと言われて焦る局面もあったが、とりあえず本体のiOSをバージョンアップしてから復元して何とか回復。ただそれでもメールアカウントのパスワードやWi-Fiのパスワードやら再設定の必要のあるものはいくつかあった。
とりあえずやれやれである。これでiphone5を後2年は使えそうである。とにかくiphone6なんてサイズが大きくなっただけで何の魅力も感じないので、買い換えの必要がなくなって助かった。ちなみに私はiphone6とiphone6 plusのことをiphone5Lとiphone5LLと呼んでいる。
1月7日(水) ナッツリターン事件
大韓航空で趙顕娥副社長が客室乗務員のナッツの出し方に腹を立てて飛行機を引き返させた事件は、別名「ナッツリターン事件」などとも呼ばれ大問題になり、韓国国内でも「ナッツ姫」こと趙顕娥に批判が集中しているとか。この事件では大韓航空の隠蔽体質その他諸々が噴出して大騒ぎだが、とうとう趙顕娥が航空保安法違反罪で刑事起訴される事態になったようだ。
趙顕娥は財閥三代目でコネ社会の韓国で若くして副社長に就任したらしい。ただ昔から「初代が作った会社を三代目がつぶす」とよく言われるが、韓国でもこの財閥三代目がよく問題になるらしい。要は王子様・お姫様扱いなので、我が儘で癇癪などを起こして他人に当たるなど人間的な未熟さが目立つのだという。確かに周りにちやほやされ続けた人間はそういう点でのこらえ性がなくなるものである。また初代は苦労して会社を興したかもしれないが、三代目はそれを引き継いだだけでこれという実績がない。「本当に偉いわけではない」奴ほど、威張り散らすことで自分を偉く見せようとするものである。父親である社長が「私の教育が間違っていた」と記者会見したそうだが、残念ながらもう手遅れである。
典型的な世襲の問題点とも言える。そう言えば日本でも、自分に批判的なニュースを流したと癇癪を起こしてマスコミトップを呼びつけて怒鳴り散らす三代目総理がいるそうな。
1月6日(火) 重伝建
私の遠征は重伝建の見学も大きな目的の一つとなりつつあるが、久しぶりに調べ直したら、去年の後半にまた3カ所追加されたらしい。
1カ所は宮城県の村田町。仙台空港のある名取の西側の町で、東北自動車道の村田ICからすぐ。ここは昔から街道の要衝だったらしく、江戸時代に紅花、明治には繭の集散地として栄え、土蔵造りの独特な商家が立ち並ぶ町並みだとか。
2カ所目は静岡県焼津市の花沢地区。山間部の集落で、茶畑やミカン畑の集落だそうな。季節労働者の宿泊のための施設なども有し、長屋門のような形状となった建物などがあるとか。
3カ所目は長野県千曲市の稲荷山地区。かつてこの地にあった稲荷山城の城下町として形成され、稲荷山城の廃城後は北国西往還の宿場町として発展したという。土蔵などの建物がよく残っているとか。
未訪問の重伝建としては、目下のところこれ以外に沖縄の渡名喜村、竹富町、さらに長崎県的山大島の神浦、それにいつでも行けると考えているうちに未訪問になってしまっている神戸北野町というところ。
このうちの神戸北野町は本当にいつでも行けるとして、神浦は昨年台風で計画中止になっているので今年中にリターンマッチの予定。稲荷山については今週末の長野遠征で可能であれば立ち寄り(天候次第)、花沢地区はGWに計画している東海方面遠征で訪問というところか。村田町が難しいところだが、仙台地下鉄東西線が開通した頃に仙台を訪問してそのついで辺りか。そして沖縄の離島に関しては全く予定はなし。
重伝建は毎年複数追加されるので終わりがないという印象。去年の所子と津山城東は比較的近かったが、秋田の横手は遠くて困った。今回も村田町は遠くて困りそう。それに沖縄の離島はさすがに永遠の課題になりそう。
1月5日(月) ブルーマンデー
年末にぶっ倒れてからの新年初出社なので、全くエンジンがかからない。それどころか、この休み中に生活時間帯が夜型にシフトしてしまったので(風邪ひいて一日中寝ていたせいで自然にそうなってしまった)、時差ボケで仕事中でも眠くて仕方ない。ハッキリ言って完全に給料泥棒状態。明日からはエンジンかけてかないと・・・。
今年は年末年始休み明けが5日間フルだから、それだけでもかなりしんどい。正直なところ、長期休暇明けのリハビリ出勤は3日間ぐらいがちょうどという感じ。週末まで息切れせずに持つだろうか。
それにしても一週間ちょっと仕事を休んだだけでこれなんだから、何年もニートをやっているような奴はまず仕事に出ること自体が出来ないというのは何ともなく分かる。仕事もせずに一晩中2チャンネルに張り付いているような奴は、すぐに人間として役に立たなくなるということだろう。今のネットは完全に廃人養成器になっている。自分自身でネット通信費を払える甲斐性のある奴以外にはネットを禁止した方が良いかも。
1月4日(日) 大河ドラマ
新しい大河ドラマが始まったが、やはり予想通り「ヒロインいらね」。普通に吉田松陰を主人公にすりゃ良いじゃんというところ。ヒロインは何を出来るという立場でもなく単なる傍観者だし、しかも松陰が江戸に行ってしまったらその状況は分からないわけだから語り手にさえなれない。何のためにわざわざヒロインを設定したんだかという印象。無理矢理に女性主人公にしようとした気配が濃厚。そんなに女性を主人公にしたいなら、日野富子でも主人公にすれば良いのに。悪女とも言われている彼女の、そうでない面を描いていけば十分に見応えのあるドラマになるのではと思うのだが。
歴史上のエピソードと言えるものが全くない人物だけに、多分ほとんど創作にするんだろうが、そうなれば「江」並みのファンタジー大河になる可能性が高い。今回を見ていても、無理矢理にヒロインをドラマの中に同席させた印象。何やら先行きが怪しいと感じた第一話である。
なお私は元々幕末には興味が薄いので、よほどドラマの出来が良くなければ多分第2話ぐらいで落ちそう。
1月3日(土) 堕落というか、何というか・・・
HPのワークステーションを買った方がコスト的にも信頼度的にも上と言うことでPC自作をしなくなって久しいが、最近はHDDなども裸族よりも外付けUSBとかを買うようになってしまった。何しろバルクHDDでも2Tだと1万円近くするが、今では外付けUSBのHDDが4Tで2万円以下、3Tだと1万円ちょっとであるんだから・・・。信頼性や扱いの手軽さを考えると、裸族の意味がなくなりつつある今日この頃。
そろそろディスクの容量が一杯になっていたので、私も4Tの外付けを追加した。USB3.0に対応しているので、転送速度が速いことには驚いた。HPのワークステーションに付いていたUSB3.0端子をこれで初めて使った。技術の進歩ってすごいな・・・。浦島太郎状態。しかしおかげで今ではもう既に死んだも同じ規格のアイテムが部屋にゴロゴロ。今回も掃除の時にフロッピーディスクとかスマートメディアなんかも出てきた。それに2Gのタイプ2のフラッシュメモリとか。何かこの世界は成仏できないアイテムの亡霊が渦巻いてるんじゃないかという気もする。その亡霊が日本の家電業界に祟ってたりして。
4T 3T
裸族の間に4TのHDDが
1月2日(金) 初夢
私は大抵意味不明な夢しか見ないのだが、今年の初夢は奇々怪々というか、これまた意味不明だった。
最初は航空写真のようなものを見下ろしながら、このビルが銀行で、このビルは病院でなどと説明している夢だった。その中の建物の一つは明らかに国会議事堂なんだが、なぜか私はそれを「小泉病院」と呼んでいた。今の国会議員は頭の病気のような連中しかいないと思ってるんだろうか?
次のシーンはどこか高層ビルの屋上。階段やエレベータがないので足場伝いで降りようとしている。隣のビルは百貨店とかでしかも「元々はそう高級なデパートではないのだが、最近になって高級路線に転身して巨大ビルを建てた」とか。足場伝いでそのビルに移ると、その隣は建築中の病院とかで、そこの作業用エレベータで無事に地上へという内容。
さらに舞台が転じると、次は学会のような場で議論をしているのだが、その内容が「ネズミが愛玩動物になり得るなら、ゴキブリも愛玩動物にすることが出来るか」というもの。そこで「ゴキブリとネズミではポテンシャル的にはほぼ等価だが、ゴキブリの場合は衛生面がネックになる」とかの議論をしている。
毎度のことながら今年の初夢も意味不明だった。一体、私の頭の中には何があるのか?
12月30日(火) 今年も負け戦
毎年恒例の年末大掃除だが、例によって今年も片付かないというか、今年は完全に不戦敗状態。
というのも先週から風邪をひいたらしく完全にダウン。先週末までは1日の内の20時間ぐらいを寝ているような状態ですごし、ようやく今週頭ぐらいから活動を再開したもののまだ目眩とかが残っていてとても大掃除という状況じゃない。
今年は一週間ぐらいかけてじっくりと年末大掃除にとりくもうと思っていたが、結果的には全く片付けには手がつけられず。年々溜まりいくゴミは減らすどころかそのまま後につけ回し。こりゃ国の国債処理とほとんど同じになってきた。このまま行けば安倍政権の経済政策よろしく、完全に破綻しそう。まああの総理はそうなったら隣の国に戦争ふっかけて誤魔化すつもりかもしれないが、私は隣のおっさんにケンカふっかけても何にもならないしな・・・。
12月5日(金) 選挙突入
衆議院選挙に突入だが、争点がハッキリしないせいで盛り上がりに欠けるという。まさに安倍総理の目論見通りである。これで棄権が増えて投票率が下がれば、創価学会などの組織票にぶら下がって勝利できるという目論見なのだろう。なるべく選挙を盛り上げないように必死である。
なお今回の選挙に関しては、事前に与党から「報道を公正にするように」との通達が各報道機関に出たとか。露骨な報道弾圧である。なおネットでは例によって自民党の下請け連中が「公正にと言うのは当たり前だ」などの擁護を連発しているようだが、権力を持っている連中が報道に対して「公正」を求める場合、それは文字通りの「公正」でないのは常識である。実際、北朝鮮でも中国でも、中央権力者の求める「公正」な放送を行っている結果があれである。そもそも権力を持っている者が報道機関に対して注文を付けること自体が、民主主義国家では報道への介入として忌諱されるところである。実際のところは、権力を持っている側は常に圧倒的に有利であるのだから、本来の公正な報道とは権力側に文句を付けるのが普通なのであり、これは決して偏向などではない。権力に対する異論を許さないようでは日本のナチス化も甚だしい。
今度の選挙で自民が勝利したら、それは安倍政権に対する白紙委任状を受け取ったと喧伝するだろう。その後は念願のサービス残業促進法案から労働基準法廃止(日本中がブラック企業化するということだ)、果ては基本的人権の廃止とくれば奴隷国家日本の完成である。安倍とその取り巻きのごく一部だけが奴隷頭としてやりたい放題というわけである。確かにドイツが民主主義から一転して全体主義国家のナチスになった経緯をなぞっているようである。民主主義というのは常にそれを守る努力を行わないと、簡単に崩れ去るものであることは歴史が証明している。そして民主主義が崩れ去ればその後にはとんでもない破局が訪れることも。
11月19日(水) 党利党略、個利個略
安倍総理が衆議院の解散を決めたとか。その理由は「今なら勝てそうだから」。これ以上引っ張ると、さすがにアベノミクスのインチキがばれる恐れがあるが、現段階で選挙をしたら自民党の議席がもし少々減ったところで政権を失うほど減る可能性はまずないし、そのまま続投でさらに4年間悪政の限りを尽くそうという考えらしい。よく党利党略で行われる解散はあるが、ここまでくると個利個略というレベルである。
まあアベノミクスなどと偉そうに言っているが、これは経済政策などと言えるような立派なものではない。「デフレが問題なんなら、インフレにすれば良いじゃないか」という小学生レベルの発想で無理矢理にインフレに誘導しただけで、これだけだと誰でも出来る(日銀に円をドカドカ刷らせれば良いだけである)。その結果、物価が上がったので「もうデフレではない、景気は回復した」と強弁しているだけである。実際は景気の回復とはほど遠い(まともな景気対策をしていないのだから当たり前である)。その結果、庶民は収入は全く上がらないのに物価だけは上昇するという最悪の状態に追い込まれたのである。その挙げ句に増税で物価高に拍車をかけ、「はい景気回復です」と誤魔化しているだけ。それでもマスコミに統制をかけて「景気は回復した」との大合唱をさせていたら馬鹿な国民ぐらいだませると考えていたようだが、さすがに生活実感として明らかに苦しくなってるのだから誤魔化しようもなく、これで誤魔化せるのリアル社会での生活をしていないネットヒッキーぐらいである。
安倍総理はファシストだとか国粋主義的政治家だなどと言われるが、私は彼の本質はそんなご大層なものではなく、単なる「世襲の馬鹿ボン」にすぎないと見ている。彼の国粋主義的言動は確たる信念や考えがあると言うよりも「僕のじっちゃんは偉かった(だから僕も偉い)。そのじっちゃんの大日本帝国が間違ったことなんかしてるはずがない」というレベルにしか見えないし、彼の独裁的行動も「僕は偉いんだから、その僕に逆らう奴は許さない!」というレベルのようにしか見えない。そして「僕は偉い」わけだから、庶民なんかどうでもよくて、むしろ庶民から奪い取った金を自分の取り巻きにばらまくことは自分に許された当然の権利という発想になる。一番の不幸は、こういう幼稚な思考の人間でも権力を握ってしまえばその幼稚な考えを実行に移せるということである。
まあ彼がこれだけ好き放題出来るのは、いくら虐げられても「もっともっと」と言っているようなドMが多い日本の国民性によるものか。この選挙が終わると「サービス残業促進法」「首切り自由化法」から果ては「労働基準法の廃止」「基本的人権の廃止」など国民を完全に奴隷化する法案が目白押しで、「地上の楽園」こと北朝鮮のような社会が日本に実現しそうである。これはドMの者なら快感で打ち震えるような世の中か。
10月7日(火) 殺人同好会
大義のためにテロを起こすのではなく、テロがしたいがために大義をこじつけている殺人同好会ことイスラム国だが、世界中の同好の士に参加を呼びかけているようだ。そしていつかはこんな馬鹿が出るのではないかと思っていたが、日本からもこれに参加しようとした殺人趣味者がいたようだ。
北海道大学の学生だそうな。お勉強的には馬鹿ではないはずなのだが、勉強の成績と異常な性癖は無関係であったと言うことか。もっとも彼に限らず、ネット上では自身のゆがんだ鬱憤を無差別殺人という形で晴らしたいと言明している外道は決して皆無ではない。ただし大体その手の輩は、相手から弾が飛んでくることは絶対ない場で、安全に一方的な殺戮をしてみたいようであり、単なる幼児の感情的な破壊衝動の現れでもある。
恐ろしいのは、イスラム国が世界中の殺人趣味者を集めているのは、彼らの母国で無差別殺人を実行させるためであることである。テロの国際的な大規模輸出というものである。これは21世紀の新たな形の脅威となり得る。卑劣な行為であることは間違いないが、卑劣だと誹っているだけでは役に立たないし、そもそも彼らには痛痒も与えまい。実効性のある対策を国際的規模で考える必要があるだろう。
10月4日(土) 窃盗癖は治らない
アジア大会で競泳選手の冨田尚弥が韓国人記者のカメラを盗んで選手団から除名されるという不祥事があった。バドミントンの空調制御事件やらその他の不可解判定など何でもありのアジア大会だけに、嵌められたのではとの意見もあったようだが、窃盗現場が監視カメラにとらえられていて、水連も早々に事実を認定して処分を決定していることから、いわゆる陰謀説はまずなさそうである。
冷静に考えれば、国の代表にまでなるスポーツ選手がよりによってその大会の場で窃盗をするなんてどう考えても割に合わないのだが、それでもやってしまったというのは元から窃盗癖があったとしか考えがたい。窃盗癖のある人間はそもそもその「冷静に考える」ということが出来ず、目の前に盗むことが可能なものがあれば反射的に手を出すようになっている。一種の脳の欠陥のようなもので抑制やまともな判断が全く働かないのだという。犯罪と言うよりは性癖と言うべきようなもので、同様のものは痴漢癖、放火癖などもある。それだけにたちが悪く、これらの犯罪は異常に再犯率が高いということになる。
窃盗癖のある者は自分がいくら金を持っていようが、どんな状況であろうがお構いなしにとにかく機会さえあれば人のものに手を出す。先日にも話題になったみのもんた氏の次男の例を思い出す。父親が莫大な財産を持ち、自身も父親のコネでテレビ局に就職して高給を貰っていたので金に困っているはずは全くないのだが、それでも目の前の財布にためらわずに手を出している。先天的な欠陥なのか、後天的な環境によるものかは定かではないが、一度こういう嗜好が固定してしまうと治療は困難である。彼の件についても、いずれ「昔から常習的に窃盗を繰り返していた」という類いの事実が判明するだろう。スポーツ選手が一点の曇りもない品行方正な人間である必要がないことは、下半身スキャンダルなどが続発のプロ野球選手などを見ていても明らかだが、さすがに常習犯罪者を国の代表にしてしまったのはあまりにまずい。今回の件では水連の面目が丸つぶれである。
彼はこれから十二分な社会的制裁を受けることになるだろうと思うが、残念ながらそのこと自体は窃盗癖の矯正という点では効果はないだろう。基本的には「そういう犯罪を犯しようがない環境」に置くしかないのだが、人間が自給自足で原野で暮らしていた時代ならともかく、社会を形成して貨幣経済で動いている以上、窃盗をする余地がない環境というのは通常はあり得ない。
精神医療の進歩などでこういう困った性癖やら薬物依存なんかが治療できるようになれば良いのだが、それはそれでその技術を応用すれば簡単に人間の精神を制御して洗脳が出来るようになりそうで問題がかなりある。根っこの深い問題である。
10月3日(金) お勉強の出来る馬鹿
自民党の片山さつきが「民主党の事業仕分けで御嶽山が監視対象から外されたから今回の事故が起こった」というデマをツイッターで流して、民主党から抗議される羽目になったとか。実際には火山の監視体制の変更をしたのは自民党政権の時で、民主党政権下から今日に至るまでも御嶽山は常時監視体制がとられていたというのだから、かなり悪質なデマである。さすがのひどさに抗議を受けた自民党の側も彼女に謝罪を命じたようだが、彼女は一応は事実誤認を認めたものの、自分が言ったのではなくて長野の某村長が言っていたとか責任逃れに汲々としているらしい。
どうやらこのデマのソースは2チャンネルのようだ。確かにいかにも東日本大震災後にネトウヨが必死になって広めていたデマとかなり類似している。それにしても彼女は東大を出て財務官僚になり、そこから政治家になったというエリートであり、決して知的レベルは低くはないはずなのだが、それにしては情報リテラシーが皆無である。しかもネトウヨのデマを信じたのはこれが初めてでなく、今までにも散々同様のことをしでかしているらしい。あまりにひどすぎるので、今や「片山うそつき」と揶揄される始末とか。結果として国会議員の品位と東大卒の権威を落としまくることになっている。
彼女はいわゆるお勉強の出来る馬鹿のタイプなのかもしれない。このタイプは教科書を疑問を持たずに丸暗記するのでテストの点は良いのだが、本質的に物事を理解していないので、本当の意味での知力を問われると破綻するという。それにしてもよりによって彼女が政治家になってから教科書にしたのが2チャンネルとは・・・。
以前から彼女は選挙を有利にするために支持者を得ようとしていわゆるネトウヨに接近を図っていたのは明らかなのだが、その内に自身がもろにネトウヨに取り込まれてしまったようだ。デマでも嘘でも自分に都合の良い情報を広げた方が勝ちという考えは、典型的なネトウヨ論理である。そしてそれに染まれば染まるほど一般常識から乖離していく。一般常識の欠如は政治家としては致命的なのであるが。
9月18日(木) イスラム国
今何かと話題になっているテロリスト集団で凶悪さはアルカイダ以上なんて話もあるが、そもそもこの連中は何か目的があって殺人をしていると言うよりも、ただ単に殺人が好きで殺人をやっているようにしか思えない。アルカイダでさえも一応はテロの大義名分があったんだが、この連中についてはそもそも目的が殺人以外に見えない。実際に今でも世界中の殺人趣味者を集めているようだし。実質は殺人同好会というところか。
それにしてもこんな連中に「イスラム国」なんて名乗られたら、イスラムの聖職者の中にも「イスラムの教義はそんなのと違う」とか「イスラムのイメージを悪くするな」とか言いたいことがある者が結構いそうな気もする。
いっそのこと団体名を「死ね死ね団」とかに変えれば、その方が実態にも合っているし納得も出来るような気がするが。もしくはショッカーでも可。
9月10日(水) 人間のクズ
埼玉で全盲の女生徒が何者かに足を蹴られてけがをしたとか。以前には盲導犬が刺されてけがをするという事件もあったらしい。相手が弱者だと思って手を出しているとしたらまさしく人間のクズである。
しかし最近の日本は、残念ながらクズとしか言いようのない輩が増えている。自身の身勝手な鬱憤のために無差別に危害を加える奴、自らの劣等感の裏返しで差別などを煽ろうとする奴、どうしようもない人間が増えている。
新資本主義が言われ出してから、日本の社会自身が「弱者は死ね」という世の中になってきており、現政権の基本政策もまさしくそれである。こういう社会情勢が社会的弱者層に負担をかけ、彼らの中の一部がその不満をさらに弱者を見つけて迫害することで誤魔化そうとしている動きがある。
猿でさえ高度な種になると高齢者などの弱者を群れで労るような行動があるという。昨今の日本人は猿以下になってきたということか。嘆かわしい限り。
9月7日(日) 胸の痛み
愛国者の私としては、昨今のあからさまにおかしくなってきた日本の現状に胸を痛めて、その挙げ句に調子がおかしくなった・・・というわけでもないが、先週中頃から謎の左胸痛に悩まされている。病院に行って検査を受けたところ、心臓などの内臓には異常なしということで、どうやら筋肉系か神経系の痛みらしい。医師の診断もハッキリせず「いわゆる肋間神経痛とかその類い」とのこと。とりあえず痛み止めをもらって経過観察である。一番調子の悪い時は痛みで夜もよく眠れないような状態だったが(寝返りなどで体を動かすと胸に激痛が走る)、ようやく痛みが大分遠のいてきた。
ちょうど先日のドクターGでウイルス性筋炎を紹介していたが、症状としてはこれが一番近い。ただあの症例ほど激しい症状が出たわけではないが。
今週はかなりキツい仕事があるし、週末には週末で以前から予定していた遠征が入っている。公私共に多忙を極めている時に、体がついてこなくなったら難儀である。
8月27日(水) A級戦犯参拝
安倍がA級戦犯を含む戦犯を追悼する法要に自民党総裁名で「魂を賭して祖国の礎となられた」との哀悼の意を伝える書面を送っていたとか。さすがに戦前の体制を「美しい国」と理想にしている人物だけのことがある。確かにナチスに習っている。
ネットでは例によって「何も問題ない」とか「朝日が」とか吠えている輩がいるが、例えばドイツの大統領がヒトラーの墓に参って「あなたはドイツの礎となられた」と述べればどうなるかというようなことが想像できないのだろうか? まあ今時、戦争したいなんて言うぐらい平和ボケした頭の輩には無理なのかもしれないが・・・。
私としては近隣諸国が云々なんてことは抜きに、とにかくあの無謀な戦争を起こした挙げ句に多くの国民を犠牲にした犯罪者として彼らを許すことは出来ないし、ましてや称揚するなど問題外である。しかし自分が確実に安全なところにいれると確信している権力者にとっては、戦争とは好き勝手が出来て儲かる非常に良いイベントらしい。そんな連中が戦争を望むのはともかく、救いがたいのはその際には最前線で弾除けにされることが確実な連中が、そういう権力者に乗せられて喝采を送っていること。現実認識能力が著しく欠如しているか、そもそも現実に完全に背を向けて妄想世界に生きているか。しかし実際には現実とは残酷なものである。
8月5日(火) 笹井氏自殺
泥沼化していたSTAP細胞の件だが、小保方氏の指導教官である笹井氏が自殺するというとんでもない事態になってしまった。この分野の研究で優れた業績を残した一流の研究者だっただけに惜しまれる。
STAP細胞の件については、小保方氏の捏造ということになれば、笹井氏も単に欺された一人というだけになるのだが、小保方氏があくまで捏造ではないと主張していることで責任が降りかかってきた部分がある。小保方氏については意図的な捏造でなかったというのなら、単に能力不足の未熟な研究者が実験を失敗しただけという逃げ道はあるが(ただし研究者としては致命的な大恥ではある)、そうなったら笹井氏は小保方氏の間違いを見抜けなかったとか、こんな能力不足の研究員を情実人事で採用してしまったとか、いろいろと責任を問われることになってしまう。ましてや捏造の黒幕だったのではないかという噂まで出て(私はこの件については、彼が捏造を主導してもリスクばかりでメリットがほとんどないことから、この線はないと考えている)、研究者としての前途を悲観した可能性がある。
人間は誰でも、自分が望む情報を信じたいというところはある。しかし「ネットDE真実」の馬鹿ならともかく、日本を代表する一流研究者でさえもこの罠に陥ってしまったというのは驚きである。やはりその情報が望ましい情報であるならあるだけ、かえって用心して裏をとる必要があるということなんだろう。
7月2日(水) 馬鹿故に滅ぶ
人間が下等な生物と違う点に「想像力」というものがある。下等な生物は自分が体験した経験しか理解できない。自分が危険な目や痛い目にあったら、次からそれを回避するだけ。それに対して人間は想像力というものがあるから、他人の痛みに共感したり、また他人の過去の体験などから学習して事前に危険を回避するなどと言うことが出来る。ただ人間もすべての者がこのような知恵を持っているわけではない。やはり自分が痛い目に遭わないと学ばず、他人に対する共感力もないような輩は少なからずいる。
昔もこんな馬鹿が結構いて、それが「進め一億火の玉だ」とか「鬼畜米英」とか熱に浮かされた挙げ句に無謀な戦争に突入し、自分の頭の上に爆弾が降り注ぐ羽目になってから「なんでこんなことに?」「戦争は嫌だ」と痛切に学んだ結果が今の平和憲法である。よく「アメリカに押しつけられた」なんていう輩がいるが、本当に押しつけられたのならすぐにでも撤回できる(実際にアメリカは朝鮮戦争から日本の再軍備を進めようとしていた)のだが、それをしなかったのは日本人の大多数が「戦争は二度と嫌だ」と痛切に感じていたからである。
しかし戦後も長くなり、今や戦争の悲惨さを直接に体験した世代は死に絶えつつある。そうなると想像力のない馬鹿が「戦争をやるべきだ」などと言い出す。馬鹿の頭領の安倍が戦争をやりたがるのは、いざとなっても自分は絶対に安全な場所にいられると確信しているし、爺さんから「戦争は儲かる良いものだ」と薫陶を受けているからだろう。いつでも一番勇ましいのは、一番安全な場所にいる奴らである。先の大戦でも爆弾が落ちても大丈夫な洞穴に籠もっていた連中が、本土決戦だの一億玉砕だのと威勢の良いことを喚いていた。
ただ一番不幸なのはそのような輩に乗せられて浮かれている連中。先の大戦で自分たちの頭の上に爆弾が降り注いでから初めて「何でこんなことに」と思った連中だ。生き残って反省する機会のあった者はまだマシだが、かなりの部分は「何で?」と思った時には苦しみながら死ぬ羽目になっていた。現在ネットなどで威勢の良いことを喚いている連中も「戦争って自衛隊がやるだけで、俺たちはそれを応援するだけで良かったのと違うのか?」「俺は兵士でなくて司令官になるはずだったのに・・・」「何でこっちが相手を一方的に殺すんでなく、相手が反撃なんてしてくるんだよ!」「戦争はこんなんじゃない!もっと格好良くて面白いはずだ!」とか言いながら苦しんで死ぬことになるんだろう。
人間の愚かさ故に愚かな歴史が繰り返されるというが、日本のみならず世界中がそうなりつつある。結局は「馬鹿は死ななきゃ治らない」ということなのだろうか。しかしそれの巻き添えにされるのはごめんだ。
5月24日(土) Nexus7購入
以前より出先でデジカメの撮影データを確認するためのSDカードビューワーが必要であったが、ipadは持ち歩くにはあまりに重すぎることが問題となっていた。やはり軽量な7インチクラスのタブレットが欲しいところ。候補としてはipad miniがあがるところだが、とにかくappleは異様に価格が高くてCPが悪すぎる。またipadはSDカードを読むことが出来ないので、一端メモリーにデータを取り込む必要があるなど使い勝手が悪くて仕方ない。結局はいろいろ考えた挙げ句、安いAndoroidタブレットを購入することにした。
価格比較したところ浮上したのはNexus7。これに外付けのSDカードリーダーをつけてカードを直接読み込もうという考え。
最新の2013年型モデルの方が性能が高くて軽量だと言うが、元よりコスト重視なのでJoshinWebで¥14000ほどで販売されていた32Gの2012年モデルを購入。これにSDカードリーダーを加えてもipad miniの1/2以下のコストである。
Androidはとにかく初めてなので使用に戸惑うところがあるが、確かにiOSよりは自由度が高そうだ。ただ何かとGoogleに支配される形になるのが癇に障ると言えば癇に障る。ただしケーブル一本とっても馬鹿高い純正品を強制されるappleよりはコスト面では明らかにメリットがある。
現在はこのNexus7をiphone5でテザリングしている状態。何だかかなり邪道なシステムになってきた。
3月30日(日) Windows7立ち上げ
マイクロソフトの陰謀によって今年の春からXPが使用できなくなることに対応するため、仕方なしにHPのワークステーションを新規に購入することにした。
導入したのはWindows7のPC。そもそもタブレット用のOSであるWindows8なんか使うつもりは毛頭ない。Windows7は全く初めてというわけではなく既に仕事では使用しているのだが、それでも自分のプライベート用のPCで環境を構築しようと考えると様々な問題があってストレスが溜まる。さすがに「ユーザーのストレスを最高にし、仕事の能率の大幅低減に協力します」のマイクロソフトである。
ソフトの互換性の問題なんかもあるが、それよりも四苦八苦したのは周辺機器。特にXPで使用していたBUFFALOのGX−DVI/U2AIの移設には難儀した。最初は普通に接続して内蔵のソフトをインストールしたのだが、その途中で画面がブラックアウト。後は全ディスプレイが反応しなくなってしまった。Windows7はこうなると全くお手上げなので焦ったが、デバイスを外すことで何とか立ち上げに成功。結局はハード内蔵のユーティリティでなく、HPで公開中の最新バージョンを再インストールすることでなんとか接続できたが、この手のトラブルが続出である。
ありとあらゆるトラブルが続出しながら何とか環境を構築したが、未だに以前の録画ファイルを再生しようとするとアスペクト比が狂うというトラブルだけは解決しない。どうもWindows7のバグ(マイクロソフト用語では「仕様」と言う)が絡んでそうな気配。
マシン更新に伴ってデスクトップ壁紙も交換。ネットを探したがどうもしっくりくるのがなかったので、自分の撮影データから弘前城と松山城をチョイス。完全に城オタデスクトップとなってしまった。
3月11日(火) 世紀の大発見
ノーベル賞級の発見ではと言われて話題になったSTAP細胞の件だが、ここに来て極めて雲行きが怪しくなってきた。当初は再現実験が成功しないと言われていたのだが、論文の写真のおかしな点が指摘されるに及んで信憑性に疑問符が付き、ついには論文の共同執筆者が論文の取り下げを提案するに至った。苦悩に満ちた彼の会見を聞いていると、要は「自分の行った実験には間違いはないが、提供されたサンプル自体が誤ったものであれば、結果を保証出来ない」という意味。これは暗に小保方氏による捏造の可能性を指摘していることになる。
実験結果の再現性が取れない点に関して、理研はさらに詳細な実験データを公開したようである。これに基づいて第三者によって実験が成功すれば論文は真実ということになるが、今の状況を見ていると残念ながらかなり望み薄なように感じられる。これが小保方氏による実験のミスということであれば、功を焦った若手研究員の勇み足ということで小保方氏が大恥をかくだけで終わるということになる。しかし意図的な捏造だったということになれば、研究者としての職業倫理を問われることになり、小保方氏が研究員としては完全に終わってしまうだけでなく、理研の関係者などにも処分は及ぶことになるだろう。
画像の加工などの不審点といえば、すぐに連想するのが韓国の黄教授によるES細胞に関する一連の論文捏造である。この一件で、国民の英雄とまで言われていた人物が一転して刑事被告人にまで転落し、全世界が偽論文で振り回された結果、ES細胞研究に大きな停滞をもたらしてしまう悪影響があった。彼の犯行動機については功名心や利益目的などが言われているが、学会という存在自体が研究者は良心に基づいて行動するという性善説に基づいて存在している組織であるということの弱みもさらけ出してしまったことになる。
研究者の功名心だけでなく、研究予算の確保など研究者を取り巻く環境は決して恵まれたものばかりとも言えない。昨今のように成果主義が声高に叫ばれる中では、研究者を取り巻く環境は更に悪化している。そんな中で禁断の木の実に手を伸ばしてしまう研究者が全く出ないと言うことは残念ながらあり得ない。
3月4日(火) 柏市で連続通り魔事件
男が通行人を次々と襲った上で、車を奪って逃走しているらしい。被害者の一人が死亡しているとのことだし、このようなケダモノを野放しにしていては危険で仕方ない。早急に捕らえた上で早急に処理してもらいたい。
ついこの前も名古屋で無差別に通行人を車で轢いた事件もあったし、この手の事件が相次いでいるような感じがする。この手の事件が発生する場合には、まず第一に悪いのはこのようなことをしでかす馬鹿であるのは間違いないが、この手の事件が相次ぐ場合は明らかに社会に問題が発生している証拠でもある。
日本に限らず、最近は世界的に不穏な雰囲気になってきている。とにかく社会に閉塞感が漂っているのが良くない。こういう閉塞感が漂いだしている時には、破壊衝動に駆られる輩が出てくるようになる。日本でも若者の中から「戦争願望」みたいなものが出てきているのは、完全に破壊衝動の一種。不毛で馬鹿げた考えではあるのだが、三歳児が癇癪を起こしたら大事な玩具を投げつけるのと同じで、精神的に未熟な者は後先を考えずに衝動的行動をとることがあるのである。結果としては自分を追いつめるだけなのに。
3月2日(日) 中国の侵略
黄砂とPM2.5のダブル攻撃で身体がボロボロ。これは中国による化学兵器攻撃と判断しても良いのではないか。これは日本人は中国に対して補償と賠償を要求するべきである。そもそもあの国は、自国内の問題を放置して他国の島の横取りを狙ったりとか、最近は何をしたいのかが不明である。貧すれば鈍するというか、国内の矛盾が拡大しすぎて解決不能になってしまった共産党政権が、必死に日本に気をそらして誤魔化そうとしているようである。
もっとも海のこっち側でも、自国の国内問題をほったらかしで「利権を取り戻す」にだけ精を出している無能がいて、これもすべてを中国のせいにして誤魔化そうとしている。まさにマッチポンプというやつである。
ただ一番の問題は、最初は「自国の問題を誤魔化すために他国のせいにしている」ということをトップが了解しているのだが、煽りすぎている内にそれが本気になり、さらにはアホな国民が完全にその気になってしまって収拾がつかなくなった結果として戦争開始というのが、往々にして歴史上では発生していること。太平洋戦争然り、古くはローマとカルタゴの戦争まで。
とにかく中国には、外のことにどうこう口を出す前に自分の国内のことを何とかしろと言いたい。あんな小さな島を横取りしないでも、国内の未開の土地をまともに開拓した方が遙かに国が発展するだろうに。
2月27日(木) ビットコイン破綻
ネット上での仮想通貨として一部で注目されていたビットコインだが、取引所の一つが突然停止したことで「いよいよ破綻か」と話題になっている。マネーロンダリングに使用されたり、投機が加熱したりとあまり良い話題のなかったビットコインだが、これでその信頼性に大きな疑問符が付くことになった。まだシステムとしては破綻したというわけではないが、信頼をなくした通貨の行き着き先は決まっている。抜本的な手を打たない限り破綻は時間の問題だと予想する。
今回の取引所の停止はハッキングによって所有していたビットコインが盗まれたことが原因とのアナウンスだが、ネットではそもそも計画倒産なのではないかとの疑問も呈されている。場合によっては刑事事件に発展する可能性もあるだろう。円天事件の再来との声もあるが、円天とは明らかにシステムが異なるが、実態がなく信頼性が怪しいという点では円天に通じるところはある。みんなが「価値がある」と信じている間は通用しても、一端その価値に疑問が生じると途端に無意味になってしまう。そもそも紙幣なども背後に国家の信頼がなければただの紙切れなんだが、このビットコインに関してはその国家に当たる信頼の後ろ盾がないのだから、一旦破綻に向かうとあっという間の気がする。
2月3日(月) 橋下迷走
自分が責任を取るべき場で人のせいにして逃げようとする輩、何かを批判する時は舌鋒鋭く攻めるが「ではお前はどうするのか?」と聞かれた途端にしどろもどろになる輩、この類は絶対に人の上に立ててはいけないタイプである。先にこのタイプであった猪瀬が東京で大失態をしでかして辞任に追い込まれたが、やはり同タイプの橋下も大阪で迷走を始めている。
大阪都構想が議会の反対で頓挫したことから、橋下市長が辞任して再選挙に出馬すると表明しているそうな。落ち目著しい維新の会であるが、大阪でならまだ選挙で勝てる見込みがあることから、市長選挙で再選して「市民は自分を支持しているのだから俺に従え」と強制するつもりなんだろう。しかし議会は議会で市民の選挙で選ばれているのだから、そもそも無条件に橋下に従う必要はないし、どう考えても道理が通らない。
橋下周辺が落ち目で最近すっかり話題が無くなってしまったので、話題作りのためのパフォーマンスという説まで出ているが、その線も皆無とは言えないだろう。何しろ橋下の選挙は松田聖子の離婚と同レベルの話題作りの面は以前からあったから。ただそのパフォーマンスのために多額の税金が使用されるのだからタチが悪い。
何かの政策を実行しようという場合、必ず各方面での利害の衝突が起こるから、それを調整して落としどころを決めるというのが政治家の大きな役割である。しかし橋下はその能力はなく、常に「俺の言うことに無条件に従え」の独裁者志向。これではやはり政治家としての資質が根本的にない。だから私は以前から「政治家を辞めて教祖にでもなれ」と言っているのである。当初は公務員に対する嫉妬を煽って公務員叩きで人気を得たが、そんなことをいつまでもしていても自分たちの境遇は1センチたりとも良くならないということは、既に大阪市民でもほとんどが分かっている。他人を叩いて溜飲を下げてそれだけで満足出来るのは、現実と努力から完全に背を向けているネット弁慶の連中ぐらいだが、橋下はその連中の支持さえ既に失っている。当初は橋下マンセー一色だった在阪マスコミも、最近では風向きがやや変わってきている。
橋下としては大阪都の独裁者として君臨してから、それを足場に国政を壟断というシナリオだったのだろうが、それが根本から崩れて焦っているのがありありである。そもそも権力を手に入れて何をするというビジョンが皆無で、単純に権力が欲しいという野心だけだったわけだから、実際の政策を執行する立場になればボロが出るのも当然至極、実際に彼は大阪府知事と大阪市長をやっていた間にしたことと言えば、自分の部下である連中を吊し上げにしたぐらい。結局は府民や市民にとって益になるようなことは何もしていない。この期に及んでも彼の口から出てくるのは、責任逃れの詭弁ばかり。
もし橋下が選挙を行うことになれば、各党共に候補者を出さずに事実上の無投票再選にしてしまうつもりだそうな。要は「スルー」である。これは橋下に対する公開処刑に等しく、彼が単に個人のパフォーマンスで税金を無駄にするということを明らかにするという次第。去年ぐらいから始まっていた橋下の「終わりの始まり」が、いよいよ「終わりの終わり」になりそうである。
1月22日(水) メンテナンス開始
ここは美術館がメインのページのはずだったのだが、肝心の美術館紹介の方が建設中のまま長年放置になっていた。よくよく見ると既に全国制覇している現状に対して、未だ近畿一円しか紹介していない。これではあまりにあまりなので、暇を見て追加を行っていくことにした。
とりあえず近畿から手を付けているが、ページ中で紹介している各美術館の公式HPへのリンクのほとんどがデッドリンクになってしまっているのに唖然。意外と公式HPのアドレスって変わるものである。特に平成の大合併辺りからゴロゴロ。また美術館が独立してHPを開設していたのが、県や市の公式ページに併合されたり。しかし併合された途端にかえってページがしょぼくなる例が結構多いのがなんとも。
そろそろ2014年度の遠征計画の立案に入りたいところだが、例によって地方の美術館なんかのスケジュール発表が遅くて難儀する。本当は新年になった頃には次の年度の予定を発表して欲しいところだが、大抵は春になってから。ひどいところなんか夏になっても発表無しなんて場合も。それでは計画が立てられなくてこっちは困るんだが・・・。
1月19日(日) 鬼灯の冷徹
先週第一話をBS−TBSで母と妹が見て爆笑したらしく、強烈な推薦があったので見てみる。
・・・かなり強烈な作品。いきなりOPのあまりに楽しげな地獄のテーマソングからして頭に焼き付く。何しろこの作品を見ていると、数々の地獄がすべて遊園地のアトラクションに見えてくるのだからとんでもない。また分かる人にしか分からないようなパロディも満載。その無軌道っぷりに圧倒される。サタンがオーマイゴッドって・・・。
思わずキンドルでコミック1巻を買ってしまった。それにしても私のキンドルライブラリーって、これやら「聖☆おにいさん」とかとんでもないことに。
1月5日(日) 黒田官兵衛
今年の大河の主人公とのこと。しかし黒田官兵衛と言えば、歴史的に見れば軍師と言うよりは策士のイメージが強く、どちらかと言えば悪役。一昨年にやはり悪役イメージの強い平清盛を主人公に持ってきて視聴率的に苦戦したのだが、果たして大丈夫なんだろうか? 結局は信長・秀吉・家康のビッグ3を別の視点から描きたいということなんだろうが、それなら「江」でもやっている。どうもネタ切れ感が強い。
それにしてももっと訳が分からないのは来年の大河。主人公は吉田松陰の妹とか。吉田松陰だとさっさと死んでしまうので1年保たせられないとの判断なんだろうが、吉田松陰の妹が歴史に絡むような何かをしているのかと言えば、全くの普通の人。こんなのがありなら「坂本龍馬の隣に住んでいた人」とか「西郷隆盛の行きつけの八百屋の親父」とか何でも主人公に出来る。主人公は単なる語り手として幕末群像を描くという方式でいくのか、それとも「篤姫」のように幕末の出来事のすべてに裏で松蔭の妹が絡んでいたというようなファンタジー大河にしてしまうのか。どちらにしてもあまり良質のドラマになるとは思えない。
12月31日(火) タイムアップ
今年の大掃除は机回りを中心に徹底的にやったのだが、やはり部屋全部を片づける時間はなかった。結局は掃除が終わったのは部屋の総床面積の30%というところか。これだと部屋の大掃除が終わるのに3年かかる計算になる。
紅白が始まったが、正直なところAKBとかが嫌いな私には見るべきものがない。というか、大抵の歌は聞くに耐えない。やっぱり今時は歌合戦なんて時代じゃないんだろう。
12月30日(月) 格闘中
年末恒例の大掃除と格闘中である。ここ数年完全に試合放棄をしていたので、部屋の中は惨憺たる有様。そこで今年は元から断たなきゃ駄目とばかりに、不可触領域になっていた押入の中の整理に着手。結局は膨大な廃棄物を出すことになった。
今年は例年よりも積極的に大掃除に取り組めているのは、やはり年末の休みが長いということと、今年は年初からの減量&体力増強計画が功を奏して比較的身体が動くこと。いつもは体力切れで掃除を途中で放棄していたのだが、今年は体力に比較的余裕があるので気力も何とか続く。
ただ今年は部屋の掃除だけでなく、もう一つ難題を抱えている。先の山陰遠征で私のノートが昇天したのは遠征記で書いたが、その後に導入した新ノート(当然のように中古車である)が先のユーザーが使っていたと思われる芳香剤の臭いが強烈に染みついていて運転していて頭が痛くなる状態。この臭い抜きをする必要に迫られたのである。これが夏なら炎天下でベーキングするという手があるが、生憎と今は気温一桁の真冬。脱臭剤やファブリーズにプラズマクラスターなども試したが特に感じられる効果はなし。これはどうやら徹底した内部洗浄しかあるまいと昨日スチームクリーナーで室内を蒸気蒸ししまくった状況。
これでも臭いを完全に根絶とはいかなかったようだが、それでも大分マシになってようやくまともに運転出来る車になってきた。ただ頭が痛いのは、どうやら臭いの発生源の一つとなっていたと思われるフロアマットの処理。とりあえずまるごと水洗いはしたが、それでもまだ臭いがあるような状態。もう一度洗剤を使って洗ってみて、それでもいよいよ駄目ならドライヤーベーキングが、最悪は交換も考える必要があるかも。
12月19日(木) 猪瀬辞任
今年最高のネタ芸人とまで言われた猪瀬都知事だが、ついに辞任に追い込まれたようである。チラシの裏の領収書で全国を爆笑の渦に巻き込み、最新ネタのカバン芸については、松本人志から「今年の面白かったベスト10に入る」とまで絶賛された才能であったが、惜しまれながらの引退と相成った模様である。
絶妙のタイミングで次々と繰り出される爆笑ネタの数々に「これはもしかして捨て身のギャグか?」との考えまで浮かんだが、同じことを考えた者は結構多かったようである。それにしてもあのタイプは守勢に弱いとは言っても、あまりに弱すぎ。あれは確かに政治家としての適性がない。
あまりのグダグダぶりに、このままでは下手すると東京オリンピックにまで影響しかねないと石原が引導を渡した模様。石原にしてみたら「もしオリンピックが中止にでもなったら、俺の利権はどうしてくれるんだ!」てなもんだろう。またこれで徳州会の件がさらに火がつけば、やばい議員がゾロゾロの自民党としても、さっさと猪瀬に全責任を押しつけて切り捨てたかったようだ。
しかし結果として世間に爆笑ネタを提供しただけの猪瀬知事って、どことなく宇野総理にかぶる。宇野は竹下がリモートコントロール出来るような奴として後継に選んだ挙げ句のグダグダだったが、猪瀬も石原がリモートコントロール出来る奴として選んだ知事。結局は、小者がさらに小者を選んだからどうしようもない奴がトップに立ってしまったということなんだろう。
なお東京地検が贈収賄の線でも動き始めているようなのだ、猪瀬元都知事という肩書きが猪瀬容疑者に変わる可能性もあり得る。そうなると彼の一世一代の捨て身のギャグの完成か。
11月26日(火) 猪瀬ボロボロ
東京の猪瀬知事が徳州会からの5000万円の供与の件でボロボロになっている。
当初は選挙資金を借りたと言っていたので「おいおい、それだと選挙違反じゃないのか?」と思っていたら、やはり弁護士に入れ知恵されたのか、突然に「個人的に借りた」と発言を翻した。しかし説明が二転三転するからしどろもどろ。しかもそれならそれで、今度は「では賄賂だったのでは?」という疑惑の方が強くなる。実際、都では都立病院の民間への払い下げなんてものを進めようとしていたとのことだから、もろに徳州会にとっての利権が直結している。
挙げ句、借用書なるものを記者会見で披露したが、それがまさに「さっき裏でワープロでチャッチャと打ったんじゃないか」と思わせるようなお粗末な代物。何しろ返済条件も期限も何も記載がなく、ただ5000万円という金額と猪瀬のサインがあるだけという安直さ。あまりの内容にこれがネットでは格好の燃料投下になり、彼の借用書をモチーフにしたラテアートが飛び出したり、借用書のところを「勝訴」とか「平成」とかに書き換えたコラが飛び出す始末(私なら「逮捕状」と書いてやるところだが)。
彼のような自分が優位な時にはやたらに攻撃的な人間に限って、自分が守勢に回った時には意外なほどの脆さを見せることが多いのだが、それにしても私の想像さえ超えるようなズタボロ状態。記者会見で完全に目が泳いでしまっているのが情けない。橋下のように逆ギレして誤魔化したり、石原のように完全に開き直るという技の持ち合わせはないようである。
あまりのネタ提供ぶりに、もしかしてどさくさ紛れに強行採決された特定秘密保護法こと言論弾圧法から目をそらすための囮じゃないかという気さえしてくる。となれば、この法律が成立したら特定秘密の第一号は猪瀬知事と徳州会の関係になるのか?
まあ実際は原発に関する真実とか、東電と政界の間の利権とかを特定秘密にして、追究するような者は処罰出来るようにしたいのだろう。情報公開に向かう社会の流れに完全に逆行した時代錯誤な非民主的法律である。さすがに「ナチスに習え」と言っている政権だけのことはある。
10月29日(火) 若草山にモノレール
思わず「馬鹿か?」と言いたくなった。奈良県が若草山にケーブルカーを敷設する計画を立てているとか。目的はバリアフリー化とか。景観破壊などは完全無視である。
バリアフリーが必要なのは、誰もが利用する必要がある施設などである。若草山にモノレールを敷設すれば、お年寄りや障害者などでも山頂からの景観を楽しめるなどと言っているが、それなら「お年寄りでも登りたいだろうから」と富士山にロープウェイを敷設し、姫路城にエレベータを付けるとでも言うのか?
日本は景観保護などに対する意識があまりに低すぎて溜息が出る。おかげで京都などは見るも無惨な惨憺たる有様である。しかしこの調子で行けば、いずれ奈良も滅茶苦茶にされそうである。とにかく土建利権に牛耳られているこの国のシステムを何とかする必要がある。
10月20日(日) あこがれの大人たちが年下になっていた
ガンダムブルーレイのCMだが、確かにそうなんだよな・・・。シャア・アズナブル20歳はともかくとして、ツッコミ入りまくりのブライト・ノア19歳(高校新卒社員の年齢である)、そしてぶっ飛ぶのがランバ・ラル35歳。私より一回り下ということになるが、あんな渋い後輩なんて嫌だ(笑)。私なんかこの年になってもあの渋さの1%もない。
考えてみたら、私が子供の頃に憧れていたアニメの「格好良いお兄さん」と言えば大体が10代後半〜20代前半までなんだよな・・・。その頃の感覚で言えば35歳なんて相当なオッサンだった。しかしいざ自分がその年齢を過ぎてみると、未だに何もよく分かっていない人生駆け出しのペーペーのような気がする。とてもじゃないがまだまだ人生を悟りきったようなセリフなんか出てこないし、そんなものを言ってみたところで様にならない。
結局、人間って一生未熟なものなのかもしれないな・・・。
10月8日(火) 第二期減量計画
先日の血液検査の結果が返ってきたが、懸念していた通りHbA1cの値が悪化していた。夏の間に無理に減量すると夏バテの可能性が高まるので食事制限を緩めたのだが、どうやら緩まりすぎていたようだ。ほぼ間違いなく原因はアイス。
ようやく涼しくなってきたし、第二期減量計画を実施に移す必要がありそうだ。目標は10キロ減。10キロ減らすとまだまだ明からさまな肥満ではあるが、それでも私の20代時レベルということになる。とりあえずそこまで減らせば西の浄土への片道遠征の日取りも大分遠のくだろう。ダイエットの天王山は冬である。
10月6日(日) ドライブスルー
今日の昼食は家族の要望によりモスバーガーを買ってくることになったが、日曜は混雑するのか駐車場は一杯でドライブスルーにも6台ほどの待ち車が。
モスバーガーはファーストフードでないことは知られているが、とにかく順番が回ってくるまでに時間がかかる。前の車が注文して、商品を受け取って出て行ってから次の車の注文を受けているから、6台も並んでいたら30分以上かかる。このクソ忙しい時代になんとゆったりしたことか。実際、車の列を見て諦めて帰っていく車も数台。
ドライブスルーということになっているが、実際はスルーしないんだからドライブスルーではないだろう。モスバーガーに関しては、ドライブスルーの名称を廃して、ドライブステイに変えた方が良いのと違うか。
10月5日(土) iOS7
先週辺りに入れてみたのだが、機能的に特に進化したとか便利になったとかの印象はない。それよりも起動のたびにパスワードを求められるようになったので鬱陶しい。
それと画面は明らかに安っぽくなった。最初に画面を見た時にはあまりの安っぽさに目眩がしたくらい。実際に私の回りにも入れて後悔しているという人間がゴロゴロ。またOSの変更で使い慣れたソフトの操作系が変わったために非常に使いづらくなった。
それにしてもこの玩具のシールみたいなアイコンはどうにかならんのか?
10月3日(木) しまらない話
昨日、愛車のノートで買い物に出かけて夜になって帰宅後、車を停めてドアをロックしようとしたら警告音が鳴ってロックが出来ない。どうしたんだと思って調べてみたら半ドアの警告が出ている。どうもハッチのドアが開いているとのこと。
ドアを調べてみたら受けの金具が緩んでグラグラになっている。以前にも同じ症状が出たことがあるので、その時と同じようにネジを締めようとしたのだが、ネジが空滑りして全く締まらない。どうやらネジの受けの方が外れて落ちてしまった様子。
難儀なのはハッチのドアがこのままだと他のドアも全くロック出来ないこと。これだと危なくて駐車場に置いておけない。しかしもう夜も遅くて修理工場なんて開いていない。
万策尽きて思いついたのは自動車保険のロードサービス。とりあえず連絡したところ鍵の専門業者を派遣してくれた。結局、裏をはがして探したところネジの受けが中に落ちてたので、腕を突っ込んで四苦八苦でなんとかドアを直してくれ、ようやくドアロックが出来るように。感謝、感謝である。
それにしても最近の車は何でもかんでもセンサーで制御だが、そのセンサーがどうにかなったら全体の制御が出来なくなるというのは何とかならないかと思うとところ。自動化が進みすぎると融通が利かなくなって不便になる部分があるのだが、まさに今時の車がそう。余計なお世話と言いたくなる無駄な機能も増えているような気がする。便利と不便が表裏一体である。
10月2日(水) 景気捏造
アベノミクスのおかげで景気が回復しているから予定通り消費税は8パーセントにするとか。
こんなもの明らかに結論が先にあってのこじつけである。日本はデフレを脱したなどと言っているが、確かに物価は上がり始めているからもうデフレではないだろう。しかし実際は景気回復なきままの物価上昇であり、スタグフレーションという最悪の事態になりつつあるだけである。そもそも景気に対する抜本的対策をないままにジャバジャバに金融緩和したら当然の結果である。それをとにかく強引に景気回復と言い通しているだけ。この状況で消費税増税を実施すると、確実に景気は回復不能な状態まで悲惨ことになるだろう。法人税を下げるからその分を賃金になんて言っているが、企業が収益をそのまま人件費に回すぐらいなら、こんなに派遣労働者が増えていない。
まあ「利権を取り戻す」の安倍政権としては、その利権の原資となる消費税増税は何が何でも実施の必要があるだろう。しかし今のように利権にばらまくだけの政権だと、消費税が20パーセントになろうが、50パーセントになろうが日本の財政は改善しないだろう。何しろ浪費しかしない馬鹿息子に「大事に使え」とだけ言い渡して小遣いを無制限に渡しているようなものなんだから。
安倍のようなボンボンには、庶民がどれだけ苦しもうが、それこそ餓死しようともそんなことはどうでも良いんだろう。結局はそういう庶民とかけ離れた連中に政治をやらせている限りは絶対どうにもならないということ。そもそも国会議員なんて議員先生と崇めたてられるようなものでなくて、町内会の役員の延長のようなもので良いんである。それを日本はお上意識が強すぎるからおかしなことになる。議員が国民よりも上なわけでなく、議員は公僕の最上位程度のものなのだから。
10月1日(火) 趣味の犯罪はやめられない
みのもんたの次男が再逮捕とか。本人は否認していたようだが、一部始終を目撃していた者がいて言い逃れのしようがない模様。彼の父親は金はいくらでも持ってるし、彼自身も日本テレビにコネ入社してそこらのサラリーマンなんかよりもはるかに高給取りだったんだから、金に困っていたはずはない。やはりこれは盗み癖があったんだろう。
聞くところによると彼は高校時代ぐらいから頻繁に万引きなどをやっていて、問題になるたびに父親がもみ消していたらしい。この頃から既に金に困っているはずもないので、明らかに趣味としての犯罪。人の金を奪うとか、法に触れることをするとかそういうことに快感を感じていたたちなんだろう。
性犯罪や放火などは非常に趣味性の強い犯罪なので、この手の犯罪者はほぼ一生治らず再犯を繰り返す。妻がいて愛人までいるのに痴漢を繰り返す輩がいるが、つまりは嫌がる相手に無理矢理性行為をするという嗜好になってしまっているということ。こういう性癖はなかなか治るものではない。彼の盗み癖も多分一生治らない類だと思われる。
本来はそのような性癖が出る場合には何らの心理的な問題があるのだから、最初の段階で適切な手を打っておくべきだったのだが、彼の父親がとったのはもみ消すという行為だったから、その性癖が矯正されるどころか拡大して定着してしまったのだろう。確かに30歳を過ぎた息子のしでかした不祥事の責任を親にとらす必要があるとは考えないが、こういう育て方をしてしまったという点での責任はある。つまりは「この親あって、この子あり」である。もしかしたら彼は今回の件もまた父親が権力でもみ消してくれると思ってるんじゃなかろうか。
なおみのもんたは息子の犯罪で自分が謹慎することに対して、外国人の友達が「日本は変だ」と言ったと言っているが、それよりもこのような問題を持っている息子でも親のコネでテレビ局に入社出来るということの方がよほど「日本は変だ」。
9月30日(月) 維新はオワコン
ということがハッキリしたということだろう。堺市長選での惨敗ぶりを見ると。維新としては総力戦で挑んだにもかかわらず、選挙をタレントの人気投票のように考えている大阪で負けるというのは、まさに橋下人気にも影がさしていることを意味している。彼の求心力は「選挙で勝つ」ということだけにあったのだから、これで内部統制も効かなくなってくるのは目に見えている。思想的には一番近いと思われるはずのみんなの党の渡辺が維新と露骨に距離をとっている辺りにすべてが現れている。もう既に橋下には利用価値なしと判断しているのだろう。
橋下のライフラインは世論を汲んでそれに媚びることだった。最初に権力をとった時には巧みに市民の公務員に対する嫉妬感情を煽り、公務員叩きをすることで人気を集めた。しかし自分が権力者になって公務員を統べる立場になれば、彼らを導いて指示する必要があるのに、そこで中身が何もないことを露呈させた。また例の風俗関係の発言で有権者をドン引きさせてしまったことも影響はあるだろう。風俗を利用しろと言われると、良識のある男性や大多数の女性は反発を感じるのが普通なのだが、彼はやはりその業界の近くにいすぎたせいでそういう感覚を理解していなかったのだろう。個人的人気に頼っていた人間がその人間性に疑問を持たれることは最も避けるべきことであり、これはポピュリスト橋下としては致命的失敗である。
さらによく「維新にはろくな議員がいない」と言われるが、橋下陣営の人材の不足は明らかである。特に参謀となるべき人材がいない。それは彼がお山の大将だったことを意味する。恐らく彼は自分は人より賢いと信じているから、参謀の必要性も感じないし、他人の意見を聞く必要も感じなかったのだろう。彼が同志を集める時の基準は常に「自分の理念に賛同出来るか」。しかしこれは現実には「追従者しか必要ない」と言っていると一緒で、この手の基準で集まってくる人材にろくな者がいないのは自明。実際、彼がこの基準で集めた民間人校長の相次ぐ不祥事がすべてを物語っている。
政治のリーダーとして必要な資質は指導力と調整力である。トップに立つ人間はいろいろな利害関係の諸勢力を調整して落としどころを見つける必要があるのだが、彼は自分の考えを押しつけてそれに従えと言うだけであるからその資質が決定的に欠けている。つまりはそもそも器でなかったとしか言いようがない。彼の計算違いは、先の選挙でキャスティングボートを握ってから自民に維新をなるべく高く売りつけるつもりでいたのに、自民が単独で圧勝しすぎたせいでその余地がまるでなくなってしまったことだろう。今更自民と合流と言っても、高く売りつけるどころか安く買い叩かれるのが見えている。大阪に専念ということを言い出したのは、国政の方で八方塞がりになった故である。
既に政治家としての資質がないことが明らかになった彼としては、これから進むべき道は教祖をめざすぐらいしかないのではないか。教祖なら現行不一致や発言の整合性などが問われることはないし、彼の詭弁のうまさは決定的な武器になる。既に彼の支持者は、政策云々はよく分からずに「とにかく橋下さんだから」という信者としか言いようがないタイプが中心となっているし。教祖となれば彼は崇拝者や追従者に囲まれて心安らかに幸せに過ごすことができるだろう。
9月18日(水) 台風一過
台風18号は各地に被害をもたらしたようだが、関西では嵐山の惨状がトップニュース扱いで伝えられている。今まで経験したことの無いような水が一気に押し寄せてきたらしい。土産物屋の被害などは甚大なようだが、とにかく一番の稼ぎ時である秋の観光シーズンまでには再興したいところだろう。
また各地で農産物への影響なども心配されるところである。それでなくても今年は猛暑で野菜などが高騰している。それに輪を掛けるようなことになれば、アベノミクスによる庶民イジメとの相乗効果で生活が大変なことになる。
なおこの台風は私にも直接的に影響があった。この週末は関東方面に遠征していたのだが、月曜日の帰宅の時がもろに新幹線が大混乱。結局は自宅に帰り着いたのが夜中の1時半という状況で、翌日は朦朧とする意識の中で仕事をする羽目になってしまった。この年になるとこれはキツイ。
9月17日(火) また銃乱射
銃乱射による無差別殺人は最早アメリカの国技になった感さえあるが、今度は海軍施設内で銃の乱射があり、13人が死亡したとか。いよいよもって「家庭に銃を、街角に銃撃戦を」の全米ライフル協会の理想社会に近づいているようである。
以前に学校内で銃の乱射があった時には、全学校内に銃を装備した警官を配備しろというぶっ飛んだ提案をしてど顰蹙をかった全米ライフル協会だが、今度はどんな馬鹿発言をすることやら。海軍内にも武装警官を置けとでもいうのか? そもそもいくら銃で武装していても、いきなり撃たれたらどうしようもない。それに銃を持っていても相手の武器が自動小銃とかだったら勝負にもならない。
まあ常に想像を絶するような馬鹿発言をする全米ライフル協会のことだから、「このような悲劇を二度と起こさないために、全国民に常に防弾チョッキの着用と自動小銃の携帯を義務づけるべきだ」とでも言い出すんじゃなかろうか。
そもそもアメリカで言われている銃規制は、すべての国民の銃の所持を禁止するというレベルでなく、犯罪者や精神障害を持つ者の銃の所持を規制するというレベルのものである。しかし全米ライフル協会はそれにさえ反対なんだから、やはり銃による無差別殺人はアメリカ人にとって神聖不可侵の権利だと考えているのだろうか。もはやまともな人間の思考ではない。
全米ライフル協会とは要は銃器製造販売者の利権団体なんだが、利権に目が眩むとどれだけ人間が馬鹿になるかという証明でもある。実際、金のためなら人類が滅んでも良いと考えているような連中もいるようだし。このままだと人間の欲のせいで人類が滅ぶ。
9月8日(日) 東京オリンピック
2020年開催に決まったそうだ。正直なところ、最近のオリンピックの利権絡みのウダウダを見ていると喜ぶ気にはなれない。そもそも東京オリンピック自体が、石原が自分の関連企業に金をばらまくために目論んだことだし。
これで予算配分なんかもオリンピックを優先にして震災復興関連はいよいよ後回しにされるのではないか。また汚染水対策を錦の御旗にして、東京電力幹部の利権を守るために大量の税金が投入されることになるだろう。汚染水対策を東電に任せていたら利益優先の東電はいつまでも何もしないことが明らかなので、税金を投入して汚染水対策をするのは賛成だが、それをしたら当然のように東電に組織としての責任を取らせる必要がある。しかし現政権は東電とズブズブだから、間違いなくそちらは有耶無耶にする。結果として東電は何の反省もせず、幹部の利権も組織の腐敗も温存されたまま。そしてその内に自分たちの利益のために原発もまた再稼働になり、遠からずもっとひどい事故を起こして日本終了である。
ちなみに最初の東京オリンピックは本来は1940年に開催されるはずだったのだが、日本が戦争を始めたことで中止になり、実際に東京でオリンピックが開催されたのは戦後かなり経っての1964年であった。今回はそうならないことを祈るのみ。
9月7日(土) 日帰り遠征
今日は四国まで日帰り遠征に出かけた。詳細は後日遠征記に記すとして、内容的には山城ありの美術館ありの重伝建ありの温泉ありのという例によってのてんこ盛り。ただ四国の山奥まで出かけたのでかなり疲れた。
やっぱり四国に日帰りというのは無理がありすぎるか。
9月6日(金) 残酷な現実
老いるとは無限にあった可能性が消えていくこと。人生とは無数の夢が一つずつ消滅していく残酷な過程。人はそれを「仕方がない」という一言で忘れようとするが、時々どうしようもなくやるせなくなることがある。
人生においてどれだけの犠牲を強いられるかは、残念ながら生まれ落ちた環境でかなりの部分が決まってしまう。人生のほとんどを犠牲を強いられる者もいれば、他人を犠牲にして自身は何の努力もせずにのうのうと生きていける者もいる。世の中は不平等に満ちているのである。だからこそせめて人為で何とかなる部分ぐらいは少しでも平等にするべきなのだが、当然ながらそれを望まない者もいる。そしてそういう輩は大抵において社会では強者である。
9月5日(木) 宇宙戦艦ヤマト
リメイクするという話は大分前に聞いていたが、とうとう登場したようだ。ガミラス編をリメイクというのが驚いたが、まあいろいろと「今風」にしてるなという印象。
まずキャラ絵。松本零士のクセの強いキャラを今風にリファインしてある。ただ今風にしたらなぜ森雪の髪の毛が跳ねるのかは謎だが・・・。
そして何より今風なのは、女性キャラを大幅に増やしていること。それも知的な眼鏡っ子(青)、ブリっ子な妹系(オレンジ)、ボーイッシュな体育会系(黒)、巨乳の癒し系(ピンク)と「いかにも」の配置になっているという仕掛け。しかも挙げ句が異星人まで参入してきて、真面目な直球派(赤)、天然なお嬢様系(白)とほとんど学園恋愛シミュレーション状態。ただおかげで正統派ヒロインの森雪(黄色)の存在感がかなり薄くなっているが。
存在感が薄いと言えば、従来の松本キャラは軒並み存在感が薄くなっている。主役のはずの古代進なんかあまりに存在感薄すぎて、主役(?)と書かざるを得ない状態だし、島大介なんかは脇役から端役に降格。存在感については前作の相原レベル。松本色が強すぎる佐渡先生やアナライザーに至っては完全に背景。
内容的にも微妙に今風。ガミラスが地球のことを「テロン」と呼んでいたり(そもそも異星人が地球語で「地球」と呼ぶのは変)、あれだけの軍事大国のガミラスの本星がやけに戦力が手薄だったことの説明を付けていたり(星間ゲートが破壊されたことで主力が戻れなくなった)なんて細かい設定を「合理的」にしてあるのは今風。もっとも宇宙空間で戦艦やら戦闘機が自由に飛び回るという一番の無茶はどうしようもないが。なお私は「テロン」と聞くたびに、なぜか「ペコポン」と連想してしまう。
ただここまでして往年の名作をリメイクしないといけないというのは、やはりこの業界のネタ切れが著しいということ。Evaの新作を作ったり、ゲッターやマジンガーまで出てきたり、ここ最近のアニメ界はヒット作の2や3ばかり作っているハリウッドと同じ末期症状になっている。人間の発想力や想像力は無限という言葉があるが、最近の創作界の惨状を見ていると、天然資源だけでなくて人間の発想力や想像力も有限なんじゃないかという気がする。
9月3日(火) 雨ばかり
先週末から関西では連日の雨。しかも時々洒落にならないぐらいの量が一気に降る。この雨の降り方を見ていると、明らかに日本も熱帯化しつつあるような気がする。温帯地域のシトシトという雨でなく、熱帯のスコールを連想する。やはり温暖化の影響なのだろう。CO2排出規制の話もアメリカのシェールガス革命でどこかに吹っ飛んでしまったし。
この天候のおかげで満足に運動が出来ないので、今日は仕事後に屋内プールに立ち寄った。ただプールで水中ウォークは良いのだが、このような天気だとプール後に身体がジトジトとして不快。なんか身体にカビが生えそう。
この週末は出かけたいと思っているので晴れて欲しいが、週間天気予報を見ていると絶望的な模様。気が滅入る・・・。
9月2日(月) 宮崎駿引退
最新作の「風立ちぬ」を見た時から何となくそんな気はしていたが、やはり正式に発表したらしい。
この映画でわざわざ素人の庵野を起用した辺り、彼をこれからのアニメ界を背負う人材と見込んで、何か伝えたいことがあるのだろうと感じていた。ただ問題は当の庵野がそのメッセージを受け取れているか。彼は確かに才能があるのは間違いないが、それを作品としてまとめ上げる過程に難があるだけに。宮崎駿は「巨匠」という雰囲気があるが、庵野秀明はどこまで行っても「巨匠」という感じにはならないような気がする。オタクの第一世代と第二世代の違いなのかも知れないが。
9月1日(日) お籠もり
この週末は関西地区では断続的な集中豪雨に見まわれたせいと、夏の疲れが心身共に洒落にならないレベルに達してぶっ倒れていたことなので、この週末はお籠もりの怠惰な時間(ほとんど寝ていた)を送ることになってしまった。
しかしこういう生活を送ったら身体は休まったはずなのにどうも精神が不調。週末を無駄に過ごしてしまったという意識のせいで、どうしても鬱が入ってきてしまう。しかも困ったことに、精神に鬱が入るとどうしても何かが食べたくなってくる。
やっぱり私は基本的に身体を動かさないと食欲が異常増進するタイプなんだということがよく分かる。週明けからまた運動を再開して、第二次減量計画を実行に移す必要がありそうだ。
8月14日(水) 冷凍馬鹿
どうも最近は馬鹿が冷凍庫で自爆するのが流行しているようだが、バイトが冷蔵庫に入った写真をネットにアップされた「ブロンコビリー」が、当該店舗を閉店にすると共に、解雇したバイトに対して損害賠償の請求を検討しているとか。悪ふざけの彼にとってはかなり高い授業料になりそうだが、一罰百戒で馬鹿の連鎖を断ち切るにはこのような強硬措置もやむを得ないか。
ただ思うのは、企業の側も従業員に処遇なしに忠誠心やプロ意識を求めるなという気はする。バイト程度で出来る仕事と考えて従業員をバイトにしているのなら、仕事内容もバイトレベルと考えておく必要がある。賃金を下げたいからとバイトや派遣などで従業員を雇っておいて、仕事ぶりだけは正社員レベルを求めるというのは虫の良すぎる話。労働は契約であって、労働の対価の賃金がバランスして初めて成立するわけである。
正直なところ、本当に損害賠償請求したいのは、この馬鹿のおかげで働き先をなくした他のバイト達じゃないのか。関係ない者までまるで連帯責任的に処分されたような気もしなくもない。
そういう風に考えると、食品業界の労働者の中心がバイトというのはある意味で非常に恐ろしい話。ここにさらにTPPでアメリカから危険な食品が大量に流入してきたらどうなることやら・・・。
8月11日(日) 同期できない
数日前からiphone5をPCに接続すると「同期セッションを開始できなかったため、iPhoneを同期できませんでした。」というエラーが出て、同期やバックアップが出来なくなってしまった。数日前にiTuneが暴走してマシンが再起動になったことがあったので、どうやらその時にファイルがおかしなことになったらしい。
ネットで調べているとC:\Documents and Settings\All Users\Application Data\Appleの中のLockdownフォルダをまるごと削除すれば良いとの情報に当たったので、それを実行。ようやく復帰に成功した。まあ毒リンゴ周辺は何かとトラブルが多い。
7月30日(火) ナチスを見習え
憲法改正について麻生がそう発言したとか。憲法改正について、「狂騒、狂乱の中で決めてほしくない。落ち着いた世論の上に成し遂げるべきものだ」として、「ワイマール憲法もいつの間にかナチス憲法に変わっていた。あの手口を学んだらどうか。(国民が)騒がないで、納得して変わっている。喧騒(けんそう)の中で決めないでほしい」と述べたとか。
先の選挙の大勝で気が緩んでついつい本音が出たのだろう。要は議論もせずになし崩しもしくは強引に憲法を変えれば良いということか。ちなみにナチスは露骨に反対者を弾圧している。
さすがにこの発言についてはパニックになった自民党工作員が、これは皮肉だとか、ナチスを反面教師にしろという意味だとかの超解釈を繰り広たり、お得意の「マスゴミの捏造だ」と火消しに躍起になってるが、どう考えても麻生の本音が出ただけ。
この調子で行けば憲法の中身もナチスに習おうとしているのかと言いたくなるが、実際に自民党が示している試案というのが、基本的人権を廃止とか、国民の権利よりも国に対する義務を上に置くとかの日本を北朝鮮にしようとしているとしか思えない内容。
それにしてもよりによってナチスを見習えとは・・・これが欧米なら一発で政治生命が終わる発言。しかし日本ではスルーしているマスコミもいるというのは、さすがに安倍が直接にマスコミに圧力をかけたというのが効いているのか。だとすると日本は末期症状。確かにナチスに習ってるわ。
7月16日(火) アイスクリームケースに入る馬鹿
ローソンで商品のアイスクリームが入っている冷凍ケースの中に寝転がっている写真を店員がフェイスブックに載せ、不衛生だとネットで大騒ぎになった結果、その店員は解雇で店はフランチャイズ契約を切られる羽目になったとか。
ちなみにどうやらその店員というのは実はその店のオーナーの息子だったとか。それでフランチャイズを切られる羽目になったのだろう。もっともそれが普通のアルバイトだったとしてもやはり店が処分される可能性は高く、これだから「下手なバイトを雇うぐらいなら人手不足の方がマシ」というコンビニが増えるんだろう。
権力者の側としては国民は馬鹿な方が都合が良いから往々にして愚民化政策が取られるのだが、日本でもネットを駆使しての愚民化政策はかなり進んでいた。ただ権力者側の計算違いは、愚民化が進みすぎてもはや労働者としても使い物にならない連中が増えたことだろう。権力側の望みは、政策に対する不満などは考えずに唯々諾々と奴隷労働する労働者の育成だったんだが、それを通り越して労働者としてのレベルに達しない連中が増えてしまったのでは大失敗であろう(そんな連中の一部が東京で大騒ぎを起こしてるらしいが)。
それしてもフェイスブックやツイッターはネットでは「馬鹿発見器」などとも言われているが、あまりに不用意なことをやらかして大騒ぎになる連中が絶えないのはなんとしたことか。考えれば分かるようなことを考えられない思考停止連中が多いということだろう。これも日本人の劣化というのか。
まあ確かに「中国と戦争だ」と鼻息荒い連中なんかもネットにはいるようだが、そういう連中は大抵、実際に戦争になったら自分自身が最前線送りになったり、自分の頭の上にミサイルが飛んでくるという当たり前の可能性を全く想像できずに、自分と全く無関係の場所で戦争が起こって、自分はワールドカップを応援するみたいに自衛隊を応援していれば良いと思っているようだし・・・。
7月11日(木) アベノミクス
アベノミクスが果たして成功するかどうかなどと言われているが、アベノミクスなる政策が日本の景気を回復させることを目的としているのなら「成功などするはずがない」と断言できる。
と言うのも、確かに好景気の時には若干のインフレが進行する。しかしインフレにしたからといって好景気になるわけではない。これは明らかに原因と結果を取り違えているのである。例えば私の給料が大幅に増えれば、私の遠征に投入する費用も大幅に増えるだろうが、私が遠征に投入する費用を大幅に増やしたからといって私の給料が大幅に増えることはないのと同じである。大体インフレにするだけなら極めて簡単で、日銀に紙幣を大量に印刷させれば良いだけである。それで本当に景気が回復するならとっくに誰かがやっている。
そもそも不況になっているのは日本の製品などが魅力をなくしているからである。家電不況が言われて久しいが、かつては年に数十万円は家電品につぎ込んでいた私が、ここ数年はほとんど電気屋に行っていない。はっきり言って買いたいものが全くないからである。これはもし私の収入が倍になったとしても大して変わらないだろう。大体地デジ切り替えなどの政治の力を利用した特需に頼るようになったら終わり。アメリカの自動車業界が駄目になった時も政治力を駆使してアメリカ車を押し売りしようとしたが、品質が悪く性能が悪いアメリカ車なんか、無理やり押し付けられた自治体などが何台か入れただけで民間には全く売れなかった。
また今日の世界的不況は資本主義の拡大が地球の大きさの限界に突き当たったという一面もある。拡大し続ける経済なんてのはねずみ講みたいなもので、地球の大きさが有限である以上はどこかで限界に突き当たるのも当然なのである。むしろこれからは成長し続ける経済ではなく、ゼロ成長でも成立する経済システムを考える必要がある。
もっともアベノミクスの目的が景気回復でなく、国民をだまくらかして選挙を勝つことにあるのなら多分成功するだろう。今回は安倍自身がメディアに露骨に圧力をかけたらしく、メディアはアベノミクス礼賛一色である。よほどの大ヘマでもしない限り、次の選挙では自民が圧勝だろう。アベノミクスなる政策は、先のことは考えずに目の前だけをしのぐのに予算をばら撒いたものだから、選挙が終わってからぐらいにそのツケが一気に来るだろう。その時に地獄を見るのは金持ちのボンボンの安倍ではなく、彼に投票した一般庶民ということになる。
7月1日(月) ヘタレ
かつて小学生に切りつけた自称「もののふ」の宅間守というヘタレがいたが、また同じようなことをやらかしたヘタレが出たようだ。しかも逮捕されたらわけの分からないことを言っていて精神鑑定が云々とのこと。しかし犯行後にしっかり着替えて証拠隠滅図っているんだから、明らかに詐病での無罪狙いだろう。世の中どうしようもない奴が増えすぎた。馬鹿は死ななきゃ治らないというが、やはりこんな奴には死刑しかないんだろうか。
今回の被害者は幸いにして怪我だけですんでいるのだが、その代わりこいつも大した罪を食らわずにすぐに娑婆に出てきそうだ。しかも下手をすればマジで無罪になる可能性もある。つくづく日本は一人の馬鹿のために一万人が不幸になるというとんでもない世の中になってきた。
6月26日(水) 無責任
橋下市長の肝いりの校長公募制での民間人校長が3ヶ月で辞めてしまったとして話題になっている。38才と言えば「今時の若者は」という年でもないと思うのだが、やけにその理由の説明が子供っぽいのが気になった。
要は自分の思うようなことが出来なかったとか、給料が安かったとか、終始自分の事情ばかり。子供に対しては「申し訳ないという気持ちではなく、残念な気持ち」ということだけらしい。要は「僕ちんの思うように仕事できないから辞める!子供に対しての責任?そんなの僕ちんのせいじゃない!」ということ。
類は友を呼ぶと言うが、口だけ番長の橋下に媚びて一旗揚げようと考えるような輩など所詮はその程度と言うことか。維新の面々も似たり寄ったりのようだし。
これに対する橋下市長のコメントが、例によって自分の責任は回避した上で他人事のように批判しているのが相変わらず。やっぱりトップに立てる器量のある人間ではないことが明らかすぎる。
3月13日(水) 心斎橋なう
今日から2日間、大阪で会議の連荘。いちいち帰るのもしんどいので、そのまま大阪で泊まっている。ただし私の会社は大阪出張で宿泊費が出るほど太っ腹ではないので自腹である。
会議は体力は使わないが、その分精神力を削られる。しかも列車の乗り換えの際にキャリーを車内に忘れ、キャリーだけが京都まで行ってしまう事態。結局は会議が終わってから京都駅の忘れ物センターまで取りに行く羽目になって、さらに心身ともに削られる。
心斎橋のホテルに到着した時には完全にクタクタ。とりあえず夕食を摂る店を探したが、この辺りは粉物屋ばかり。さすがに私は今は粉物はほぼ禁止の状態なので店を探したが、最後には面倒になって目に付いた「はり重 大宝寺店」に入店する。メニューは洋食系のようなので「ビフカツ定食(1400円)」を頼む。
見た感じはまあ普通のビフカツ。しかし肉がなかなか良い。そんなに分厚い肉ではないのだが、肉が柔らかくてうまい。後で調べたところによると、どうやら精肉店の直営店だとか。全く何も期待せずに通りすがりに入った店なのだが、これだから大阪の飲食店は奥が深い。これに比べると東京の行列店とやらのレベルの低さといったら・・・。
ただカロリーを抑えるつもりだったのが、結果としてはかなりカロリーの高そうなものを食べてしまうことに。どうも節制ができていない。なおこれだとまだ野菜分が不足なので、ホテルに帰るとセブンイレブンで買い込んだ野菜サラダをがつついたのは言うまでもない。
2月16日(土) オリンピック
レスリングがオリンピック種目からはずされることになりそうだということで大騒ぎになっている。関係者にとってはまさかなんだろう。実際、レスリングは古代オリンピックの時代からの正式種目だし、どう考えても近代五種やテコンドーよりもマイナーだとは思えない。日本が強い競技だっただけに落胆も大きいようだが、皮肉なことだがその「日本が強い」ということが間違いなくはずされることになった最大の理由。
何だかんだ言ってもオリンピックは白人優位主義の祭典の側面が強い。だから東洋の黄色い猿が勝つような競技ははずしてしまえという発想になる。実際に他の競技でも国際競技団体の役割は、いかに有色人種にとって不利なルールを制定するかなんてこと。それをくつがえそうと思うと、フィギュアのように競技団体自身に大量の日本人を送り込んで発言権を増すしかない。昔のフィギュアには芸術点なる不明朗な採点があった(有色人種はそれだけで芸術性が低いのである)。最近になっての日本の躍進は、ルール自体がかなりフェアになったことが大きい。
レスリングについては同じく強国であるイランも「欧米の陰謀だ」と抗議しているとか。しかしあの国が抗議すればするほど逆に状況は悪くなりそう。日本とイランが強い競技なんて、白人こそが神に祝福された人類だと思っている連中からすると絶対に復活はないだろう。
そろそろ人種差別思想と商業主義に毒されたオリンピックから離れて、真の意味でのスポーツの祭典を考えても良い頃になっていると思う。
1月22日(火) アルジェリアでのテロ
なぜ無関係の日本人を巻き込むんだ。憤りで一杯である。そんなに殺し合いをしたいなら、イスラム教徒とキリスト教徒だけでどこかの離島ででもハルマゲドンなとジハードなとをすれば良いのだ。それにしてもつくづく今日の世界の不幸は、キリスト教とイスラム教という二大カルトが世界を制してしまったことだと思う。一神教は駄目だ。自分の神様以外はみんな悪魔なんだから、異教徒と共存できる度量がない。やはり人類が更なる高みに進化するには、道徳と宗教の分離、そして宗教の根絶しかない。人間は宗教を棄てない限りこれ以上の進化は無理だろう。
それにしてもイエスにしてもマホメットにしても、後の世に伝えられているような高潔な人物なのなら、自分の名が人殺しの大義名分に使われている状況をどう感じるだろうか。もしそれを良しとするような人物ならそもそも尊敬には値しないし。
12月31日(月) Appleの奴隷
と言うしかない状態だ。iphone5を購入してから。
とにかくappleの製品は周辺は何でもかんでもapple純正品で固めざるを得ず、しかもそれらがすべてアップルストアのほぼ独占で、さらにはことごとくボッタクリ価格ばかり(製造原価50円もしないだろうケーブルが1800円とか)なので、何かかにかとやたらに金がかかるという仕組みになっている。なるほど、appleが信者を対象にしたカルト組織だと言われる所以を身に染みるほど実感する羽目になった。そもそもiphone5はそれだけでは完結している製品とは言い難く、周辺機器やその他を追加するのが前提になっているし。
しかもそれ以外でもiphone5を購入したら、いろいろと今までのシステムを変更する必要に迫られた。結果としては今まで使っていた安物のカーコン(ディーラー標準最低品のとりあえず鳴りますというだけの代物)だとiphone5との接続ともままならないので、カーコンポを買い換える羽目に。またiphone5の小さい画面ばかり見ていると目が悪くなりそうになったので、さらにipadまで買ってしまった。着実にappleの奴隷に・・・。最近はあのリンゴマークが毒リンゴにしか見えなくなってきた。
ちなみにipadは最新のものを買う金銭的余裕などないので、第三世代の64GWi−Fiモデルのapple再生品を購入。これをiphone5とbluetoothで接続してインターネットをやろうという目論見(家で使う時は当然のようにWi−Fi接続である)。それにしてもこの年末だけで恐ろしいほどに散財してしまった。毒リンゴに頭までやられたか。金銭感覚を早い内に正常化しないと、来年が大変なことになる。
ところで毎年恒例の大掃除だが、もう既に今年は白旗モード。体調が悪かった上に毒リンゴにまでやられて掃除に回す体力がない。
そう言えばウィルコムに契約解除の書類を送ったのに、手続き完了の知らせが全くやってこない。まさか郵便事故を装って契約解除を認めないつもりか?
12月16日(日) iphone5購入
永らく懸案となっていたスマートフォンの導入だが、この度ついに踏み切った。
そもそも私は今までPHS(W−ZERO3)を使用してきたが、機器の老朽化もさることながら、やはりPHSでは最近の諸々のサービスに対応できないことなどが問題になっており、また電話をかけてもエリア外でつながらないことが多いなどということから家族にも不評を買っていた。携帯への切替は差し迫った課題だったのである。
ただ問題はアンドロイドにするかiphoneにするか。私としてはGoogleに屈するかアップルに屈するかというどちらも御免蒙りたいような二者択一に迫られたのだが、結局は今まで諸々のトラブルに巻き込まれたことのあるGoogleよりは、あまり好きでもないが直接に何かトラブルがあったというわけでもないアップルにすることにした次第。
キャリアはAUにすることにしていたから(今までの諸々のトラブル経験からソフトバンクは最初から問題外だった)、仕事が終わってからAUショップに直行、早速導入した次第。
しかし使い始めるととにかく諸々のトラブルが起こる。とにかくiphoneにはペラペラの初期設定ガイド以外はマニュアルらしきものは付属しておらず、ネットにマニュアルを見に行くとわけの分からない文書が出てくるだけ。結局はあてになるのはネットの雄志による解説サイトだけ(アップルらしい恐るべきほどの他力本願だ)。しかもその初期設定もガイド通りに進まない。初期設定だけで猛烈に時間を空費して相当なストレスを溜めることになった。しかもPCにつなごうとするとなぜか認識しないなどのトラブルも発生。さらにリバーシブルで使えるはずのケーブルがなぜか片面しか反応しないとか意味不明のトラブルの山である。結局は一週間ほどかけて惨々設定に振り回された次第。
一応一渡りの設定が終わって何とか使えるようになると、確かに便利な部分もあるのだが、とにかく「機械に振り回されている」という印象が強い。またこの機械は間違いなくネット依存を加速する装置だと感じられ、若者に与えた場合には「ヒッキー養成装置」さらに「ニート育成装置」になると痛感。決して子供には与えてはいけないと感じられた。
ところで話題は変わるが、あの尼崎の殺人鬼こと角田美代子が留置場で自殺したとか。結局は事件の全容を明かすこともなく、罪を反省するでもなく、ましや罪を償うだけでもなく自分だけで逃げてしまったわけである。要は今までその調子でつらいことや義務からは逃げて、人に迷惑をかけ続けてきたのだろう。終始一貫自分の都合と自分のことしか考えないクズな人生を送ってきたということを物語る最期であった。馬鹿は死ななきゃ治らないなどというが、こいつの場合は「クズは死んでもクズだった」という方がふさわしいか。
9月30日(日) 鉄腕バーディー完結
なんだかんだで10年ぐらいつきあっていた作品だが、今回発売になった巻で完結とのこと。ただ完結といっても実際は打ち切りくさい。とりあえず話の結論は付けているが、広げすぎた大風呂敷は無理矢理に収拾つけていて、初期の頃に張っていた伏線なんかは回収し切れていない。
前の雑誌に掲載していた頃は、段々と話の風呂敷が大きくなりすぎて内容が全く整理できてないなと思っていたのだが、掲載紙が変更になってから若干作品の雰囲気を変えてストーリーの方も最後の落としどころを睨んで進めていっているような感じはあった。しかし多分一番最後のところまでは練れてなかったんだろう。
そもそもゆうきまさみの真骨頂は「究極超人あ〜る」のような「ちょっと変な日常生活を淡々と描く」という絵日記漫画。パトレイバーなんかでも特車二課の日常の方が明らかにメインで、シャフトや内海の陰謀なんて要素を放り込んだら収拾がつかなくなってきて、やけに呆気ないラストになってしまった。
しかし週間連載とかの形だと、毎回読者の興味を惹かないといけないわけで(特にジャンプみたいに毎回の読者投票で連載が決まるような雑誌は顕著)、それをしようと思うと毎回無理矢理に話の風呂敷を広げないといけなくなるから、結果として話に収拾がつかなくなって破綻してしまう。コミックに限らず最近の創作ものはすべてこういう傾向が強い。結果として、意表を突く展開の連続の挙げ句に「何でこうなるの?」という無理矢理なオチになる作品の乱発である。
まあ短期的な結果ばかりに目を取られると、長期を見据えた設計なんて行えないなんていう典型的なパターン。アメリカの企業経営がこれでまるでダメになり、それを見習った日本も当然同じ状況になった。そうして考えると人生も目先の小さな利益で一喜一憂していたら、人生全体がおかしなことになってしまうということもある。
9月12日(水) 四十肩
3ヶ月以上前から左肩の痛みに苦しめられていたが、一向に良くなる気配が見えないので整形外科に行ったところ、やはり予想通り四十肩の診断が下ってしまった。また一つ、私も最早若くないことを示す物証が・・・。早速痛み止めの注射をされ、翌日からヒアルロン酸注射を受ける羽目に。一週間おきに五回注射するとのことだが、なぜ五回なのかと思えば、どうやら保険が適用になるのが五回までらしい。
ヒアルロン酸を打ってもらって肩が楽になったような、あまり変わらないような。ただ困ったのは、肩が治まってきたらそれで隠されていたらしき親指の腱鞘炎や肘の不調が一気に出てきたこと。やはり腕をマウスとキーボードで酷使しているせいか。それにしてもあちこちガタガタ。
9月8日(土) セーラームーン再アニメ化
来年の夏に登場するとか。思わず「マジか?」
正直なところ、何を考えて今頃再登場させるのか理解できない。むしろ逆に、今のアニメ界ってそんなに行き詰まっているのかと思う。あの作品はあの時代だったから良かったわけで、今更あの調子で復活しても時代とズレすぎるし、かといって下手に今風にアレンジしたらもうセーラームーンではなくなってしまう。大体キャストをどうするのか。新キャストにするのなら絶対にイメージが変わってしまって、リメイクする意味がまるでないし、かといって今の三石琴乃にうさぎの声が出せるとは思えない。正直なところ、痛すぎる作品になるのがオチだから、やめといた方が良いのではと言うのが本音。
最悪の場合、同窓会ですっかりおばさんになってしまったかつての初恋の人に再会するような状態になるのではという恐怖がある。
9月5日(水) バイク王 帰らない
これがGoogleキーワードで急に上位に上がっているから何のことだと思ったら、つまりはバイク王にバイク買取の無料査定を頼んだら、とんでもない低価格を示した上に断ってもいつまでも居座って売るまで帰らないということらしい。しまいには「こっちもガソリン代がかかってるんだ」とか言い出したり、勝手にバイクを持っていく(歴とした窃盗である)事例まであるとかで問題になっている。で、これが急にキーワードで上がってきたのは、来年の2月に中古車などの買取業者の出張査定での買取勧誘を禁止する法律が施行されるということで、「これはバイク王がひどすぎたせいでターゲットになった」とか「これでバイク王は終わった」ということで話題になったらしい。
まあありがちな話である。特に中古品売買の商売は相場があってないようなものだから、客の足元を見るような業者もあるだろう。また派手にテレビCMをうっている業者は大手で信用できるなんて考えるのは浅はか。テレビは金を貰ってCMを流すわけだから、もろに暴力団と一体化していることが明らかな企業とか、現在進行形で大トラブル(集団訴訟など)を抱えているような企業でもない限り、まずCMの放送を断ることなんかないし、CMの内容にも責任なんて持たない(まあさすがに例えば「万引き本買い取ります」とかのまともに犯罪を呼びかけるようなCMとかなら話は別だろうが)。それどころかCMばかりでなく、バラエティ番組での紹介なんかも実質的には広告料を貰ってのCMだから、内容の信憑性なんてまるっきり保証していない。そもそも例のグレーゾーン金利の禁止で業者が左前になるまでテレビで大量のサラ金のCMが流れ、現在はパチンコのCMばかりが大量に流れている状況を見れば、テレビ局はどんなCMでも金さえ出せば流すのは明らかである。
むしろ高価なテレビCMをバンバンとうてるということは、それだけどこかで経費を捻出していると考えるべきで、中古車販売業なんかだったら安く買いたたいて高く売りつけているということになる。もしくは倒産寸前の会社が出来る限りの現金をかき集めるために急にテレビCMをうつ場合もある。木津信用組合なんかもやたらにテレビCMをするようになったと思ったら破綻して多くの被害者を出したし、夜逃げしたPCサクセスなんかもその直前に突然にテレビCMをうつようになって、大量の注文を受注してから倒産した。つまりはCMをうつのはタダでは出来ないし、逆に金さえ出せばどんなところでもCMはうてるんだということを忘れてはいけない。
8月27日(月) 疲れた・・・
今日は仕事で大阪まで出張。ようやく仕事が終わって帰ろうと思ってJR大阪駅に行くと、電光掲示板にあり得ない時間の列車時刻が出ている。何があったのかと思えば、人身事故でダイヤが滅茶苦茶とか。結局は列車は70分遅れとかの滅茶苦茶な状態で、家に帰り着いた時には午前様。
全く、飛び込みテロだけはどうにか出来ないものだろうか。こんな大勢に迷惑かけたら間違いなく地獄直行なのに、なぜそう好きこのんで地獄に行きたがるのやら。「列車に飛びこむような迷惑な馬鹿は死んでくれ」という意味不明の書き込みが以前にネットであったが、意味不明で滅茶苦茶ながら、その気持ちは非常によく分かる。
8月26日(日) ウイルスバスター2012
このシリーズのソフトは今までろくな目にあっていないが、やはり2012も予想通りというかトラブルを起こしてくれているようだ。私に現れたトラブルとしてはまずIEの起動が極めて遅くなったことと、日本語入力の際に一瞬反応しなくなることがあり、おかげで入力をしくじることが多くなったこと。
ネットでもウイルスバスターが重いとかの声が結構あるが、その手の質問が出ていると社員なのか信者なのか知らないが、必ず「ウイルスバスターが原因でなく、お前のパソコンに問題があるんだろう」というレスが付いている。
しかし私の場合、上記の現象はウイルスバスターを停止すると完全に解消するので間違いなく原因はウイルスバスター。やっぱり前々からこのソフトは素行がよろしくない。それにも関わらずやたらめったらに自動更新手続きを促すメッセージばかり出てくるのが鬱陶しい。あまりのひどさに乗換を考えているところなのに、自動更新なんてするわけないだろうが。
7月18日(水) やらせ
中部電力の公聴会で中部電力の社員が原発推進の立場から発言者として出てきて騒ぎになっているとか。以前にも露骨なやらせが問題になったが、これはもう電力会社の体質そのものなんだろう。この社員は「放射能で亡くなった人は1人もいない」なんて発言したというからかなりのとんでもである。それは確かに今回は放射能で即死した者はいないだろう。しかしこの影響は後に出てくる。その時には「因果関係が不明」とかとぼけて逃げる気満々なんだろう。
本人は会社の指示ではなくて個人として参加したとかいっているらしいが、果たしてどうだか。また会社の指示でなかったとしても、会社内にこういうやらせを歓迎する空気があるから、それを読んでここぞとばかりにこういう形で忠義を示そうとするおべんちゃら野郎が出てくるのである。あまりに大騒ぎになったことで、中部電力はこの社員を「口頭で注意した」とのこと。これは文字通りに取ると訓戒処分ということだが、実際は形だけで実は内部の勤務評定としてはプラス点を付けてるだろうと思われる。電力会社はもう根本的に体質がダメ。やはり私が以前から言っているように「健全な競争のない資本主義は社会主義以下の状態になる」というまさに実例である。
7月7日(土) 集中豪雨
昨晩はかなり激しい雷雨で川や崖が大丈夫だろうかと心配したぐらいだが、今朝は嘘のように晴れ渡っている。どうやら典型的な前線による通り雨だった模様。
ここのところ週末お籠もりが多かったから、こうなったらどこかに出ていきたくなるが、出ていく先をあまり思いつかないのと今一つ気力が湧いてこないのが問題。心身両面で若干疲れているかもしれない。
そういえば大分前の遠征記もまだ仕上げてなかったな。どうもいろいろな課題が先送りになってしまっている。
6月24日(日) ファーストサーバの大惨事
レンタルサーバのファーストサーバで顧客のデータが全部吹っ飛んだと大騒ぎになっている。どうやらファーストサーバの方は復旧作業は無理と諦めて、顧客に「手元のバックアップデータで復元してください」と言っている状態とか。ただし単にHPのデータなんかだったら、企業やそこがHP製作を委託した会社なんかが持っているのをアップしたらそれで終わりだが(私なんかもさくらネットのサーバが全滅というようなことになっても、手元のデータを再アップしたらこのページはすぐに修復できる)、クラウドやなんやでサーバに重要なデータを置いていたところや、ネット上で注文や配送なんてやっていたところは死活問題だろう。ファーストサーバは「契約書に書いてあるんで使用料返却以上の賠償はしません」と言っているようだが、そもそもメンテナンスソフトのバグとかでサーバデータのみならずバックアップデータまで全部吹っ飛ばしたという素人レベルのとんでもない過失をやってるんだから、こんな契約条項なんて完全に無効だろう。それにそもそもこんなに一方的な契約条項に妥当性があるかどうかも疑問。それに契約で謳っていたはずのバックアップも本当に取っていたかどうか怪しいところ。下手すればファーストサーバ側の契約不履行が表沙汰になるなんて展開もあり得る。
ネット上では休日返上で不眠不休作業をやっている顧客企業のIT担当者なんかの阿鼻叫喚ぶりが流れている。しかしそもそも自社にバックアップデータがなかったら、いくらIT担当者が不眠不休になっても無意味。何にせよ、これは後で集団訴訟とかの騒ぎになりそうなレベル。どちらにしてもこのファーストサーバはもう終わりなんじゃなかろうか。そもそも一番根底となる信頼の部分が完全に崩壊した上に、対応で信頼回復どころか誠意の欠片のなさも露呈させてしまったのだから。
6月23日(土) アームカバー
夏になると半袖のTシャツというのが私のスタイルだが、この格好だとどうしても炎天下では腕が日光でかぶれる(どうも私は光過敏症の傾向もあるようだ)し、薮の中なんかをウロウロすればさらに別の要因でかぶれるしと言うことなので、楽天市場でアームカバーを購入した。
しかし実際に装着してみると問題発生。どうも私は腕が太すぎるらしく、サイズがギリギリ。二の腕に引き上げるのがキツイ状態。男性用を購入したのに・・・。販売していたのはゴルフショップだったから、ゴルファー仕様だと思うんだが、ゴルファーにしては腕が細すぎないか?
今日は朝から大阪方面の山城を2つ攻略。水溜まりだらけの山道を走行したせいで車は泥だらけになるし、想定していた以上に歩く羽目になって足腰がガタガタの上に異常に疲れた。今日は早めに寝ることにするか。
6月21日(木) カエルの王女さま
結局は最終回まで見てしまった。まあご都合主義で、お約束で、予定調和で、見え見えなラストなんだが、この作品の場合はこれで正解。まさに王道なんだが、王道がなぜ王道と言われるかというところ。各キャラクターの背景、さらには各人がそれぞれ抱えている問題を克服して成長していく過程なんかもキチンと描かれていて、登場人物を描くという意味では最近のドラマにしては珍しく基本を押さえていたと感じる。
また個人的には、衰退しつつある地方都市を活気づけるというテーマが良い。実際にこの作品の舞台の由芽市さながらに活気を失って衰退に向かいつつある都市が日本各地でごまんとある。それらの都市をどうやって活気づけるかは、中央政府の施策だけでなく、それぞれの地方自身が考えていく必要がある。確かにこのドラマの展開はあまりにご都合主義過ぎて「そんなにうまくいかないだろう」と言えるが、しかし地方の再生に不可欠なものには地元民の愛郷心や未来への希望という精神的なものもあるのは事実である。
しかし今時の無理矢理にひねった作品ばかりの中では、この作品は明らかに古くさいという印象を持たれるだろうな・・・。こういう作品を高く評価するのは私のような古くさい人間だけか。
6月12日(火) 大阪で通り魔
それにしても救いようのない事件。以前から出所者のその後をどうするかが問題になっていたが、結局はそれに対して有効な手を打ってなかったツケでもある。現在は普通に大学出ている者でも仕事がないぐらいなんだから、中卒の前科持ちに簡単に就職があるはずもない。出所したは良いが、「後は自助努力でよろしく」と言われても、職も住むところもなければ再び犯罪を起こして刑務所に戻るか、自殺するか、浮浪者にでもなるか、今回の犯人のように自暴自棄になって事件を起こすかぐらいしかない。今回の犯人が厳罰に処されるべきなのは言うまでもないが、それで一件落着とするならあまりに安直すぎる。犯人を口汚く罵るだけなら誰でも出来るんで、政治家はこのような事件が起こらないようにはどうするべきかを考えないといけないのだが、そういう政治家もいないから・・・。
基本的に人にはどんな状況でも犯罪を起こさないごく少数の者と、状況次第では犯罪を起こす可能性のある大多数の者、そして状況に無関係に犯罪を起こすごく少数の者がいる。最初の集団はいわゆる品行方正の聖人君子、最後の集団は根っからの犯罪者というか犯罪趣味者。このような犯罪趣味者はどうしても常にいくらか出るから、それはその度に極刑などにして排除するしかないが、問題は大多数の「状況次第」という者に犯罪を起こさせないような世の中にすること。昔から「衣食足りて礼節を知る」と言うが、やっぱり少なくとも食っていけることが最低限の条件。今回の犯人は暴走族に入って薬物にも手を出してというパターンだから、いわゆる普通のバカ。多分この手は状況が整っていればこんな馬鹿なことはやらなかったと思うのだが・・・。
被害者には気の毒としか言いようがない。恐らく被害者はいかにも普通のリア充というタイプで、それが人殺しをするつもりでウロウロしていた犯人にたまたま目に留まったんだろう(この手の犯人はまず「普通」の人を狙う)。二人目の女性に至ってはたまたま通りがかっただけ。つまりは誰でも被害者になり得るわけだから、いかにこの手の犯罪者を出さない社会にするかが重要。例の小泉インチキ改革は、この手の犯罪が起こりやすい社会になるようにした政策で、例の橋下なんかが進めようとしている路線もこの路線。このままでは本当に日本は終わる。
6月10日(日) OMCカードの改悪
私は現在OMCカードをメインに使っているが、支払金額確認のために個人ページにアクセスすると、ひっそりと「7/9より商品券への交換は交換ポイントに追加して500ポイントの手数料を取ります」と書いてある。またもろくに通知もないままの一方的な規約改悪である。しかも500ポイントの手数料というと異常に高い。例えば1000ポイントをJCBのギフトカードにしようと思うと、500円分になってしまうということである。しかも7/9からと書いてあるが、実際には7/6〜7/9の間はHPでのポイント確認及び交換は出来ないので、実質的には7/5まで。
OMCについては以前からこの手の一方的な規約改悪の連発である。そもそも有料化された際も何の通知もないまま一方的に年会費を引き落とされていたし、ポイントが以前に改悪された(還元率が大幅に低下した)際も一方的な通知のみであった。それに続いてまたも一方的改悪。正直なところこの会社の運営には以前から良識の欠片も感じていないので不信感が増幅するだけである。少なくとも言えることは、この会社の運営方針には「お客様云々」は全くなく、自分たちの利益のみが眼中にあるのだろう。今まで切替が面倒だからそのまま放置していたが、これはそろそろカードの切替も考えた方が良さそうである。顧客をバカにするのもいい加減にしろというところである。
6月3日(日) 宇宙戦争
三重から車で帰ってきて疲れているのだが、何とはなくテレビで放送していたトム・クルーズ主演の「宇宙戦争」を最後まで見てしまった。で、その感想は「またつまらぬものを見てしまった・・・」というところ。
ハッキリ言ってかなりのダメダメ映画。宇宙人襲来なんて実のところはどうでも良くて、描いている内容は単なるホームドラマ。ただそれでもドラマがしっかりしていたら有りなんだが、その肝心のドラマがダメダメ。とにかく人物に全くリアリティと説得力がなくて、登場人物がことごとく頭がおかしいようにしか見えない。意味もなく親父に反抗ばかりする万年中二病の馬鹿息子に、ヒステリーを起こして叫んでいるだけの不安定娘、そして行き当たりばったりの行動ばかりのダメ親父。これらのキャラクターがドタバタとけたたましく走り回るだけだから、見ていて不快なだけ。
しかもストーリーはご都合主義の連発。周囲の人間が次々に消滅させられる中でなぜか常に無傷で逃げ回っている主人公達なんてぐらいまでは、いわゆる「主人公補正」ということでギリギリ許容範囲としても、異星人に捕まった主人公が逃げ出すくだりなんてあまりに無茶すぎて、「これって笑うべきシーンなのだろうか」と考えてしまうぐらい。しかも最後に異星人が全滅する点に関しては、明らかに視聴者が前作のネタを知っているのが前提だし・・・。最後の強引かつあまりに脈絡のない大団円には開いた口が塞がらなかった。
とにかく見事なまでに説得力のない映画だった。なんかここのところろくな映画に当たっていない気がする。
5月27日(日) トレーニング開始
どうも体力の低下と体重の増加が著しいと感じていた今日この頃、さすがに現状の棺桶に片足突っ込んでいる状態を脱するべく、トレーニングを開始することにした。と言っても今まで何度もこれは挫折している。そこで今回は一念発起でスポーツクラブに加入することにした。トレーニングは水中ウォーキング。とりあえず月会費を2ヶ月分先払いしているので、少なくともそれ以内に挫折してしまうと丸損。つまり私の貧乏性を最大のドライビングフォースにする魂胆である。
GW明けからトレーニングを開始して、目下のところまだ体重が減ったと言えるレベルではないが、減少傾向にはあると言えるレベル。ただまだ体力が付いたと感じるところまで入っておらず、むしろ疲労が蓄積して体力が低下してるかもという状態。
挙げ句の果てに先週末に風邪をひいたか発熱してダウン。しかしこのままズルズルと元の木阿弥というのが一番恐いので、熱が下がってもう大丈夫と感じた今日は、近場のあまり険しくない山城の攻略&トレーニングを実行した次第。
さてこのまま順調に健康体に向かって進んでいければ良いが。
5月1日(火) はるばる来たぜ函館
GWの最中であるが、私は東北・北海道方面の大型遠征を実行中で現在は函館にいる。詳細は後日に遠征記で報告するとして、これからは北海道の札幌周辺を中心として回ってくるつもり。
しかし青森までは結構暑かったのに、津軽海峡を渡った途端に冷やりとしている。東北は桜が満開の手前まで来ていたが、こちらは桜はまだ咲いていないようである。ちなみに私の住んでいる関西では半月以上も前に桜は完全に散っている。つくづく日本という国は北から南まで細長いもんだと感じる。
なお関西ではサンテレビが毎日のようにタイガースナイターを放送しているが、こちらでは当たり前のように日ハムのナイターが放送されているし、NHKをつけると麻呂こと登坂アナがスター扱いである。こういうのはご当地色というのか。
4月21日(土) ヒッキー養成装置
インターネットって実はヒッキー養成装置なんじゃないかという気が最近強くなっている。と言うのも、インターネットの情報は極端なものが多いので、インターネットばかり見ていると外に出るのが恐くなってくるからである。例えば私は山城巡りを趣味にしているが、山にはスズメバチやマムシなどの脅威が存在し、最悪の場合にはクマに出くわす可能性もある。そうなった場合などはもう終わりで、クマに殺された例なんかも多く出てくる。
山に行かなくても町中にも危険は一杯。繁華街にはいつ刃物を振り回すか分からない頭のいかれた奴が野放しになっているし、カモを探してウロウロしているチンピラや不良もゴロゴロ。また電車に乗ったら乗ったで、法律の欠陥を良いことに痴漢冤罪に陥れてやろうと手ぐすね引いているクズ女がゾロゾロ。これでは危なくて表も歩けない。
という気になってくるのである。ネットだけ見ていると。しかし実際は私は仕事その他で表に出ないといけないから、「確かにそういう事例もあるものの、現実にはそうそう滅多にあるものではない」という事実を知っており、いわゆる「現実補正」がかかってくる。しかしこれがそもそも社会性の低いネット弁慶達の場合、そういう「現実補正」が効かないから、どんどんとひきこもりが加速されることになってくる。そしてひきこもりは必然的にニートに直結するわけだが。
私もインターネットの黎明期には自由な情報交換にバラ色の未来を見た一人なんだが、昨今の現実を見ていたら自身の考えの甘さを痛感せざるを得ない気がする。飛び交っている情報はデマや捏造が大半で、しかも差別などの暗黒面が堂々と表に出てきて若者に悪影響を与えているなんていう今のインターネットの状況を見ると、子供にはインターネットはさせない方が良いと断言さえしてしまう。まさか携帯電話とインターネットでここまで社会が歪むことになろうとは・・・。
3月25日(日) ツンデレ
NHKの大河ドラマ「平清盛」だが、何やら登場キャラがツンデレばかりという気がしてきた。今まで嫁さんを惨々冷遇した鳥羽院は、嫁さんが病気になった途端に駆けつけて泣き崩れているし、平清盛と源義朝の嫁さんが揃いに揃ってツンデレ姫。で、清盛と義朝は宿命のライバルと言うよりは、ドツキ合いで友情を深めているクサイマブダチ。
出足はまずまずに思っていたこのドラマなんだが、先週辺りから明らかに現代劇になってきてそれと共に興味が低下してきた。去年のあの大馬鹿ドラマみたいな「登場人物の性格が破綻したバカ騒ぎ」にはなっていないが、正直なところ「普通の面白くないドラマ」になってきつつある感じである。この調子が続くのならいずれは私も落ちるかも。
3月9日(金) ウイルスバスター2012
1ヶ月ほど前にデスクトップPCのウイルスバスターは2012にアップしたので、出かける前にノートPCの方もアップしておこうと作業開始。HPからの簡単インストールでアップできるはずなのだが・・・うまくいかない。2010をアンインストールするところまでは行ったのだが、再起動後もアンインストーラーが暴走していて先に進まない。さすがトレンドマイクロ、たかがアップデートも一筋縄でいかないようである。
今までの行きがかり上ずっとウイルスバスターを使用しているが、これは決してこの製品を信頼してのことではない。というか、今まで散々のトラブル(ウイルスバスター95の時はOSと一体化してしまってアンインストールできなくなるし、2007の時はメモリー垂れ流しのせいでPCがまともに動かなくなってしまったし、これ以外でもインストールした途端にネットはおろかLANに一切つながらなくなったことさえあった)の連続だったのでトレンドマイクロに対する信頼など微塵もない。だから最新のウイルスバスターが出てもいつもすぐにはアップせずに世間の反応を見てから大分後にインストールしていた(だから2010をまだ使用していたのだが)。今回は私にしては珍しいぐらい早くのインストールであるが、さすがにトレンドマイクロは今までの「実績」を裏切らなかったようである。
とりあえず暴走しているアンインストーラーをタスクマネージャーで殺し、2012をアップデートではなくて1からインストールすることにし直したら何とかインストールは出来たようであるが、これはPC初心者ならお手上げだったろう。トレンドマイクロに言わせれば、そのために有料のインストールもあると言うのだろうが・・・もしかしてそっちに誘導するために、わざとトラブルを起こしてるのか?
3月7日(水) アニメで町興し
今日のクローズアップ現代で、アニメの舞台になった町などに「聖地巡礼」と称してアニオタが大量に押しかけることから、これを町興しに使用しようという動きも出てきているとの話。アニメとリンクしての町興しは、以前に私も「一つの方法」として提案していたものなので、いよいよ時代がそっちに来たか・・・というところなんだが、テレビを見ていると感慨が湧かずに「キモイ」という感情しか出てこない。
なぜなんだと不思議に感じたのだが、私のイメージしていたのはエヴァンゲリオンの舞台となった箱根だったのに、この手で出ているのは「萌え」アニメばっかりというのが原因の模様。やっぱり最近の「萌え」全盛の風潮には全くついて行けない(だからアニメから離れてしまったのだが)。
最近竹原を訪問した時、私の目的は町並み保存地区見学ということだったのに現地には明らかにそっち目的でないのがいて、その時に竹原が「たまゆら」の舞台になっていたということを知ったのだが、やはりああいうオタは町並み保存地区の景観目的で来る観光客とは異色。それだけにバランスの取り方が難しいのではないか。一つ間違うと従来のファンが離れ、飽きっぽいオタはすぐに次の流行に移ってしまいという悲惨なことになりかねない。何にせよ一過性のブームは続かない。そこのところに気を付ける必要はある。
3月6日(火) 桃色航空
と翻訳すると何やら卑猥な会社のように聞こえてしまう・・・。
3月からいよいよ就航したピーチ航空だが、日本初の本格的LCCとして注目されている。確かに今のところ価格はANAのスーパー旅割の2/3といったところで安い。そういう点では注目はしているのだが、目下は様子見というのが本音。
まず使うべき空路があまりないのが一つ。九州便や札幌便が当面のところ中心のようだが、私にとって実用性があるとしたら札幌便ぐらいしかない。長崎便なんかも興味はあるのだが、何しろ僻地の関空発なので関空までの交通費を考えると価格的メリットが出ない。しかも早朝便なんて前泊しないと間に合わないし。沖縄便でもあれば・・・というところ。
さらにひっかかるのが座席の狭さ。小柄とはとても言えない私は、ANAのシートでもかなり狭いと感じているのに、ピーチはそれよりもさらに狭い。果たしてあんなシートで乗れるんだろうかという不安。
それと定時制の問題。LCCは運行遅れが常態なので、そもそもビジネス客は棄ててかかっているという。基本的に時間に余裕はあるが金には余裕がないという層がターゲット。私は金には余裕がないが、時間にも余裕がない。私の遠征なんてタイムスケジュールはビジネスツアーよりもシビアなぐらい。1時間以上遅れが常態というようなことになるのなら、とても使い物にならない。今のところはお手並み拝見というところ。
ところでピーチは搭乗券の販売をインターネット中心で考えていたようだが、就航してすぐに「旅行会社での販売にも力を入れる」と方針転換。どうもターゲットの「時間に余裕はあるが金には余裕がないという層」と言えば高齢者などが一番に浮かぶのだが、日本では高齢者はネットをあまり使っていないという現実に直面したのだろうと思う。多分、初日は初物好きや取材などで一杯だが、以降の便は満席にならなかったんだろう。ただ旅行会社で発売するというものの、旅行会社のパックツアーに組み込んでもらうことを考えていて、販売手数料は出さないとのこと。これだと販売手数料で儲けている旅行会社にしたら旨味が少なすぎる。何やらいきなり雲行きが怪しいような・・・。
3月4日(日) 牡蠣ツアー
今日は焼牡蠣が食いたくなったので相生まで買い出し・・・。というわけではなく、本来は感状山城を訪問するつもりだったのだが、生憎と雨が降り出してきたので予定を中止にして、結局は牡蠣を買って帰るだけに・・・。
海沿いのワインディング道路国道250号線(通称七曲がり)の沿道は最早「牡蠣ロード」と呼んでも良いような状況。あちこちで車が多数どころか観光バスまで来ている状況。私も適当な店で殻付牡蠣を3キロ購入。
早速家に帰ると焼牡蠣に挑戦。これも炭火でもあれば一番なんだが、家庭でする場合はフライパンを使うのが一番楽。これも試行錯誤の結果の結論。最初は網を使ったりしたんだが、するとコンロに汁がこぼれて大変なことに。結局はテフロンがはげて廃棄予定だったフライパンを出してきて、これが焼牡蠣専用フライパンに就任。強火にして洗った牡蠣を並べて、フライパンにふたをして蒸し焼きにする要領。これでうまく焼ける。
昼からタップリと牡蠣を腹にたたき込んで元気倍増。不思議なことに目までよく見えるようになっている。こりゃブルーベリーよりも効果有り。
3月3日(土) 倒壊
自治体の破産で悲惨なことになっていると聞いていた夕張市美術館だが、自然がさらにそれに追い打ちをかけたらしい。積雪の重みで屋根が壊れたと聞いていたが、実際は屋根が壊れたというようなレベルではなく、写真を見る限りでは建物自体が倒壊に近い状態になっている。この美術館は炭坑絵画などを所蔵していたのだが、この状態だとコレクションがどうなったかが危ぶまれる。
それにしても踏んだり蹴ったりというか、弱り目に祟り目というか・・・。屋根の雪が増えてきて雪下ろしを検討していた直後の惨事らしい。予算不足なのが雪下ろし作業の実行の判断を鈍らせた可能性もあるのでは。冬期休館中だったのでけが人がいないのが不幸中の幸いだが、これは再開までどれだけかかるか、そもそも再開するかどうかも怪しい。
予算不足の自治体は多いから、これからも類似の例が出ないことを祈るのみ。大阪なんかも「予算の配分は全部俺様の趣味で決める」という俺様市長の趣味に美術はないようだから、老朽化している大阪市立美術館が倒壊なんてことにならないことを祈るのみ。
3月1日(木) 世の中って
人生遠回りばかりの人間というのはいる。それにしてもどんだけ遠回りしてんるんやら・・・。
2月13日(月) 何とか復活?
最悪だった風邪もどうにかこうにか押さえ込んで、ようやく発熱はおさまった模様。ただ今朝の時点ではまだ目眩が激しくて歩き回れるような状態ではなかったので、もう一日仕事を休んで午前中は完全に寝ていた。どうにかこうにか持ち直して、とりあえず明日から仕事には出られるだろうと思っている。
とにかくひどい風邪だった。最初は咳から始まって(ただしそんなにひどくはない)、後は激しい頭痛に発熱、さらには腹痛に関節の痛みなどフルコースの症状が出たが、一番ひどかったのはやはり発熱関係。38度越えの熱が何日も続いて頭が朦朧とする状態。先週の木〜土辺りなんかまる3日間寝続けていた。熱が下がらないので神経系が参ってきて、以前から身体の弱みを抱えている部分がすべて痛み出す。四十肩が出かかっている左肩を始めとして、腰に膝、挙げ句の果てが歯まで痛み出す始末。症状は昨日の時点で小康状態にはなったが、それでも熱はまだひかない状態。これではらちが明かないので私がとった最終手段がいわゆる「培養室お籠もり」。
空調と加湿器で温度と湿度を上げた部屋に籠もって、布団をかぶって汗だくになりながら寝るという乱暴な手段。一応科学的な根拠としては免疫系は体温が上がるほど活性化するというものがある(人間が発熱するのだってこのための防御反応だし)。それに昔から風邪をひいた時は部屋を暖めてやかんを炊くというのはお約束である。もっともこれも気を付けないと、体温が暴走して上がりすぎてしまうと脳の方がやられてしまう危険はあるし、何よりも脱水症状に気を付けておかないと命を落とすこともある(私はペットボトルに茶を入れて部屋に持ち込んだ)。
まあ数年前の風邪の時は、室温を上げるまでもなく勝手に体温の方が40度以上まで上がってしまって、ついには幻覚まで現れるというかなりやばい状態(自分で明らかにあり得ないものが見えているのが自覚できた)まで行ったことがあるので、それに比べるとマシだったと言うべきだろうか。
それにしてもどれだけ警戒しても毎年このシーズンには必ず何かの風邪をひいて数日寝込んでしまう。今年こそは気を付けていたつもりなのだが、それにも関わらずやはり風邪をひいて寝込んでしまった。体力は鍛えることが出来るが、免疫力は体質なので先天的なものが大きいと聞いたことがある。どうも私は免疫力があまり強くないようである。これ以外にも炎症体質(だからアレルギーも起こしやすい)など体質的にはあまりよろしくない素質を多数ご先祖から受け継いでしまっているようだ。このような遺伝的弱者は淘汰されて然りということなんだろうか。ちなみに私は自分が亡くなるのが何年かは分からないが、2月なのは間違いなかろうと思っている。いつか冬の風邪をこじらせて免疫力が太刀打ちできなくなった時が自分の最期だろう。
2月12日(日) 死にかけ
先週の水曜辺りからやけに咳が出るなと思っていたら、翌朝に猛烈な頭痛&発熱。どうやらインフルエンザではないらしいが(喉の痛みはないし、咳もそれほどではない)、とにかく39度近くの発熱が続いてヘロヘロの状態。今もこんなものを打っているが、実際には38度以上の熱がまだひいていない。果たしてこれで明日から仕事に出られるのやら。
そしてさらにまずいのが、16日からいよいよ念願の沖縄遠征を企画していたこと。スーパー旅割りなので、キャンセルするとほとんど金は返ってこない。何が何でも体調を建て直す必要があるのであるが・・・。
1月22日(日) 四十肩?
どうも最近になって左肩の具合が悪い。ひっかかったような感じで動かしにくいし、常に痛みがあるような状態。これはいわゆる四十肩になったか。温泉に湯治にでも行きたいところだが、近くに温泉がないのでスーパー銭湯を訪れる。とにかく湯でじっくりと温めると気のせいか楽にはなるのであるが。
ところでこのスーパー銭湯の帰りに激烈におかしな運転をする車に遭遇。軽自動車のオバハンだが、登り坂になったら急に停まりそうなぐらいに失速するのに、下りになると急にスピードが上がる。登りであまりに急に速度が落ちるので追突しそうになった。
何をやってるんだと思ったら、どうやら速度計は全く見ずに、どんな道でも常にアクセル開度一定というパターンの運転のようだ。全く馬鹿そのもの。こんな奴にでも運転免許を与えてしまうのは日本の免許制度の欠陥である。
1月17日(火) ディスプレイ増設
現在、私のメインマシンはデュアルディスプレイの状態で使用しているが、それでも何かと作業をしていると狭く感じることが多くなってきた。そこでメルコのUSBディスプレイアダプタ(GX-DVI/U2AI)を購入して、お蔵入りになっていた15インチのディスプレイを接続することにした。私のメインマシンはUSBデバイスがぶら下がりすぎているせいか、最初は認識がうまくいかなかったのだが、外付けHDを1セットはずしてリブートをかけたところ無事に認識。とりあえずトリプルディスプレイの環境が構築された。
私はゲームなどをするわけではないので、表示的には全く問題がない。ムービーを映してみたがまあ実用範囲。しばらくこれで使い込んでみて、問題がないようならもう少し大きなサイズのディスプレイに換装も考えるか。とにかくディスプレイも安くなった。
1月6日(金) 油断しすぎ
オウムの平田信が出頭して逮捕されたが、最初は警察も信用しなかったとか。しかし彼は特に整形とかはしていないので、確かに印象は変わっているが、よく見ると顔はそのままである。私は出頭してきた彼の写真が公開された時「まんまやん」と言ったんだが(彼の手配写真は全国各地で見ているので、彼の顔は覚えている)、それにもかかわらず警察はまるで信じなかったようだ。
多分、警察は彼が今頃になって自ら出頭してくるなんて予想もしていなかったのだろう。恐らく既に死んでいるか、東南アジア辺りに逃げていると決めつけていたんだろうと思う。それに「俺が平田信だ」とか言ってやってくる頭のいかれた奴も実際に今までにいたのかもしれない。
しかし先入観を持っての捜査というのが一番有害である。以前に新潟で少女が10年近くも監禁される事件があったが、あれも警察が「どうせ北朝鮮に拉致されたんだろう」と決めつけかかって、捜査を十分にしていなかったという疑いがある。
平田信はどうやら都会に潜伏していたらしい。「木は森に隠せ」という言葉があるが、大都会に紛れ込んだらなかなか分からないということを示してしまった。よく素人は誰もいない田舎などに逃げようと考えるのだが、そういうのは逆に目立ってしまうのですぐに見つかる(田舎では見慣れない人間がいるだけで目立つ)。まさに大都会の死角というやつ。大きすぎる都市はろくなもんじゃない。
1月5日(木) 食べログでやらせ
なんて言ってもこんなもの、今まで公然の秘密だったのが公に出てきただけ。「やっぱりね」の一言しかない。それでなくても以前からサクラを使った書き込みは普通だった。今回は「月10万円」なんてボッタクリのやらせ業者が派手なことをしたから表沙汰になっただけ。
大体食べログの口コミなんて端からあてにならない。何しろ自分の舌で味を判断できない奴が多すぎ。自分で「?」と感じても、他の口コミが大絶賛ばかりだったらそれに合わせないといけないと感じるような奴が多いから。また逆に誉めてる口コミが多かったら、行ったこともないのにけなす奴なんかも出てくるし。とにかくネットの口コミほどあてにならないものはない。私は前からあのサイトはどこにどんな店があるかの調査にしか使ったことがない。
インターネットは便所の落書きという名言があるが、口コミの類はデマと判断してかかった方が無難な場合が多い。実際、あの震災の時もとどれだけの奴が喜んでデマをばらまいていたか。
本当に評判の店だったら、食べログでなく店名でググるだけですぐ分かる。ただしそれも「評判」というだけ。美味しいかどうかは別の話。私の遠征記では基本的に「うーん」な店は店名を出していないが、その中には「評判」の店もいくつかある。
1月4日(水) 明日から仕事
鬱になりそうである(笑)。
今年の正月は結局は見事なまでの寝正月。部屋の掃除も完全に途中で挫折して、引っかき回しただけで収拾のついていない状態。これはいずれ改めて体裁だけは何とかしておく必要がある。
正月は出かけるにしても行く先もないししんどいし、結局は家でボーっとテレビを見ていただけ。それに薬を飲んでいるせいかとにかく眠くて眠くて。それにしても改めて見てみると、やっぱり最近のテレビ番組はあまり見るものがない。
ボーっとしている合間に、放ったらかしになっている年末の遠征記の執筆をボチボチと進める。これはあまり時間を置くと内容を忘れてしまう(笑)からさっさとしておかないと。とりあえず今週中にはアップの予定。
ようやく声は出るようになったが、まだガラガラ声。これだと仕事の方もやりにくい。
12月31日(土) タイムアップ
今年も結局は大掃除が間に合わないまま紅白が始まってしまった。正直なところ未だに目眩がとれない状態なので、もう今年は大掃除は既に諦めている。結局は机の上をひっくり返しただけ。大掃除は2年前にかなり大規模なものをして、去年は結局挫折。どうも私が大掃除を出来るのはオリンピック並に4年に1度か。せめて車だけでも洗おうかと洗車場に行ったら、手前の道路にまで車が並んでるし。
それにしても紅白を見ていても顔ぶれのがどうにも。正直なところ「なんでこんなのが出てるの?」と言いたくなるのが多数。浜崎あゆみなんて「まだ活動していたの?」って印象で、しかも歌はさらに下手になって聞くに耐えない状態だし(ジャニーズよりも歌が下手な「歌姫」って・・・)。またAKBのごり押しなんかもひどすぎる。
気になったのは北島三郎がいかにも老け込んだこと。また坂本冬美なんかも歌唱力が落ちたのではと思ってしまった。老化で歌唱力が劣化した歌手や、そもそも最初から歌唱力を持ち合わせていない歌手やらで「歌合戦」というにはもう破綻寸前レベル。それを考えると何十年も全く変わっていないように見える郷ひろみって化け物だな。もうすぐ還暦になったら、赤いちゃんちゃんこ着て「億千万!」やってくれそうだ。それにしてもSMAPのトリは歌唱力を考えるとつらい。
笑ったのは「江」が完全になかったことになっていること。「江」関係者でゲストとして呼ばれているのは大竹しのぶだけ。それも「江」に出演したからでなくて紫綬褒章受章女優として。大体、本来なら「大河ドラマ江に出演され、紫綬褒章を受章された大竹しのぶさんです」と紹介するところなのに「紫綬褒章を受章され、江にも出演されていた大竹しのぶさん」という紹介になっていた。やはり既にNHK内でも「江」は完全に黒歴史化したようである。NHKもこれを反省材料にし、今後は二度と大河ドラマには実力不足の作家や俳優は起用しないで欲しいものである。
12月30日(金) 体調最悪
声が出なくなって久しいが、体調自体もかなり最悪になってきて、年末の大掃除もろくに出来ずに連日ほとんど寝ているだけ。何とかしないと部屋が年を越せる状態にならない。
朝起きだしてきてテレビをつけると、なぜか上野樹里がでている。なんだと思って番組表を見ると、なんと「江」の総集編を朝の7時半からやっているらしい。未だかつて総集編をこんな時間に放送した大河ドラマなんてないんでは。前代未聞の珍事だと思うが、どうやらNHKも今回の「江」が前代未聞の大失敗作だという自覚があるということだろう。それでも先例を重視するNHKとしては「総集編の放送はなし」というわけにもいかないので、こんな時間に左遷したということだろう。それにしても「江」の出来はひどいという次元を越えていた。あれは単に失敗作というレベルでなく、明らかに不祥事レベル。恐らくこれに関連して、何人か左遷食らうことになっているだろうと思う。まあこれで明らかに自分の力量を勘違いしていた脚本家と主演女優が己の実力に気づいたら彼女たちの人生にとっては大きな収穫であるのだが・・・。正直なところそれで反省するタイプに見えないのがどうにも。
12月26日(月) 声が出ない
先週末は静岡方面に慰労を兼ねた遠征に出かけたのだが(詳細は後日に遠征記の方に掲載する予定)、それから帰ってきていざ仕事と思った今日、なぜか声が全く出なくなってしまっていた。風邪でもひいたかと思ったが、熱は全くないし、そもそも無理に声を出そうとしなければ喉もほとんど痛みがない。
しかもよりによってこんな時に会議。結局、私はほとんど発言せず、隣に座った後輩が私の代わりに説明するのに対して、頷いたり一言二言ささやき声で(声を出そうとしてもささやき声になってしまう)補足するだけ。私は上杉景勝かっちゅうねん。
仕事を早めに切り上げると医者に行ったのだが、内科の方では「耳鼻咽喉科に行った方が良い」と言われて医者のはしごに。耳鼻咽喉科で内視鏡で声帯を見てもらったところ「傷がついてかさぶたが出来ている」とのこと。どうやら乾燥した部屋でいびきをかいて寝たりしたらこういうことになることがあるそうな。以前に指摘されていた睡眠時無呼吸症が祟ったか。そう言えばホテルの部屋がやけに乾燥していたような気もする。
とりあえず炎症止めの抗生物質などを貰って様子を見ることに。だがいつまでもこの調子だと仕事に差し支える。営業のようなトーク命の仕事ではないが、まさか仕事の伝達を身ぶり手ぶりというわけにはいかない。
しかし私の心配をよそに、うちの家族などは「今日はうるさいのが黙っているので平和だ」などと言っている。私はそんなに邪魔かっちゅうねん。
それにしても毎年このシーズンになると身体のどこかが壊れているような気がするな・・・。
12月20日(月) 独裁者の死
金正日が死んだニュースで世界中が騒然である。後継に指名されている正恩はまだ20代で実力不足なのは明らかだから、場合によっては政変が起こる可能性もある。大体、何が起こっても不思議でないのがあの国。血迷ってバカがバカをしでかさないかと世界中が厳戒態勢である。普通は指導者が亡くなったなんて時には軍事行動なんて出来るわけないんだが、とにかくあの国は常識が存在しないから。
それにしても金正日死亡を伝える北朝鮮のニュースなどを見ていると、やっぱりあの国は気持ち悪いなという感想しか持てない。やっぱり無理矢理に国民の行動を縛っているから、何から何までわざとらしさが漂うんだろう。いわゆる見え見えの作り物を見た時の気持ち悪さである。
12月12日(月) 冗談ではすまない
エア・ドゥで乗客が手荷物の中に「爆弾が入っている」と言ったことで、荷物検査その他で出発が遅れる羽目になったとか。件の乗客はすぐに「冗談だ」と言ったらしいんだが、この冗談は一度言ってしまうとそれでは終わらない。以前にも機内で冗談で「ハイジャックした」と言った乗客が捕まった例もある。
いかにも親父ギャグとして口にしそうなことなんだが、場所をわきまえないととんでもないことになるということ。口は災いの元などというが、私も口が軽い方なので注意しないと。
12月11日(日) 本物の大河
今年はあの最悪ドラマ「コメディお江でござる」のために今年は大河ドラマが存在しない年になったが、年末になってようやく本物の大河ドラマが始まった。「坂の上の雲」は今週は203高地攻略。とにかく気合いが入っている。戦争シーンだけでも相当金使ってるんじゃないだろうか。NHKとしてもあの最悪ドラマで溜まっていた鬱憤を晴らすかのような熱い内容。「突撃!」というセリフは、出演者だけでなくてもスタッフも叫んでるんじゃないかと思うぐらい。
しかしそれにしても死屍累々の戦いである。何しろ向こうは近代要塞の中から機関銃を撃ってくるのに、日本軍は司令官の無能もあって正面から「突撃!」ばかり。死体を盾にして前進しているような状態。「地獄」という表現が何度も出てきたが、現実はこんな映像どころじゃない凄惨さだったろうと思う。
ところでこういうのを見て、戦争を悲惨と感じずに「格好いい」と感じる感性のぶっ壊れた輩が最近は増えているそうな。彼らはなぜか戦争になっても自分には弾が当たらないか、後方の安全なところにいられると思っているようだ。楽天的というか浅はかと言うか。実際には前線で弾よけにされている死体の一つになるのがほぼ確実なのに。
9月3日(土) お籠もり
今日は富山に出かける予定だったのだが、台風の直撃のせいで予定を順延することに。どうも富山の方は雨も降っていないようなのだが、そこまでたどり着く手段がないのだからどうにもならない。何しろ湖西線が停まってサンダーバードも運転していないのだから、北陸へのアクセス手段がない。まあこうなることは昨日の時点で明らかだったので、昨日のうちにホテルとチケットの方は変更手続きは済ませているが、週末が家でお籠もりになってしまったので暇を持て余す。またたちの悪いことにこの台風、ママチャリに乗ってチリチリとやって来たような台風なので、一向に立ち去らない。このまま週末一杯居座るつもりなんだろうか。
暇を持て余したので、仕方なくHDのデータを整理していると「少女革命ウテナ」が出てきた。少し見てみたが、やはりよく分からない作品。これに関連してかつての私のHP「革命少女伝説」にも目を通したのだが、本当に私が書いたんだろうかと思うぐらい文章が今と違う。とにかく「若い」。青さもあるのだが勢いがあってキレもある。これに比べると私の最近の文章は惰性で書いているのがありあり。どうも私は「円熟」の境地ではなく、単なる「老化」をしてしまったようである。寂しい次第。
8月23日(火) 血液型信仰
就活の面接でいきなり血液型聞かれる例があって問題になっているとか。面接で血液型って、そんなに緊急輸血が必要になる可能性があるような事故がしょっちゅう起こる危険な職場? というわけでなく、どうも面接官がA型は云々、B型はウーン、という血液型占いの信者らしい。こんなアホなことが未だに行われているとは、血液型占いの弊害極まれり。ちなみに欧米の企業でこれをやったら、差別主義的企業ということで恐らく一発でアウト。
まあそんなもので採用を決めるような会社は、合理的な考えが出来ないということなので先は見えているから、こっちからおさらばすればと言いたいところだが、このご時世に就活中の学生にはそんな余裕はとてもないだろう。だけど一事が万事で、こんなアホなこと言うような会社なら、入社しても一生理不尽なことばかり押しつけられるのがオチ。落とされたのならそれこそ幸いとでも考えて欲しい。
それにしても、さすがに各方面から警告が出たことで、テレビでも表だって血液型占いを宣伝することはなくなったが、今でも裏ではあれを肯定するような内容を平気で流しているし、未だにあれを信じている馬鹿が多いのも頭が痛いところ。何とかする必要がある。それにしてもこの占いを最初に考えた奴は金儲けのためだったのだろうが、つくづく罪深い奴だと思う。
8月21日(日) 有名人も大変
今時の芸能人は大変だろうと思う。諸悪の根元はカメラ付き携帯の異常な普及。かつてはカメラなんて持っている人が限られているし、持っていても持ち出すのは家族旅行などの晴れの場だけ。しかもフィルムが高いから、バチバチ撮るようなことはない。バチバチ撮るのはプロのカメラマンぐらいだった。しかし今は携帯にデジカメが付いているので、ほとんどの者がカメラを常時携帯している状態。しかもデジカメは写真を撮るのはただみたいなものだから、何でもかんでも撮りまくる。
おかげで一億総パパラッチ状態で、芸能人なんてどこで写真を撮られるか分かったものじゃないと言う。しかもそうして撮られた写真が、ネットであっと言う間に世界中に広がってしまう。こんな鬱陶しいことはないと思う。実際「写真を撮っても良いですか」と聞いてくるのはごく少数で、大抵はいきなりバチリだとか。相手も人間なんだから、相手の身になれば分かりそうなものなんだが・・・。例えば新幹線の中で大口開けて寝てたらいきなり写真撮られたり、トイレから手を拭きながら出てきたら写真撮られたりしたらどう思うかは。
かといって「写真はやめてくれ」なんて言おうものなら、すぐにネットに「○○で××を見かけたけど、すごく感じが悪かった。ちょっと人気が出たからっていい気になってるんじゃないか。」なんて書かれて叩かれる羽目になってしまう。本当に芸能人も大変だと思う。しかもまだ芸能人なら所栓は人気商売なので、これも仕事の内と強引に言えないわけでもないが、芸能人ではなくて単なる有名人でも同じ扱いなんだからたちが悪い。
そもそも私には、芸能人と記念写真とかの心理が分からない。ある程度親密な相手なら記念写真も分からないではないが、今まで会ったこともないしこれからつきあいが始まる訳でもない者と記念写真を撮ってどうするんだろう。有名人などと写真を撮りたがるのは心理的に見れば一種の同一化願望で、分かりやすい言葉を使えば「虎の威を借る狐」。どうもあまり立派なことのようには思えない。実際、金の力にものを言わせてあちこちの有名人と記念写真を撮っては自慢げに飾っているような輩がいるが、こういう輩で人格的に立派な輩を見たことがない。
そう言えば「有名」とか「テレビに出ている」というだけでやたらに騒ぐ心理も不明。おかげでテレビに出たというだけのタレントが選挙に当選してしまう。「テレビに出ている人」と言ったって、「だから何なんだ?」と思ってしまう。ノーベル賞受賞者とか、金メダル選手なんかなら「わぁ、すごいな」と思うが、テレビに出ているなんてだけなら別になんでもない。
まあ出ている方にも勘違いしている奴がいて、「○○に出ている××なんですよ」と自ら振りかざして特別扱い受けようとするな奴もいるから、どっちもどっちなんだが。
8月15日(月) へうげもの
HDの整理をしながら、撮り溜して見ていなかったデータに目を通していたんだが、あまりに面白いので一気に18話まで見てしまった。とにかくキャラクターが立っている。これはどう考えてもあの府抜けた「江」なんかよりも、こちらの方が大河ドラマ。
歴史考察的には本能寺での実行犯が秀吉など滅茶苦茶と言えば滅茶苦茶なんだが、実行犯はともかくとして、本能寺の変に何らかの形で秀吉の関与があったのは可能性としてはあり得るから、そう荒唐無稽には見えない。それに何より、各キャラクターの行動原理に筋が通っている。わけの分からないまま何となく主人殺しをした挙げ句に、10才のガキにそれを責められて「分かりませぬ」としか言えない江の大馬鹿光秀と違って、こちらの光秀は行動に一貫性があるし、だからこそ格好いい。やはり歴史を知っている上でその隙間で遊んでいる作者と、歴史をはなっから全く知らない上に学ぶ気もない大馬鹿作者の違いなんだろう。
とにかく相変わらずの超低空飛行の日8ドラマ。最近は呆れて批判さえあまり出てこなくなったのだが、それを「好評で評価が上がった」と勘違いしている馬鹿が関係者周辺にいる模様。これではどうしようもない。今後のことを思えば、「江」は勇気を持って途中で打ち切るべきだと思うんだが・・・。
8月13日(土) 車購入
実は今月になって車を購入した。と言っても万年金欠の私のことだから、当然のように中古車である。実は愛車のカローラ2の車検が9月に切れる状態で、果たしてもう一度車検を通すかどうかで悩んでいたところに、ちょうど8710からセールの案内の電話がかかってきた次第。廃車寸前の車でも走る車であれば何でも最低5万円で下取りするとのことなので見に行った結果、6年落ちで走行1万キロちょっとの日産ノートがあったのでそれを購入。正直かなり迷ったのだが、何しろ私のカローラ2は既に15年以上経過の老朽車で、最近はエンジン音が悪いだけでなく、足回りからカラカラという音が出ているような状態で、塗膜にもひびが入って剥離まで起こっていた。車検を通すにもいくらかかるか分かったものじゃない。そろそろ潮時かなという気もあったところだから、これもタイミングというものである。
水曜日に引き取り。そこで長年苦楽を共にしたカローラ2と涙の別れをして、ノートを受け取りである。日産の車は以前にサニー(これも当然中古だ)に乗っていたことがあるので、久しぶりの日産車である。目下のところはまだ慣らしのような状態だが、やはり運転感覚はかなり違う。エンジンの排気量が上がってパワーが上がっているのを感じるが、それよりもCVTは今までのATとかなり感覚が違う。連続的にスーッと速度が上がってしまうので、気を付けないと速度超過になっていることがある。また足回りも意外にスポーティーで硬め。その上にハンドルが今までよりもかなりセンシティブなので戸惑うところが多々ある。
とりあえずどこか近場にドライブにでも出かけて運転に慣れるか。しかし適当なドライブ先がないんだよな・・・。それに今までのカローラ2よりも一回り大きな車になったので、助手席に乗せる女性が欲しい(笑)。
6月26日(日) アイ・ロボット
テレビをつけたらたまたまやっていて、30分ほど過ぎたところだったのだが、ボーっと見ているうちに意外と面白かったので最後まで見てしまった。まあ話は典型的なアメリカンアクションで、ロボットが反乱なんてモチーフもありきたりなんだが、それでもそれを最後まで見せてしまう描き方のうまさはさすがにアメリカンエンターティーメントである。ロボットが「俺を信じろ」の合図を送るとこなんか、キチンと伏線が機能していてニヤリとさせる展開。今の日本の脚本家はこの程度の基礎的伏線さえまともに張れない輩が多いからな・・・。何しろ「支離滅裂の行き当たりばったり展開」を「先を予想させぬ意表を突くストーリー展開」と勘違いしている馬鹿が未だに多数なんだから・・・。
ただ「アイ・ロボット」と言えばアシモフのロボットものの古典名作だが、タイトルは同じでもロボット三原則を借用してきただけでアシモフの小説とは全く無関係の作品というのがいささか乱暴。しかもアシモフがロボット三原則を制定したのは、ロボットと言えば人間に反乱を起こすという展開ばかり(ロボットものの古典映画「メトロポリス」以来このパターンが多い)なのに嫌気を差した彼が、この三原則を制定しておけばロボットは絶対に人間に逆らえないとして定めたものなのに、この映画では「ロボット三原則を突き詰めた結果、自滅ばかりしたがる馬鹿な人類はロボットが管理しないといけないという結論に到達した」という展開になっているのがぶっ飛び。これはオマージュとかパロディではなく、真っ向からアシモフにけんかを売っているようなものなんだが・・・。まあアシモフが既に亡くなっているから作れたようなものでもある。
6月20日(月) バーチャルアイドル
なんかAKBの新メンバーと発表されていた新人がCG合成だったとか。以前からCG説はあったらしいが、私も件の人物に関しては写真を見るなりあまりの不自然さに「こりゃCGだろうな」と思った口。もっともAKBのメンバーに関しては、元々いかにも作り物臭い不自然な連中が多いので、それとどれだけ差があるかと言えば微妙だが。
元々アイドルというのはその名の通り「偶像」なんだから、偶像にリアルな肉体は必要ないという考え方がある。実際にリアルな肉体を持っていると、老化もすれば病気もするし、男とスキャンダル起こす奴もいれば、中には薬に手を出す馬鹿までいる。バーチャルの方が事務所とギャラや労働条件でもめることもないし、私生活を監視しておく必要もないので事務所にとっても都合がよい。生身の肉体を持っていれば小便もすればうんこもするし、男とセックスもするわけであり、肉体がなければまさに「トイレなんかには行かないアイドル」の誕生というわけ。
実際にアイドルファン層の中にも既にその方向に走っている者もいて、いわゆる「萌えブーム」なんて、謂わばバーチャルアイドルそのもの。ほとんどのファンは実在のアイドルと恋人になるどころか、現実には間近に目にする機会でさえまずないわけだから、実体なんてあろうとなかろうと大差ないとも言えるわけである。テレビで流されるアイドルの映像や情報なんてすべて計算づくの加工済みなわけだし。
ただ、いかにも加工品のメンバーのパーツを寄せ集めての再加工なんていかにも悪趣味。正直なところ今までAKBなんて興味もないしどうでも良いと思っていたけど、ここまでやるとさすがにAKBの個々のメンバーがどうこうというよりも、ああいうパッケージでの売り込み方法が「気持ち悪い」という気が起こった。彼女をCMに使ったグリコの株価が下がったとかいう話があるが、他にもこういう「気持ち悪さ」を感じた者が少なくないということなんだろうか・・・。
6月9日(木) 睡眠時無呼吸症(SAS)
どうも以前から夜中に息が詰まって目が覚めることが多々あったのだが、最近は仕事中に眠気が洒落にならなくなってきたので、耳鼻科で検査を受けたところ中レベルの睡眠時無呼吸症という診断が下った。そもそも私は扁桃腺が肥大で喉が狭いのに、そこに肥満が重なって完全に気道が詰まる形態になっているとか。また鼻の方も花粉症の上に鼻中隔が曲がっているので(これ自体はそう珍しいことではない)、非常に狭くなっているとか。
とりあえずCPAPをすることになった。装置は思っていたよりもかなり小さい。
本体とマスク
ただ実際に装着してみると問題が多発。まずマスクを顔に押し当てるので、これが思っていた以上に窮屈で寝苦しい。しかも口を開けて寝てしまうと口から圧が抜けるので、ポンプ側が勝手にドンドンと圧を上げて押し込んできてとんでもないことになる。やむなく口をテープで留めてみたのだが、今度は口呼吸が全く出来ないので息が苦しい。CPAPは鼻呼吸が出来る者でないと使えないのだが、私は基本的に鼻道が狭いので鼻呼吸がまともに出来ないようである。
結局は夜中に息苦しさで何度も目が覚める羽目になり、むしろ以前よりも著しい睡眠不足状態。やはり私の場合は鼻道を広げる手術などがまず必要なようだ。
5月20日(金) 壊滅状態
いつ終息するやら分からない福島原発の影響で、いつまで経っても日本まるごと汚染地域扱いである。その煽りで展覧会も続々と中止になっている。先に横浜美術館での開催中止が決定されたプーシキン美術館展は、巡回先(神戸市立博物館、愛知県美術館)も含めて全面中止が決定、損保ジャパンで開催予定の「セガンティーニ展」も中止(巡回先の滋賀などでは目下のところ開催予定だが、それも実際は分からない)。島根県立美術館で開催予定だった「マルセイユ美術館展」も中止が決定されたようだ。広島で中止された「印象派の誕生」展は次の愛媛県美術館では今のところ開催となっているが、これも本当に開催されるのだろうか?
とにかく事態の早期解決を願うのみだが、今頃になって「やっぱりメルトダウンしてました」なんて言っている東電の泥縄な対応では本当に終息出来るのやら・・・。
3月19日(土) 風評被害
福島県で放射能汚染された牛乳、茨城県でホウレンソウが見つかったとか。と言っても大した濃度じゃないし。そもそも牛乳なんてのは一番放射能が出やすいものだから。枝野官房長官の発表がかなり慎重だったのが印象的。なんと言っても風評被害を恐れたのだろう。何しろ実質的に停電以外には被害のない東京でパニックになっている都民がいるぐらいだから。中には福島からの避難民を「放射能汚染の恐れがある」と宿泊を断っているようなホテルまであるとか。そんなところはホテル名を公表しても良いように思うが・・・。
正直なところ、そんな馬鹿なことをする奴がいるのかと信じ難い気もしたのでネットを調べてみると、「福島の避難民が来ると放射能がうつるから東京に入れるな」なんてマジで言っている輩が少なくない。世界で唯一の被爆国の国民の認識がこのレベルかと情けなくなる次第。これでは世界から日本まるごとが風評被害に合うのも仕方ないか。既に広島で開催される予定だった印象派展は、フランス政府の「美術品を日本に送ることはまかりならん」という指示で中止に。広島と福島は全く関係ないだろと思うのだが、同じ日本人でこのざまでは、そりゃ日本と中国の区別もまともにつかない欧米人が日本をまるごと汚染地区と判断するのも当然か。それにしても今回の震災では、信じたくないぐらいの低レベルの奴が日本国内に少なくないという現実に直面してそれだけでめげそうである。いつの間にこんなに差別主義者が増えたんだろうか。面白半分に風評を広げようとしているクズまでいる始末だし・・・。
ちなみに東横インは宿泊客に「宿泊中に何かの被害にあっても損害請求しない」という書類にサインさせていたとかでド顰蹙を買っている。そう言えばあのホテルには以前にも障害者用の部屋を勝手に撤去していたとかで問題になったことがあった。どうやら経営トップがそういう人間のようである。こんなことがあったことから、私は東横インチェーンは、アパグループと共に利用対象からは排除している。
3月17日(木) どうしようもない奴っているもんだな・・・
出るんじゃないかと思っていたが、この震災のどさくさに紛れての募金詐欺とかがやはり出ているとか。こんな時にこんなことをする輩はとても人間と呼べるものではないから、人権なんて考える必要なし。即行で死刑すれば良いのではと思う。やはり人権とは人間に対して適用するべきものだろう。
ところでプロ野球が予定通りに3/25に開幕するとか。どうやら「巨人さえ勝っていれば日本は大丈夫」と勘違いしている某老人がごり押ししているらしい。野球を中止したら儲からないという本音もちらついているようで、さすがに「我欲の人」石原慎太郎のお仲間だけのことはある。
確かに何でもかんでも自粛して経済が縮小してしまったら、東北に対する支援もままならなくなるのは事実なので、何でもかんでも自粛しろなんて言う気はサラサラ無い。それに東北が復興の段階に入って都市などの再建が一段落したら、観光客はガンガンと現地に行って金を落とすべきだと思う。またそのためにイベントなどもジャンジャンやれば良いだろう。
ただ当然のようにそれには時期というものがあり、今はどう考えてもそんな段階ではなくて、東日本は完全に非常事態下である。野球をどうしてもやるというなら被害のなかった関西に限定して、例えば収益の半分は東北に寄付しますなんて言えば一般の支持も得られるだろうと思うし、私も賛成する。しかし計画停電やっている東京で照明と空調をガンガン回して野球するなんてのはどう考えてもまともな神経ではない。地震の直後でもパチンコに行っていた馬鹿もいるが、そんな馬鹿でも裸足で逃げ出しそうだ。
野球で「勇気を与える」なんて言っているが、選手会は「そういう状況じゃない」と反対しているとかで、どう考えても選手会側の対応の方がまともだ。しかしあれだけの「権力者」だけにごり押ししそう。
そして翌日の読売新聞の紙面が目に浮かぶ。「復興へ向けた球音」「被災地へ届けこの想い」なんて見出しが躍って、「野球が普通に開幕したことで勇気をもらった」なんていう怪しげな被災者の声とかが載るんだろうな・・・。
3月14日(月) 妄言
突如として都知事選への出馬を表明した石原慎太郎だが、早速今回の震災について「我欲に縛られた日本人に対する天罰」と発言したそうな。我欲と言うなら、息子の落書きのような絵を都の金で買いまくっているあんたにこそ天罰が必要なんじゃないかと言いたくなる。
この人物、あまりに尊大になりすぎてもう何も見えていない気配が濃厚だったが、いよいよキ○○イの域に踏み込んできたような気がする。最早老害などという次元ではなくなっているようだ。強烈なコンプレックスはここまで人格を歪めるのか。言うまでもなく彼の強烈なコンプレックスとは、弟に対するもの。元々は役者になっていたのは自分が先で、自分が弟の裕次郎をこの世界に引き込んだのに、自分は三流の役者で終わったのに対して、弟は超一流の役者になってしまった。その後、彼は作家に転じても三流、政治家になっても三流だった。弟に対して強烈なコンプレックスを持っているにもかかわらず、選挙の時の一番の看板は「裕次郎の兄」。おかげで自尊心が変に歪んでしまったのだろう。
まあ天罰というなら、こんな人物に権力を与えた都民も天罰を受けるべきなのかもしれない。もう一度こんな人物に権力を与えるようなら確実に天罰覿面である。
3月13日(日) 神話の崩壊
東北での犠牲者は想像のつかない数になりそうだ。一人でも多くの人が救出されることを祈るのみ。阪神大震災の時は、発生時間が早朝だったために犠牲も家族単位だったが、今回の地震は平日の昼間という時間で家族がそれぞれバラバラの場所にいたたために、親を亡くした子供、子供を亡くした親、妻を亡くした夫、夫を亡くした妻というような悲劇があちこちで起こるだろう。あまりに痛ましい。
今回の地震が日本の今後に与える影響も大きい。まずはこれだけ大規模の被災の復興をどうするか。財源をひねり出すだけでも大変である。また支援をどうするか。阪神大震災の時は「個人財産は自己責任」の一言であっさりと被災者を切り捨ててしまったが、果たしてそんなことが通用するかである。実際、阪神では政府のこの姿勢で追いつめられてしまった者も少なくない。
また原子力の安全神話が完全に崩壊してしまった。そもそも今回の地震被害は「想定外」とのことだが、この言葉が出てきた時点で原発推進派の完敗である。というのは、彼らの唱える安全神話の根底は「すべての危険は想定の範囲内にあるから安全」というものだったのだから。多分、これからの彼らが唱えると予想される珍説は、「想定外の事態だったが、それでも最悪の事態は回避できたからやはり安全」という辺りだと予想されるが、果たしてこれが説得力を持つかどうか。まあその次に来るのは、「ある程度の危険はあるが、原発でないと電力をまかなえない」という論理だろう。そのアピールのためにもわざと停電とかはありそう。
3月12日(土) 未曾有の災害
東北地方がもM8.8という未曾有の規模の地震とそれに伴う津波で壊滅的打撃を受けている。今回の地震の被害の特徴は、とにかく範囲が広いこと。あまりに範囲が広すぎて被害の全貌が未だ見えていない。
この三陸地区には未だに訪問したことがないが、今年の夏頃に訪問するつもりで計画と調査を行っていたので、気仙沼、大船渡、釜石、宮古などと言った馴染みのある地名の町が壊滅状態に陥っている映像には心が痛む。
それにしても一体、彼らにどんな落ち度があったとでも言うんだ。その一方でネットなどには、他人の不幸を「メシウマ」などと言っているクズがのうのうとしているのには、あまりの理不尽に怒りがこみ上げてくる。改めて「天道是か非か」という言葉が湧きあがってくる。
なお阪神大震災の被災者の経験として言えば、とにかく早急な人命救助が大切なのは言うまでもないが、問題は事態が一端落ち着いてからの生活再建である。最初は「命があって良かった」と思っているが、しばらくして落ち着いてくると、失ったものの多さと前途の不安が一気に重圧としてのしかかってくるのである。私は家族には死者はいなかったし、実家が全壊して家財のほとんどを失ったが、焼けたわけではないのですべてを失ったわけではないし、何よりも職場は地震と全く無関係だったので当面の収入の心配もなかった。それでも被災地から避難して、とりあえず落ち着き先が決まった途端に完全にダウンしてしばらく動けなくなってしまった。被災地でも、仮設住宅に入居した途端に燃え尽きたように亡くなってしまった人も少なくはない。だから大切なのは、むしろ事態が落ち着いてからなのだ。
3月10日(木) 記憶力を劇的に向上させる薬が開発されたとか。
視覚で捉えた情報を長期間に渡って覚え続けていられるようになるとか。一見素晴らしそうに思えるが、実は副作用必至。そもそも人間は捉えた情報を取捨選択して必要な情報だけを残しているわけで、それをしないと脳の容量なんてあっという間にパンクする。この薬は記憶力を向上させる薬と言うよりも、忘れる作用を阻害する薬なんじゃないか。
勉強しても全く覚えられないと困っている人は、つまりはその勉強の内容を必要ないと感じているからということ。彼にとっては数学の公式や英語の単語よりも、ゲームの内容やアニメのキャラクターや芸能人の情報なんかの方が重要だと脳が判断しているわけ。嫌々勉強しても身に付かないというのはまさにこのこと。
2月24日(木) 天道是か非か
有名な中国の歴史書「史記」に記されている言葉である。史記の著者である司馬遷は、正義を通したが故に武帝の逆鱗に触れて宮刑を受けることになってしまう。屈辱の中で不屈の精神で史記を完成させた司馬遷の魂の叫びのような言葉が「天道是か非か」である。司馬遷は伯夷と叔斉という高潔な人物が餓死したのに対し、残虐非道の大盗賊が天寿を全うするという実例を挙げ、本当に世の中に正しい道が成されているのかと言うことを嘆いたわけである。もっとくだけた言葉で書き換えれば「神も仏もあったものか」というところ。なお当時は皇帝の意志は天の意志でもあったわけだから、「天道是か非か」というのは、間接的に武帝のことを批判しているようにも思える。
確かに世の中を見ていると、何の落ち度もない人物が理不尽に殺されたりする一方、多くの人間を不幸のどん底に落としたオウムの麻原彰晃こと松本智津夫は未だに獄中でのうのうと生きているどころか、詐病を使って無罪放免を狙っている。こんなものを見ていると、現代人でも「天道是か非か」と叫びたくなる。
世の中理不尽なことは多数ある。理由もなく不運としか言いようのない人もいる。しかしこういうものはどうしようもないとしても、せめて人の手による理不尽だけはなくしていきたいものである。
2月23日(水) プライドの失墜
部屋の照明の蛍光灯がダメになったので交換しようとしたが、今までもこの照明器具は、蛍光灯を替えるたびに支えのどこかが必ず壊れたのだが、今回はとうとう一番内側の蛍光灯の支えが、3カ所とも一斉にぶっ壊れて、使えないようになってしまった。蛍光灯を替えるたびにボロボロ壊れていたところを見ると、わざと光に弱い樹脂を使っていたとしか思えない。不良品ではないまでも悪意のある設計である。
かつての日本のモノづくりの現場はプライドを持って仕事をしていた。「絶対に故障をしない製品を目指す」それが現場の究極の目標でもあった。しかし利益至上主義になるとそんな考えは一掃された。本当に故障をしない製品なんかできると次が売れなくなるというのが一番の理由。いわゆる事務屋の論理である。そのために、適当なところでわざと寿命が来るような商品が開発されることが要求されるようになった。このような不毛な技術開発のいわば究極形が俗に言うソニータイマー。キッチリと保証が切れた頃に壊れるように設計してあるわけである。
しかしそのようにしてプライドを失った仕事をしているうちにどうなったか。かつては世界に冠たるブランドだったメイドインジャパンも、韓国に負け、さらには中国にまで負けそうになっている。かつての技術のソニーも、今や見る影もない。事務屋の論理で技術者を冷遇してきたツケが長期的に響いているわけである。こんなことをしているとこの国のメーカーに未来はない。
今、省エネと言って売りこんでいるLED電球だが、10年以上使えるなんてのを売りにしている。しかし本当にそれだけ保ったら次が売れなくなる。それを考えると、絶対に5年かそこらで使えなくなるような設計をしてくるだろう。そんなことが予想できるから、私個人としてはLEDに乗り換える気がしない。
2月22日(火) 体調最悪
昨晩から激しい腹痛。朝から薬を飲んで様子を見たが、腹には重たい感覚があり、一定時間ごとにトイレに走っているような状態なので仕事を休む羽目に。
熱などはないので風邪ではないと思うが・・・。食あたりで思い当たる節もないんだがな・・・。
2月20日(日) 大河ドラマ
あまりのひどさに一話目の冒頭30分で脱落してしまった大河ドラマ「江」だが、相も変わらず滅茶苦茶路線を突っ走っているらしい。聞くところによると主人公が本能寺から家康の伊賀越えまで同行、挙げ句の果てが光秀と直談判だそうな(しかも10才ぐらいのはず)。史実無視はともかくとして、もう完全に戦国ファンタジーと化しているとか。この調子で行けば、関ヶ原で敗北する三成の傍らに江、大阪の陣で千姫の脱出に手を貸す江なんてことになりそうだ。
脚本、演出、演技の3点揃って全くダメ。ここまでひどい大河も初めてじゃなかろうか。主役の演技については今更言うまでもないが、下品で馬鹿なだけの秀吉とか、格好は良くても棒な信長とか、脇まで含めてかなりひどい。そもそも時代劇ではなくて着物着た現代劇になっちゃってるし。
今日もたまたま5分ほどつけたら、ちょうど信長後継者決定の清洲会議の最中。しかし笑えることになぜかそれを襖の向こうで立ち聞きしている江。こいつはお姫様より忍びか? しかしこれの秀吉がこれまた「下品、馬鹿、軽い」と三拍子揃ったとんでもない輩。こんな秀吉なら、世の中がひっくり返っても天下人なんてなれそうにない。
2月19日(土) ちょっと外出
先日、あまりの理不尽さに頭がぶっ飛びそうなことがあって、今日は精神的疲労で昼頃までゴロゴロしてたんだが、さすがにこのまま家にこもっていたら精神を病みそうだと考えて外出
とりあえず昼を過ぎていたのであまり遠いとこは無理と考えて、大分昔に行ったことがある「しそうよい温泉」を訪問。以前に行った時はかなり細い道をウネウネと車で走った記憶があるのだが、立派なトンネルが出来て格段にアクセスが良くなっていた。シンプルな施設だがアルカリ泉で泉質の良さも相変わらずで露天で久しぶりにゆったり出来た。
まあそもそも世の中なんて理不尽で不公平なものだ。そんなことを今更グジグジ言っても仕方ない。要は個人レベルにそれにどういう形でどこまで対応するかである。
2月9日(水) やばいかも・・・
明日は大阪方面に出張、そして明後日からは福岡方面に遠征とこの週末にかけてもハードスケジュールが目白押しである。しかしながら最近は身体がなかなか言うことを聞かなくなってきている。ここに来て持病の腰痛が非常に不穏な状態。とりあえずシップをして様子を見ているが、もしこれが爆発すれば予定どころでなくなってしまう・・・。まずいな・・・。
2月7日(月) ステイタス?
ネットでクレジットカードのことを調べていると、やたらに○○カードはステイタスが高いとか、△△カードなんてステイタスが低いから恥ずかしくて使えないなんてことにこだわっている輩がいる。正直なところ、私はカードのステイタスなんて考えたこともないし、意味があるとも思ったことがなかった。実際、私がメインに使っているのは「恥ずかしくて出せない」と言われている流通系カードのOMCで、サブのカードもこれまた流通系のイオンカード。しかもゴールド以上でないとカードでないなんて言っている輩もいるようだが、私のカードはどっちもドノーマル。OMCからはゴールドを作れと言う案内が矢鱈に来るが、年会費が上がると全く割が合わないのでずっと無視している。多分私はどんな高級レストランに行ったとしても(まあ行くことはないだろうが)、全くためらうことなしにOMCのドノーマルカードを出すだろう。
個人的にはカードとか宝飾品とか車とか、そういう持ち物にステイタスを感じるという感覚がやっぱりないんだろうな。基本的に貧乏なんて恥ずかしい事だとは思ってないし(金持ちならそれに越したことはないが)。ステイタスなんてもんは、経済力ではなくて本人に付随してくるものだと感じているから。貧しくとも真面目に働いているプロレタリアートの方が、親の金で遊んでいるだけのブルジョアのニート息子よりもステイタスが上だというのが私の考え。だから馬鹿であることは恥ずかしいと感じても、貧乏であることは恥ずかしいことではないと感じている。あえて言うなら、貧乏は恥ずかしいことではなくて不便なだけ。
2月6日(日) 忍耐力の訓練
と言いたくなるぐらい今日は惨々だった。
夕方頃に車で外出したと思ったら、4車線道路の中央ぐらいに何やら怪しげな人影が。よく見ると黒づくめの服を着たオッサンが横断歩道もないところで道路を横切っている。「危ないな」と思いつつやり過ごそうとしたら、途端に何を思ったのかオッサンが私の車に向かって全力疾走で体当たりコースをとってくる。「自殺志願者か?」と肝を冷やすことになった。もっとも多分オッサン自身は自殺志願というわけではなく、私の車の前を華麗にダッシュで横切るつもりだったんだろう。しかし華麗ならぬ加齢のせいで速度のイメージが狂っており、もろに私の車に体当たりするコースになったのだろうと考えられる。しかし私の車の後ろには車はいなかったのだから、普通にやり過ごせば余裕で横断できるのに・・・。それとも、最近流行しているという当たり屋か? どっちにしても、こんな状況でも事故った場合には車の前方不注意ということになり、下手すればこちらの人生はこの時点で終わりである。全く世の中はどこにどんなトラップがあるやら分かったものではない。
外出の目的はJTBでチケットを購入することだったのだが、日曜のせいか待ち客がかなり多い。たちの悪いことに旅行会社のカウンターの客は大体長引くのが相場。また自分である程度プランを練ってから来るような客ならそう時間がかからないが、最初から旅行会社に丸投げというタイプの客の場合はとにかく時間がかかる。カウンターの客層を見渡すと、ほぼ間違いなく後者ばかり。この時点で絶望的な状況である。こちらはJRのチケットを買うだけなんでさっさと回して欲しいような気もするが、JTBにしてみると、私のようなゴミ客(JRのチケットだけなので利ざやが少ない)よりは、パックツアーなどを購入する美味しい客を優先したいのはビジネス上は当然というところ。結局は1時間以上待たされてようやく順番。しかしカウンターで「JRのレール&レンタカー切符」と言った途端に窓口の女の子が凍り付く。結局は「聞いてきます」と奥に引っ込んでしばらくすったもんだした挙げ句、「時間が遅くなったので、レンタカーの予約センターに電話が出来ないので発行できません」の返答。平日の昼か(勤め人がどうやって?)、JRの窓口に行ってくれとの話。正直ぶち切れそうになったが、窓口の女の子を相手にケンカしても仕方ないのでグッとこらえてこの場は退出。それにしてもJTBの窓口では、以前に「JRの周遊切符を」と言っただけでフリーズされたことがある。儲けの少ないJRの切符なんて本気で売りたくないのは分かるが、それにしても鉄オタのような特殊な買い方ならともかく、ごく一般的な切符ぐらいはもっとスムーズにしてもらいたいところ。
これで無駄に時間をくってしまったので、仕方ないから近くのショッピングセンターのフードコートで家族にたこ焼きでも買って帰るかと思うと、「まだこれから焼くところだから10分かかる」とのこと。それは仕方ないかと思ったのだが、なぜか「予約は出来ないからここで立って待っていてくれ」とのこと。なんでそこの椅子(目の前に椅子席がある)で座って待っていたらいけないわけ? 正直意味不明である。
ある臨界に達した途端に怒りが爆発してしまうタイプの私としては、今日は忍耐力の試練のような日だった。怒りの爆発こそしなかったが、イライラしてしまう私はまだまだ精神の修養が足らないのだろう。
それにしても、企業の人件費抑制で窓口なんかが派遣やバイトに置き換えられていっているから、実際に顧客に直接に対応する部分の対応能力が覿面に落ちていっているのを最近は感じることが多い。これが回り回って企業のイメージの悪化につながり、根本的なところで首を絞めることになるんだが、所詮は四半期の成績だけで一喜一憂する経営者ばかりではどうしようもないんだろうな・・・。お役所なんか問題外なんだが、民間もこの調子なら、民営化万能論者の理論もとうに破綻しているわけである。日本もドンドンとダメな国になっている。
2月2日(水) 魑魅魍魎
以前に相撲界の野球賭博の件の時に「本命はこっちよりも八百長の方」と言っていたのだが、いよいよこっちの問題が表面化してきたようだ。ただ今回発覚したのは下っ端連中ばかりだが、実際にはもっと上の連中、さらには相撲協会ぐるみでの八百長も前から言われているところ。八百長は相撲界にかなり根深く浸透していると思われるので、本気で突っついたら相撲界がひっくり返るほどの騒ぎになるのは確実。多分、適当なところで下っ端を数人切って終わりにしてしまうんだろうな・・・。
混乱の続くエジプトでは、反大統領派のデモに対して大統領支持派が攻撃をかけたとか。ただどうもこれが胡散臭い。どんな国でも長期政権が腐敗しているところでは、国民のごく一部にこの利権とつながっている連中がいるから、多分そういう連中をけしかけての御用デモだろう(日本でも自民党がいよいよやばくなった時に必死でネット工作していた連中がいるが、そういうのと同類)。表だって警察なと軍なとで攻撃を仕掛けると世界中からの批判が必至だから、そういう裏工作になったんだと思うが、これ自体が既に末期症状の証明。
1月30日(日) 背中が・・・
疲れが溜まっていたせいでこの週末はほとんど冬眠状態で過ごしたのだが、寝方が悪かったのか、はたまたここ数日の寒さが響いたのかは定かではないが、背筋痛に苦しむことに。この背筋痛、以前にも出たことがあり、その時には立っていられない状態で数日寝込んだ記憶がある。このまま悪化したら非常に困ったことになるのだが・・・。とにかく身体のあちこちに爆弾を抱えすぎ。
久しぶりに大河ドラマを見たのだが、やっぱりひどすぎこのドラマ・・・。とにかく時代劇になっていないということを除いても、主役クラスの演技のひどさはどうにも。滑舌が異常に悪い上に演技が一本調子。これだととても一年乗り切れそうにない。とにかく私はもう完全に脱落。見る気が起きない。ここのところの大河は本も配役も明らかにミーハー路線で、それだけ内容が薄くなっている。もっともこれは大河に限らず、最近のNHKの番組全般に言える傾向で、さらに言えば民放の方は既に大分前から末期症状。これは地デジ時代の前にテレビの時代自体が終わりそう。実際、過去のコンテンツなどはかなり重宝されても、最近のコンテンツで価値のありそうなものなんてなくなってきている。制作力が落ちているのか、そもそもまともに制作する気自体がなくなっているのか・・・。もっとも数字のみ優先で、キチンと作った番組よりも適当に作った安直な番組の方ばかりが数字が上がったら、作る方もまともに作る気なんてなくなってくるだろうが。まあ、番組の質なんて視聴者の質次第なんだろう。
1月27日(木) 寒い
さすがに今年の冬は寒さが身に染みる。しかもよりによってこんな時にエアコンがご臨終。これは非常にキツイ。今までの冬は電気ストーブならぬPCの廃熱で暖房いらずだったが、ここ数年でPCが次々と昇天したせいで最盛期の半数以下の台数になっているので、さすがに暖房はまかなえないし。
寒すぎるせいで身体の調子、特に関節の具合が悪い(ジジイみたいで嫌だが)。腱鞘炎がまた悪化している上に、肩や膝、肘まで具合が悪い。情けない話。
こうなると遠征なんかも、寒いところではなくて温泉とかでゆったりとしたくなってくる。やはりジジイ化しつつあるのを否定できない今日この頃。
1月24日(月) 大爆笑映画
正直なところ映画はほとんど見ないのだが、昨日は久しぶりに映画で大爆笑させてもらった。その映画は「レッドクリフ2」。三国志を映画化とのことなのだが、その豪快なまでのでたらめさには笑わずにはいられない。
まず固い友情で結ばれた周瑜と孔明というところから「ないない絶対ない」で始まるが、赤壁には参加しなかったはずの劉備軍が縦横無尽に戦場を駆け巡るし、周瑜を始めなんと孫権までが最前線で剣を振り回す上に、戦況が圧倒的に不利になってもあくまで徹底抗戦の曹操(史実では水軍が壊滅した時点で既に逃走している)、最後は総指揮官同士の立ち回りというとんでもない展開。
なお中村獅童が甘興というオリジナル武将として登場しているが、内容的に見てどう考えても甘寧のことなのに(海賊上がりの猛将)、なぜわざわざオリジナル武将にしているのだろうと疑問を感じていたのだが、終盤に彼が敵陣の城門もろとも華々しく爆死したのを見て納得。要するに甘寧を殺すわけにいかないので(彼は赤壁で死んでいない)、わざわざ殺すためのオリジナル武将だったわけである。あそこまで豪快に史実を無視しているのに、なぜかそういう細かいところだけ史実にこだわるというのがまた笑える。
そして合戦終盤にはまさに死屍累々。どこからかさだまさしの「防人の歌」が聞こえてきそうな光景。最後に周瑜が「この戦いに勝者などいない」と呟くが、日本のテレビ局が作っていたら、あそこで堀内孝雄の主題歌とともにエンドロールが流れるところだろう。
とにかく周瑜を始めとする連合軍側の武将の強さは圧倒的で、周瑜や関羽なんか空を飛んでるし、張飛に至ってはほとんど不死身、趙雲が槍を使って棒高跳びの要領で城壁を飛び越した時なんか、思わず「そんなアホな!」という声が出てしまったぐらい。
豪快に史実を無視して、あそこまでエンターティーメントに徹したのはむしろお見事と言うべきか。それとも実は原作は三国志演義でなくて、三國無双だったのか。そう言えば金城武も出演していたし、何となく出演者全体の雰囲気が光栄的だったような・・・。
1月23日(日) エアコンご臨終?
昨日はダラダラと一日を過ごしてしまったので、今日までこの調子だと間違いなく週明けに悔いが残ると考え、今日は車で神戸まで遠征。詳細は後日に遠征記の方に載せるとして、まあ美術展を数点楽しんできたというところ。
ところで困ったことに、我が部屋で10年来使用してきたエアコンが不調。スイッチを入れても、室外機が数秒動いてすぐに停止してしまう。もしかすると基盤のどこかがやられているかも。どちらにしろ修理だが、費用を考えると頭が痛い。かといって新しいのに入れ替える費用なんてさらにないし。
年を取ってくると、自分の身体だけでなく回りのものまでガタが来る。頭が痛い。
1月22日(土) 無気力
今日は天気が良かったのでどこかに出かけるかと思ったのだが、先週仕事でドタバタした疲れで、結局はどこにも出ずにボンヤリと過ごしてしまった。どうも最近は気力が落ちているというか、身体の底から湧きあがってくる力というようなものがなくなっているような気がする。老化したのか、それとも鬱か。
この時期になってくると、1年間の遠征計画の大まかな輪郭を組むのだが、困るのが年間予定をいつまでも発表しない美術館があること。これが出ないとそもそもの遠征先が決まらないので困ったものだ。3月ぐらいまでに出してくるところはまだ良いが、ひどいところなんか5月になっても予定を出してこないところもあるから呆れる(もう新年度始まってるぞ!とツッコミ入れたくなる)。概して地方の美術館ほど発表が遅い傾向がある。年間計画がなかなか定まらないのか、単に作業が遅いのか分からないが。まあもっとひどいところになると、HPを見に行っても次回展覧会の予定さえもキチンと書いてなくて、一体何をやっているのか不明なんてところも。ここまでくると、ホントにまともに運営する気があるのやら。
1月19日(水) 良きアメリカ人
アメリカの高校で生徒が持ち込んだ銃が暴発して、生徒1人が重体、もう1人が重傷を負ったとか。本当に暴発なのかというのに若干の疑問がないこともないが、「なぜ学校に銃なんか」というのは日本人の感覚なんだろう。彼はただ単に全米ライフル協会の「家庭に銃を街角に銃撃戦を」の理念に従っただけの「良きアメリカ人」だったのだろう。
何しろ全米ライフル協会にかかると、コロンバイン高校なんかでの銃乱射事件は「生徒が銃で武装していなかったばかりに起こった悲劇」なのだそうだから。要するに、全員が銃で武装していたら、銃を乱射する奴がいても回りが応戦して解決するということらしい。だから今回の事件の場合も、周囲の学生が一斉に彼をハチの巣にするというのが「正しいアメリカ人のあり方」なんだろう。
アメリカでは銃乱射で議員を含む6人が射殺されるという事件が起こったが、まさに全米ライフル協会が目指すところの正しいアメリカに確実に向かっているようである。ただ頼むから、その価値観を海外にまで輸出しないで欲しい。
12月30日(木) 今年も脱皮
ちょうど1年ぐらい前に「手の皮がむけた」と書いているが、今年もやはりこの時期に手の皮がむけてしまった。先週くらいから両手の親指に何となく違和感があり、まるで手袋をしているような感覚があったのでそろそろ来そうだなと予感はしていたが、ついに両手揃って親指の内側の皮がペロリ。痛くも何ともないので実害はないのだが、とにかく見た目が悪い。何も知らない人が見たら、たちの悪い皮膚病だと思いそうだし(水虫と一番間違われそう)。
去年はかなり大掃除と格闘したのだが、今年は既に諦めムード。先週末に遠征に行ったので、その前に掃除を片づけておく予定だったのが、その肝心の週末にダウン。結局はほとんど掃除には手を付けられず。とにかく明日一日で何とか形だけはつけとかないと・・・。
12月11日(土) 腱鞘炎再発
しばらく鳴りを潜めていた腱鞘炎が、久しぶりに再発してしまった。今回痛くなったのは左手の親指の内側の筋。以前にも何度か痛くなったことがある場所だ。二週間ほどシップで誤魔化していたが、一向に良くなる気配がないので意を決して昨日整形外科に行ってきた。医師の言は「うーん、また再発しましたか。職業病かな・・・。いっそのこと切ってしまった方が早いかもしれませんけどね。」というもの。しかしとりあえずは今回も注射で凌ぐことにした。
例によっての死ぬほど痛い注射(手のひらに太い針を深く刺される)を受けると、しばらくは手がしびれて、それが回復するととりあえず痛みは治まっている。ただ問題はこれがいつまで続くかである。もしまた痛みが復活したとしても、ステロイド系の注射なので1ヶ月は間を開けないといけないし、それが頻発するようだと、いよいよ手術も考える必要がある。
にしても、やっぱり職業病かな・・・。音声入力ソフトでも試してみようか。
11月19日(金) マイクロソフトの陰謀か?
明日から遠征の予定なので、遠征前にノートPCのスタンバイ。しばらくアップデートを行っていなかったことから、久しぶりにWindowsXPのアップデートを行った直後にトラブル発生。なんとPCが全く起動しなくなってしまった(正確に言うと、Winの起動画面は出るのだが、その後にエラーが云々と書いたブルー画面が出て再起動で以下無限ループ)。いろいろ試してみたがどうしようもなく。結局は工場出荷状態に戻す羽目に。明日は早朝から出発だというのに夜になってこんな作業をする羽目に・・・。
マイクロソフトはWindowsXPを葬って強引に7に買い換えさせるために、わざとXPを不安定にするバッチをアップデートで配布するのではなんて噂もあるが、本当にそうなんじゃないかと思ってしまった。実際、そのぐらいのことをやりかねない会社だけに・・・。
11月14日(日) 国の書類って・・・
年末のこの時期になると毎年面倒くさいのが年末調整の書類の作成。払いすぎた税金が返ってくる大事な書類だが、毎度のことながらこれの作成が頭が痛い。それにしても国の書類というものはなぜあそこまでわざと分かりにくい用語ばかり使うのか? 分かりにくい言葉を使う方が偉く見えるとでも思っているのだろうか? それとも分かりにくい書類にして、記述を間違ったらそれを口実にして払うべきものを払わなくて済ませるように企んでいるのだろうか? 私を高給で雇ってくれるなら、国の書類の類を標準以上の知能を持つ者なら簡単に理解できるような記述に書き換えるという仕事をしても良いんだが(笑)。
もっとも分かりにくいのは国の書類だけでなく、最近は電化製品のマニュアルまでなぜこんなに読みにくいのかと呆れるぐらい下手くそな説明のものがある(輸入品などではなく、国内の一流メーカーのものだ)。どうも日本人全体の説明能力が低下しているのだろうか?
そう言えばENEOSのカードが切り替わったことに関連して、新たな年会費無料タイプのカードに切り替えたのだが、それは新規加入の形になるからとのことで銀行の口座登録から審査まですべてやり直し。面倒極まりない。しかも新たなカードを送ってきても今までのカードはそのまま生きているので、そのまま放っておくと来年になると年会費が請求されるから、こっちからサポートセンターに電話をかけて(それも9時〜17時までというまともな社会人ならまず電話なんてかけられない時間帯)、以前のカードを停止する必要があるとか。どんなトラップだ? これは説明能力云々ではなく、明らかに意図的な怠慢である。非常に悪意を感じるので(企業としての良識を疑う)、こんなことが続くようなら、新しいカードも使用を停止することを考えとく必要があるかも。
10月1日(金) レンズ購入
2年半前に買ったSIGMAの18-200MM F3.5-6.3 DC OSがどうも数ヶ月前から調子が悪く、オートフォーカスが暴走して全くピントが合わないということが続いていた。今まではだましだましどうにか使っていたのだが、最近は症状が悪化して、撮った写真の3〜4枚に1枚はピンぼけという状況。しかもピントが合わないためにシャッターチャンスを逃すことも頻発し、さすがにこれでは限界だと判断せざるを得なくなった。
どうやらレンズの回路系に何らかのトラブルが発生しているようだが、この手のトラブルの修理は大抵レンズを新規購入するぐらいの料金がかかってしまうということ。それにこのレンズをしばらくメーカー送りにしているという余裕もない。そこで一大決心で新たなレンズを購入することにした。
私の使い方はかなりハードな上に写真の善し悪しなど分かるような状況でないので、当初はとりあえず安いレンズと言うことで、タムロンの18--200MMの手ぶれ補正なしのものを考えていた。しかしなんだかんだで調べている内に計画変更。結局はタムロンの18-270MM F3.5--6.3を購入することに。予算をかなりオーバーする羽目になってしまった。
本当はもっと軽量のレンズにしたいところなのだが、そうすると対応力が落ちるということで痛し痒しである。結局は以前と比較しても見た目はほとんど変化せず、予算は当初予定の2倍以上ということで金欠は加速。頭が痛い・・・。
Before
After
9月6日(月) 身体がガタガタ
どうも私はこう言っていることがやたらに多いようだが、今回はかなりひどい。両足の太ももが痙攣していて、歩くと膝が突然ガクッと抜けてしまうぐらい。
そもそもこんなことになってしまったのは、週末に岐阜城に行ったのが原因。下りで通った馬の背ルートがとんでもない道(というか、あれは道ではない)のために足に負担がかかりすぎたせい。また詳細は後日に遠征記をあげるが、とにかく岐阜は暑いし山は険しいしで、かなりキツイ遠征になってしまった。相変わらずの学習能力の欠如である。
ところで宿泊ホテルで「エコライト」なるものをもらったのだが、一見ただのLED懐中電灯なので「LEDを使ったというだけでエコなのか?」と思っていたのだが、どうやらこいつは横から出てきたハンドルを握ることで発電するシステムになっているらしい。いろいろなものが開発されるもんだ。
一見ただのLEDライトだが、横手から発電用のハンドルが出てくるようになっている
9月2日(木) ENEOSカード
今日仕事から帰宅するとENEOSから「大切なお知らせ」なる通知が来ており、内容は合併に伴ってカードの規約が変わると言うこと。それが今までは一律リッター当たり2円のキャッシュバックだったのが、使用額に応じてキャッシュバックが変わるようになり、最高ではリッター7円なんて書いてあるのだが、その条件が月間使用額7万円以上というのだから私の使用状況及び収入額では荒唐無稽な話。しかも1万円以下だとリッター1円とのことで、これは事実上の改悪。それどころか今までは年に1回以上の使用で年会費無料だったのが、これからは問答無用で1312円もの高額な年会費を取られるとのこと。これはガソリンを給油するのがせいぜい月に1〜2回で、ENEOSカードをクレジットなどに使うつもりのない私には確実に大幅な赤字。
これは早速解約だとまずはネットを調べてみると「ENEOSカード 改悪」のキーワードで出るわ出るわ。ただどうやら調べていると10月に今までと同じ内容のタイプのカードも作られるらしいので、要はそちらに切り替えれば良いと言うことらしい。
ただおかしいのは、それならば従来のユーザーはそちらに移行させた上で、新しいタイプのカードの案内をすればよいのに・・・ということ。これはどう考えても、うっかりそのまま放置したユーザーから問答無用で年会費をせしめることを考えているとしか思えない。これはあまりにせこすぎるし、企業としての態度としても果たしてどうか。
クレジットカードは私はOMCをメインに使用しているが、このカードも最初は年会費無料だったのが、知らない間に勝手に有料にされ(まともな通知もないまま勝手に年会費が引き落とされていた)、ポイント還元率も勝手に改訂されとやりたい放題にされたのであまり良い気がしていない。いろいろな支払いをこのカード指定にしているので切り替えの面倒さから継続しているが、心情的には解約したいぐらいの気もある。やっぱりクレジット会社って、企業的に「あれ」なところが多いのか。
8月14日(土) アリエッティ
ジブリの新作「借りぐらしのアリエッティ」を見に行ってきたんだが・・・正直、作画は良いがシナリオの方が今一つ。ストーリーが盛り上がりに欠けるし、何よりも登場人物に魅力が感じられない。宮崎駿の映画の場合などは、登場人物が端役に至るまで実に魅力的に描き切れているのに対して、この作品の場合は主要キャラクターでさえ印象が極めて薄い。その印象の薄いキャラクターに「君のおかげで生きる気力が湧いてきた」と言われても説得力皆無。最後なんて「えっ?これで終わり?」って感じだった。「ポニョ」の時にも「えっ?もう終わり?」って驚いたが、あの作品の場合はそれが不満のニュアンスは全くなくて、何とも言えない快感に包まれたのだが、この作品の場合は「一体何を言いたかったの?」という不満がくすぶってしまった。
いくらでも活かせそうな美味しい設定のキャラが多いのに、それらが悉く生きていない。はっきり言ってハルさんなんてこれだとただ単なる嫌な奴になっちゃってる。私なら彼女は小人の話を聞いてただ単純にそれに憧れた子供みたいな人という描き方をする。そしてハルにまでその存在がしれてしまったことで、アリエッティ一家はズルズルと「人と関わってはいけない」の禁を破って翔一家と関わり合うようになってしまう。さらにそれに巻き込まれてしまったスピラー。そして翔は常に元気に前向きに生きているアリエッティの影響を受けて、徐々に前向きな気持ちになって生きる勇気を持つようになってくる。しかしそんな彼らの生活も、ついにアリエッティ達の存在が外部の者に知られてしまったことで崩れる。このままだとアリエッティ一家が見せ物にされてしまうと考えた翔達は、大騒ぎになる前に彼女たちを逃がすために奔走する。その過程で「えっ?小人?一体何のことやら?」と空々しくすっとぼけたりするハルが良い味を出す。そして翔とアリエッティの別れ。「またいつか会えるよね」の翔に、「あなたが生きている限り、私はどこかであなたを見ている」のアリエッティ。そして父や母と疎遠で孤独感を感じていた翔は「生きている限り僕は一人じゃないんだ」ということに気づく。そして翔はアリエッティをスピラーに託す。「まかせろ!」と力強く請け合うスピラー。そして「お前も負けるなよ!絶対に死ぬなよ!」の一言。力強く頷く翔。その表情からはかつて弱々しさはすっかり消えていた・・・なんて展開にするけどな。とにかくハルとスピラーのキャラなんてどうにでも活かしようがあるし、アリエッティの母親や父親なんかのキャラも、翔達との関わりの中でもっと味を出していくことも出来、そのことによって翔とアリエッティのドラマにも深みが出せて、「人は一人じゃない。みんなつながって生きているんだ。」というテーマを出すことも出来る・・・なんてことがいろいろと頭をよぎってしまった。
どうもいろいろな点で消化不良だなという不満が残った作品。小人の暮らしなどの細かい描写は良かっただけに(例えば小人のスケールでは、水はもっと粘りの強い液体になる)、そういう細かいこだわりが作品全体に生きていないというのが残念。なんかディテールばかりにこだわって、大きな枠組みで失敗したんじゃないかという気がする。
8月3日(火) ホントに生きているのやら
八王子のミイラ事件以来、生存未確認の高齢者がゾロゾロと出てきているようだが、どう考えても氷山の一角。年金目当てで死亡届を出していない例なんてごまんとありそうだ。
そもそも日本の戸籍制度はこちら側から役所に届け出ることが前提となっているので、その届けをしなければ100才になろうが、200才になろうが、書類上は生きていることになり、生きていれば年金が支払われる。一応死亡届を出さないと火葬許可が下りないシステムになっているが、まさか自宅でミイラを作る事態までは想定していなかったのだろう。中にはひっそりと埋めてしまっている例も多々ありそう。すべてを明らかにさせたら、日本の平均寿命は実はずっと短かったなんてことになりそう。
今のうちに対策をしとかないと、この手のことはこれから先に増えこそすれ減るとは思えない。大体、親の年金に寄生しているヒキニートなんて、自分の部屋から出て役所に親の死亡届を出しに行くなんて出来るわけがないし、しかもそれをしてもご褒美がもらえるどころか、頼みの綱の親の年金が停められてしまうのだから、そのまま放置するのは火を見るよりも明らか。で、死体遺棄で捕まえても、今度は寄生先が親から刑務所に変わるだけ。こりゃどうにもならん。
7月12日(月) 年を取りましたね・・・
今日テレビをザッピングしていたら、某ドラマに渡辺典子が出演しているのを発見。相変わらず美人ではあるが、やはりさすがに老けたなという感は否定できなかった。
渡辺典子と言えば角川三人娘の三番手だが、三人の中でダントツの美人で、歌唱力も演技力も三人の中では一番だったにもかかわらず、人気の点では時代を作った感のある薬師丸ひろ子や原田知世からは数段低かったという不遇な人。芸能界というのは実力や美しさだけではないということを、私も痛感した記憶がある。彼女の不幸は、美人過ぎることがかえって印象の地味さにつながったということ。時代は個性を求めていた時代で、まさに個性という言葉を実体化したような薬師丸ひろ子、元祖ロリ系女優という雰囲気のあった原田知世などに比べると、正当派美人である故に個性が薄かった。現在ではイメージの地味さそのままに、幸薄い女性の役ばかり回ってきているようである。
ただよくよく考えると、彼女ってほとんど私と同年代なんだな。彼女が老けたと感じられるということは、当然私も老けたというわけで、しかも元々イケメンとはほど遠い私の場合は・・・。
7月11日(日) 初体験
次の週末はかねてより計画していた東北遠征を実行する予定である。場所が東北だけに今回は交通機関は飛行機を使用して、仙台空港にいきなり乗り込むつもり。チケットもスーパー旅割で手配して、機内持ち込み荷物用のカバンも購入、搭乗手続きなどもネットで確認して万全の備え・・・のはずなのだが、なぜかここにきて緊張感が高まっている。
というのも私自身が生まれてこの方飛行機に一度も乗ったことがない人間(というか、うちの家族で飛行機に乗ったことのある者は一人もいない。なにせ貧乏人なので)。しかも強度の高所恐怖症と来ている。はっきり言って、空の上に上がった時に自分がどういう反応をしてしまうかが全く予想できない。
腹を括るしかないのだが・・・。とにかくはすべて経験だ。
7月6日(火) 相撲協会大揺れ
野球賭博問題で大相撲協会が大揺れである。ただそもそも大相撲と暴力団の関係などは今までは公然の秘密だったわけだし、博打なんかも既に知られていたことだと思うのだが、なぜここに来て急に騒ぎになったのかは不思議な感もある。
琴光喜が解雇されてこれで騒動終了としたいようだが、とてもそうはいくまいと思う。今回発覚した連中は、すべて調査で自己申告した連中だけであり、実際にはしらばっくれた者も多かろう。琴光喜は以前の調査の時に嘘をついていたのが悪質なので解雇相当というのだから、今後新たに発覚した者はすべて解雇相当と言うことになる。これはかなり大問題になるのではないかと思う。しかも今回は野球賭博だが、それ以上に悪質とも言える八百長体質も以前からいろいろ言われているし。
にしても国技と言うにはあまりにお粗末な次第。いっそのこと国技の看板は返上して、代わりにサッカーを国技にでもするか。国立競技場を略して国技場にして、それをそのまま正式名称にすればそれでOKである。
6月25日(金) ワールドカップ
日本が決勝進出とか。これはかなりの番狂わせだろう。カメルーンにしても、デンマークにしても、そもそもは日本よりも明らかに格上のチーム。普通にやったら日本には勝ち目はないと思われたのだが、なぜか勝ってしまった。今大会は日本に限らず番狂わせが連発されている模様。特に前回優勝のイタリアと準優勝のフランスが予選で一勝も出来ずに敗退というのは一番の番狂わせ。どうもヨーロッパ勢を中心に、今一つ本来の力を発揮できていないという印象を受けるチームが多かった。
さてこの不振の原因は何か。もしかしてあのブブセラの音が欧米人に対して思考を乱すなどの悪影響を与えるのかもしれない。欧米人はあの手の音が苦手なのか? となると、日本は次のワールドカップではホラ貝を装備したサポーターを大挙連れて行き、会場で「ブォー、ブォー」と応援をしたら優勝も可能かも。クレームがついたら「日本では古来より戦いの時にはこの楽器で士気を鼓舞するのが伝統である」と主張しとけばOK(笑)。
6月21日(月) 相変わらず学習能力なし
下では「進むべきか退くべきか」なんて言っているが、結局は突き進んでしまった。6月最初の週末は東京はキャンセルしたものの、その代わりに鳥取に遠征して、結果としてはかなり強行軍の内容になっちゃったし(遠征記の方にその顛末は掲載してますが)、翌週は仕事がらみで大阪まで出たついでに、一泊して和歌山遠征。そして先週末は延期していた東京&福島遠征を実行してしまった。
これでようやく念願の東北への第一歩を記したわけだが、いやー、福島は東京からついでに行くには遠すぎるわ(笑)。帰ってきてからさすがに疲労が溜まっていて堪えた。それにまたもものの見事に足が潰れてしまったし・・・。遠征自体はかなり充実した内容であったが、私の「充実した」というのは、往々にして「無茶」と表裏一体だから・・・。
とりあえず遠征記の方は執筆中だけど、疲労が溜まっているのか集中力が続かなくて作業が進まない。
6月3日(木) 進むべきか退くべきか、それが問題だ
と言っても鳩山総理のことではない。私の個人的なことである(笑)。
先週末から本格的に体調を崩して寝込んでしまい、社会復帰したのは昨日から。結局はまる4日間完全に寝っぱなしになってしまった。
当然のように週末に予定していた東京遠征は順延したのだが、いざ社会復帰を遂げると、休養十分なのか思いの外体調が良くなっている。となってくると、この週末に家にこもっているのも何となく・・・。
と言うわけで、この週末に東京以外の遠征を実施するかどうかが悩みのしどころ。ただもしそれで疲れすぎて再び体調を崩したら、これはさすがに顰蹙で済まないし・・・。
ところで話は変わるが、鳩山総理に関しては、以前から懸念されていた本人の指導力のなさというのはさることながら、現実にはアメリカと従米勢力につぶされたというのはハッキリしている。彼がアメリカとの「対等の関係」を打ち出した途端に、従米勢力の機関誌たるポチ売り新聞なんて、血相を変えて「宗主国たるアメリカ様に刃向かうとは何事だ」と毎日のように社説で攻撃しまくっていたから。日本の官僚機構なんてアメリカの出先機関になってしまっているから、血眼になって政権つぶしに動いていたし。
にしても、普天間の問題でのドタバタを見ていると、これでは日本は永遠にアメリカの植民地だと痛感せずにはいられなかった。「国民の声」なるものを聞いていると、「日米同盟は重要だから、アメリカの基地は必要だ」と言う。では沖縄の負担の問題は?というと、「確かに問題がある」と言う。では米軍基地をあなたの県に持っていったらというと、「それは絶対反対だ」となる。じゃあどうしろと言うんだ? そういえば、今まで国が基地とかに関する方針を掲げるたびに沖縄では反対運動が起こってきたが、今まではそのたびごとに「国の方針に反対するのは沖縄県民のエゴだ」などと切り捨てていた連中が、今回に限っては「沖縄だけに負担を押しつけるべきではない」などと手のひらを返していたのには唖然。結局はポチ小泉のような、アメリカの意向通りに国民を犠牲にするような政権だけが日本には許されるということか。
5月29日(土) タンブリング2
いやー、やばい。マジではまってしまった。あまりにお約束通りの展開に笑えることが多々あるのだが(死んだと聞かされていた親父が生きていて、しかも余命幾ばくもないなんて超お約束過ぎる展開)、それにも関わらず「ひどいシナリオ」と感じないのは作り手のうまさなんだろうか。クサイなー、と思いながら、気がついたらマジ泣きしていることがあったのには驚き。ホント、この年になってまさかドラマに泣かされるとは思わなかった。それもホモがカミングアウトの話で(笑)。
今回の展開なんて、初っぱなから最後までほとんど読めたのだが、それでも面白かった。メンバーの二人がけがをして、このまま大会棄権かというところで、今までメンバーと距離を置いていた火野が「僕が出ます」なんて、ガチガチのお約束展開で思わず「来た!」と叫びそうになったぐらいだが、そんなクサイ展開でマジで感動してしまう自分の単純さに唖然。
先週辺りから続く天候不良で身体にストレスがかかったのか、明らかに風邪をひいてしまったようでそれをズルズルと引きずっている。おかげでこの週末は回復のために家にお籠もり。次の週末には東京方面まで出張るつもりなので、それまでには体調を回復しとかないといけないのだが。
5月11日(火) タンブリング
私はドラマの類は全く見ない人間なのだが、なぜかこの作品だけは第1話をたまたま見てしまって、それですっかりはまってしまった。私も元々王道とかクサイ展開とかは嫌いではないのだが、このドラマがまさに真っ正面から王道を突っ走っているドラマ。お約束通りというか、話は何となく読めるんだが、それでいてその暑苦しさに胸が熱くなり、気がつくと思わず涙がにじんでいたなんてことに。
やっぱり人間が描けているってことだと思う。最近はドラマにしてもアニメにしても「そんな奴いないよ」というぐらいリアリティのない人間描写が多くなっているから。斬新と支離滅裂は違うってことにそろそろクリエイターは気づくべきだろう。王道がなぜ王道と呼ばれるかを考えた方が良い。
4月22日(木) 男性差別?
最近ネットで男性差別に抗議するなんて運動が起こっているらしい。どうも発端は女性専用車両辺りからのよう。まあ差別されているのが女性か男性はともかく、確かに男女が平等でないのは事実だろうし、男の私からは日本ではやや女性が優遇されているようにも見える。例えば好青年と思われていたタイガーウッズが愛人問題でドロドロなんて話題で、女性コメンテーターが「まあ男性なんてこんなもんでしょう」って発言しても問題にはならないが、清純派と思われていた酒井法子が薬物で逮捕なんて話題で、男性コメンテーターが「まあ女性なんてこんなもんでしょう」と発言したら、抗議が殺到して大問題になるだろうと思うし。それに女性が「この人が痴漢です」と言い張ると、事実があろうがなかろうが問答無用で相手を社会的に抹殺できる今の法律の現状もかなりおかしいとは感じる。
要は昔の男尊女卑時代の「女性は権利がない代わりに保護されるべき者」という制度と、民主主義的な「男女は平等であるべきもの」という価値観が完全に入れ替わってしまわずに部分的に混在しているからおかしなことになるんだろう。実際、権利の主張の部分では男女平等ということで対等であることを言うが、義務や責任になると「女は保護されるべき」と男に押しつけるというようなダブルスタンダードを使い分けている要領の良い女性もいる。
以前に、男女平等社会を目指す女性活動家にとって、最大の敵は男性よりも女性だということを聞いたことはあるが、女性の中にも男性と平等に責任を負わされるよりは男性の保護下の方が楽という考えを持っている者は少なくないという。これはまあ個々人の価値観にもなるわけだが、男性の場合は「女性の保護下で生きる」という選択肢がまだ事実上存在しないのが不自由なんだろう。男性にこの生き方がありになれば、男女平等を目指した者達の目指した最終形態とは異なるかもしれないが、男女平等とは言える世の中にはなるだろう。しかし現状はというと、ようやく男性の育児休暇なんかも制度化されたようだが、それを実際に行使するとなるとできる者がどれだけいるか・・・。
4月21日(水) 桝添新党?
自民党の桝添が新党を作るとか。今まで散々ひよっていたが、そろそろ時期だと見たんだろう。しかし典型的な「評論家は人のトップに立ってはいけない」というタイプなのに、何を思い上がっているのやら。まあ官僚の言いなりになりそうだから、民主党政権で権益が危うくなったと感じている官僚からは支持されそうだが。
ジジイばかりの老害党「立ち上がれ日本」なんてのがあるぐらいだから、ハゲばかり集めて「よみがえれ毛根」なんてところか。人が変わらずに党の看板だけ変えたって政治が変わるわけがない。とにかく今は変化の混乱期だから、元に戻そうとする勢力が間違いなく出てくるが、ここで再び自民党の利権政治の復活だけは御免である。
4月20日(火) 上海万博PRソングでパクリ
上海万博のPRソングとして出てきた曲が、岡本真夜の曲をパクってるのではないかと大騒ぎになっているとか。私はその曲を聴いたことがなかったので早速チェックしてみたところ、「まんまじゃん・・・」。音楽の音符の数は限られているし、古今東西あらゆる組み合わせのパターンが出尽くしているので、たまたま似たようなメロディになるというようなことはよくあるが、これはそういう次元ではなくて全く同じ曲。中国人自身によるネット上での指摘などから大騒ぎになり、結局は万博事務局が岡本氏側にカバーの許諾を求めてきたというから、実質的にパクリを認めたということ。しかしカバーと言うことになると、今度はそれはそれで著作権的には元の曲のまんまでないといけないから、別の問題が発生するような気が・・・。
元々あの国は著作権に対する意識が低すぎるが、こんな大舞台でプロの作曲家(向こうではそれなりに著名な作曲家らしい)がパクリやっちゃうんだから、これは中国にしてみると痛恨の逆PRになってしまったのでは。これを機会にあの国でももっと著作権を尊重するような動きになれば良いが。なにせ国際的には著作権もまともに尊重しないような国は先進国として扱われませんから。
まあこれだけメロディがあふれていたら、プロの作曲家なんかでも「自分で思いついたメロディか、どこかで耳にしたことがあるメロディか分からなくなることがある」そうだが、にしても元々の曲が決して無名の曲ではないだけに、今回のケースについては気がつかなかったというのは考えにくい。やっぱり意図的なパクリなんだろうな。それでばれないと思っていたのだとしたら、岡本真夜もなめられたものである。それにしてもメロディラインが全く同じだったとしても、テンポを変えるとかアレンジを変えるとかしただけでも同じ曲とは思えないぐらい印象が変わったりするのに(ベートーベンの「エリーゼのために」をアレンジした「キッスは目にして」とか)、そういうことをする芸もなかったのかね。
まあ今時は、ネット上からコピー&ペースとしてきただけのモザイク卒論を提出する学生がいるそうだから(言い回しを変えるという手間さえかけずに複数文を接続するから、「ですます調」と「である調」が混在していたりなんて凄まじいことになってる場合もあるとか)、日本でも意識の低い奴はかなり低いようだ。そう言えば盗作意欲満々で、盗作帳を常時携帯していた自称アーティストもいたとかいうな・・・。創作の世界は全般的に行き詰まってきてるようだ。まあ中国の著作権意識の低さとは別の次元の話だが。
4月4日(日) 今年度行動計画
各美術館の年間スケジュールもほぼ出揃って、今年度の私の行動計画も大体大枠が見えてきた。今年もやはり東京方面遠征は後2回は必要となろう。夏前に1回と秋に1回ぐらいか。それに九州方面の遠征を行う予定なのと、やはり東北にも手をつけておきたい。やはり問題になるのは予算。一層の倹約が必要になりそう。
それにしても正直なところ、ここ数年は景気の悪化と共にイベントが低迷しているように思える。東京周辺の美術館はともかく、地方の美術館は今年の出し物を見ても予算不足なのか、大型イベントが少ないというよりも、特別展・企画展自体がかなり減っているような印象が強い。
4月1日(木) ゴタゴタの顛末
作品にカビが生えたり、展示室内でクモが発生したりなどの不祥事が相次いでいると話題になっていた新潟市立美術館で、春に予定していた「奈良の古寺と仏像展」に文化庁の方から「そんないい加減な美術館に貴重な国宝や重要文化財を貸し出すことはまかりならぬ」とクレームがついたらしいが、とうとう会場が市立美術館から県立近代美術館の方に移されてしまったようだ。どうも市立美術館の館長は市長のコネで選ばれたようだが、その人物がかなり独善的でワンマンな運営をしたのが問題だったような。結局はこの館長は解雇され、市立美術館内も薫蒸処理とかいろいろやったようだが、やっぱり信用を回復できなかったんだろう。
ただ心配なのは市立美術館の収蔵品のこと。そんなひどい管理をされていたんなら、かなり状態の悪化している作品もあるのではないかと懸念される。また最近は夕張美術館のように、自治体の財政悪化で管理が悪くなっている公立美術館なんかも増えているというから、いろいろと心配は尽きない。全くこの国は文化には金をかけないのだから・・・。
3月11日(木) 今年の計画
そろそろ各美術館の2010年度予定が発表になり始めているので、今年の遠征計画を練っているところ。今年は九州方面の遠征が多くなりそうだが、やはり困るのは予算の問題。どうしても大型遠征になってしまうので予算がかなり苦しい。
また例年通り、東京方面の遠征も3回程度は実施する必要がありそう。これも予算をどうやってひねり出すか。やはり先立つものは金。身もふたもない話だが・・・。
3月6日(日) 広島より帰還
この週末は恒例の「広島牡蠣食いツアー」を実施。さすがに広島日帰りはキツイので、一泊して今日帰ってきたところ。今回は当初より予算不足だったので、料理の方も大幅に予算縮少になったが、それでも牡蠣をたっぷり食べて、そのおかげかまたもハードな日程だったにもかかわらず体調は良い。今までの経験から言えば、半端なサプリなんかよりも牡蠣の方がよほど効くんだよな、私には。
2月27日(土) 千日手
以前にネットをウロウロしていたら、「車の右折を禁止しろ!」と過激なことを言っている奴がいたから、「また無茶なこと言ってるアホがいるな」と思っていたのだが、確かにそういう暴論が出るのも仕方ないかという局面に遭遇。
現場は飲食店やビデオ屋が並ぶ通行量の多い対面二車線道路。それが下図のような状態で立ち往生になってしまったという局面。信号が変わった途端にこの状況でAがビデオ屋に入ろうと右ウインカーを出して、その場で止まってしまったので全車がにっちもさっちも行けなくなってしまったという状況。
そもそもの発端は飲食店から出てきたDの車が無理矢理に割り込もうとして反対車線を止めてしまったのが原因なので、まず主犯はこいつ。とは言うものの、だからといってそれをわざわざブロックしたCも大人げない。しかしこの状況で入れるわけもないのに右折しようとしているAは典型的なKYドライバーという奴。
Dは後ろもつかえてしまって進退窮まってしまっているので、こうなってしまったらAがとりあえず直接にビデオ屋に入ることを諦めて直進するしか仕方ないのだが、そもそもこの状況で右折しようとしたようなKYぶりだから、自らそれに気づくのを期待するのは無理。と言うわけで完全にこの状態で千日手である。結局この状況はぶち切れたBがクラクションを連打して、ようやく事態に気がついたAが直進したことで解決を見たのだが、Bがもっと紳士なドライバーだったらどうなったことやら・・・。
結局は無茶な右折合流をしよとうした馬鹿ドライバーDと、周囲の状況を見ずに右折をしようとしたKYドライバーAの共演によるとんでも状況なんだが、こういう事態を根本的に防ごうとすれば、センターラインにバリケードでも作って、右折侵入禁止にしてしまうしか手はない。
それにしても車で少々回り道をするぐらいは大したことはないと思うのだが、ガソリンを1ccでも無駄にしたくないほどケチなのか、それとも周辺の道を知らないのか、周囲の状況を見ずに頑なに自分が行きたい方向に無理にでも行こうとするドライバーの多いこと。車の運転を見ているだけでも、何か確実に馬鹿が増えているような気がして仕方ない。
そう言うわけで、先ほどの図はこのように書き換えることも出来るわけである。
2月16日(火) ダウン
やっぱり風邪をひいてしまっていた模様。昨日は会社に出たのだが、午後から猛烈な寒気がしだして、おかしいなと思っていたら帰って熱を測ってみると38度を越えている。高熱の割には不思議と身体のしんどさはそれほどではなかったのだが、あちこちと節々が痛むし頭痛も少しする。
翌日になっても熱が下がらないので、これは静かに寝ている方が結果として早く治るだろうと判断。それにしてもおかしな風邪だ。熱はかなり出るのだが、高熱の割にはしんどくてたまらないと言うほどではないし、のどの痛みは全くなく、咳も出ないし鼻水も全く出ない。とにかく一番の症状はひどい下痢だが、腹の痛みも吐き気も全くない。わけが分からん。
2月14日(日) ただいま帰還
この週末は三泊四日の大遠征で九州北部地域を回ってきた。詳細は後日に遠征記を書くとして、例によって例の如くだがとにかく疲れる遠征だった。何しろ連日一万歩越えだし、それどころか一番ひどい日は二万八千歩なんていう前人未踏の領域に行ってしまった。おかげで足がガタガタ。右足のかかとにはマメが出来てしまって痛い。
帰宅して体重を量ってみると3キロも減少している。ただこれはどう考えても運動のためではない。遠征中の三日目に激しい下痢をして、身体がカラカラになるまで水分が出てしまったせいだろう。非常に劇的に体重が減っている。これはインチキダイエット薬が下剤ばかり使いたがるわけだ。何も考えずに体重計の数字しか見ない輩なら、ダイエットの効果があったと勘違いするだろう。まあ多分、私の数字は数日で元のレベル近くまで戻るだろう。
なお下痢の原因だが、精密検査を受けたわけでもないので分からない。前日に馬刺しを食ったのでそれの食中毒という可能性もあるが、それにしては食中毒につきものの吐き気も腹痛も全くなく、ただひたすら下痢をしていただけだった。その日は身体に寒気も来たので、風邪が腸に入った可能性が一番高いんじゃないかと考えている。馬に関しては今まで何度も食っているのでアレルギーの可能性もないだろうし(まああれだけ大量に馬ばかり食ったのは初めてだが)。
2月7日(日) ハートキャッチ
昨日延期にした岡山遠征を今日実行。ただ岡山はやたらに車が多くて疲れた。とりあえず詳細は後日、遠征記で。
ところでいい年をして「フレッシュプリキュア」を見てしまった私だが、本作は先週に無事に大団円。今週からは「ハートキャッチプリキュア」なる新番組が始まったのだが、キャデがもろに「どれみ」で全く見る気がなかったのだが、先週に録画をセットしたまま忘れていて、帰ってくると録画されていた。そこで特に見る気もなくつけてみたら、いきなり別世界のキャラとしか思えないキャラが登場している(明らかに作品世界が違う)。何やらキュアムーンライトとか言うキャラらしく、登場するやいきなり壮絶な戦いに敗れて、新たなプリキュアに後を託して死んでしまう(?)のであるが。なぜかこのキャラの声優が?になっていて伏せてあるところを見ると、多分後で別のキャラとして出てくるんだろう。それにしても今回のこの作品、この最初の2分だけがすべてだったような・・・。正直後ろの方を拾い見しましたが、私は見る気ないですね。あまりにお子様向きすぎて。
声優を伏せていても私にはあの声は久川綾にしか聞こえなかったです。何しろ私は日本最後発のセラムンサイトの運営者でもありましたから。何やら戦いが始まった途端に、無印シリーズの最後から2話目のセーラーマーキュリーがDDガールズと戦うシーンがそのまま浮かびましたから。正直、一番最後のシーン「これも今日で使い納めかも・・・」って言って欲しいと思いましたね(笑)。それにしても久川綾だったとしたら、セーラーマーキュリーがキュアムーンライトとはこれ如何に。
なんかオタク丸出しの話題になってしまったな。最近のアニメからは完全に離れた身であっても、時々突発的に昔の血が出てしまうことがあるんだよな・・・。
2月6日(土) 予定変更
今日は岡山方面に向かう予定で朝に家を出たが、途中で雪はだんだんと強くなるし、前方の山の方を見ると雪雲で真っ黒だしということで、万一の場合を考えて引き返すことになった。私は一応チェーンは持っているが、これは使うためと言うよりも精神安定上のお守りのようなものであり、実際に使える自信はあまりないという軟弱な瀬戸内ドライバーなので、ここは無理をしない方がよいだろうと考えた次第。
結局は家で一日、テレビなどを見ながらブラブラと無為に過ごすことに。こうなると何か一日を無駄にしたような気になってしまうのが私の貧乏性。どうも休日に一生懸命になりすぎている気が・・・。
明日の天候次第で今日の予定を繰り下げるつもりだが、明日も天候が悪ければどうしようか・・・。
2月5日(金) 朝青龍引退
まだまだ実力的にはやれるだけのものがあるのに、馬鹿なことでキャリアを棒に振ったものである。それにしても自主的に引退って、よく企業なんかである「不祥事を起こした社員を懲戒解雇にするといろいろとややこしいから、自己都合退職でケリをつける」というパターンそのままである。引退だったら解雇と違って退職金が出るから、温情という取り方も出来るのだが、実際は横綱が解雇となると前代未聞の不祥事であり、やはり横綱に選んだ相撲協会の責任云々の話を避けられなくなってくるので、それを誤魔化したというのが実態だろう。さすがに日本の国技だけあって、実に日本的な決着である。
そう言えば小沢一郎が不起訴とか。元々無理筋の国策捜査だったから、予想通りの結論。起訴まで持って行けなくても、マスコミ操作などでとにかく民主党にダークなイメージを与えられたら彼らの目論見は成功なんだろう。これで次の選挙が自民党の勝利につながったら、めでたく検察の利権は保護されるというシナリオのようだ。なお彼らはアメポチ派の清和会には絶対に手を出さないことから、実はCIAに飼われているという噂もあるのだが、ここまで露骨だとそれもあり得るかもしれない。
ただ実際は次の選挙で民主党が勝利できないことがあったら、一番喜ぶのは公明党とそのバックの○価○会だろう。そうなれば彼らは民主党と連立してめでたく与党復帰がなるから。ここ数年で与党の旨味をたっぷりと堪能した創○学○の中央からは、手段は選ばずにとにかく与党に復帰しろとの指示が飛んでいるということだし。
明日は岡山方面に遠征予定。今回は久しぶりの車での遠征になる予定である。明日に備えて早めに寝ないといけないな。
2月3日(水) ETC車載器が沈黙
どうも数ヶ月前から音声が異常に割れると思っていたのであるが、ついに完全沈黙してしまい、プッともピッとも一切何の音も出なくなってしまった。とうとう死んでしまったかと思ったが、カードを刺してみるとスタンバイのインジケータは点る。そこで近くの高速で確認したところ、機能自体はしている模様。料金所を見てみるとキチンと料金などは表示されているのだが、ただその時に何の反応もしないのでゲートを抜けるのが非常に不安。
とは言うものの、これから先ETCがどうなるかは全く不透明だし、本体は安いものでもないから、こんな時に機械の更新なんてしたくない。しばらくはこのまましのぐしかないか。
それにしても最近は日本の電子機器は確実にレベルが低下している。最近の家電製品なんか耐久性がとんでもなく低い。現在トヨタのリコール問題が話題になっているが、日本のものつくりの現場が明らかにおかしくなっている。技術者を冷遇しすぎたツケと言えるだろう。日本では技術者が自分の仕事にこだわることに甘えて、技術者の処遇を不当に低くして、ろくな仕事をしていない経営陣だけが高給をむさぼっていたから、結果として若者は理系離れするし、一流の技術者は韓国メーカーなどに高給で引き抜かれるしで、技術の空洞化がひどい。このままでは日本は沈む。
1月31日(日) 裸族のお立ち台
今まで使用していたHDの外付けアダプタの具合が悪く、HDを認識しなくなってしまったことから、意を決して新規のアイテムを導入することにした。例によっての裸族シリーズであるが、これは台になっていて上からHDを刺すのでHDの重量でコネクタがキッチリと刺さるという代物。当然ながら安定性のために台はやや重めになっている。
これを使用することでHDも無事に認識。ようやく作業にとりかかることが出来た。マシンのHDが一杯であふれる寸前なので、とにかくデータを移行しないと先に進めない。
黒い台が今回の購入物。ちなみに隣はW-ZERO3。
昨日は京都方面に遠征。ただ1万8千歩も歩く大遠征になってしまったため、どうも身体に疲れが残っている。本当に体力がなくなったな。
1月27日(水) 虫歯が・・・
2日前ぐらいから、どうも冷水が歯に浸みると感じていたのだが、昨晩の夜中に急に歯がうずき始めてしまった。これはたまったものではないと、朝一番に歯科医に電話をかけて予約を取ると、会社の方には遅刻する旨を連絡してから歯科医に直行。
どうやら奥歯の一本が歯の間の虫歯になっていた模様。ドリルでガリガリやられるが、これはやっぱりいくつになっても嫌なものである。しかも削った後を金属冠が出来るまでの間は間に合わせの樹脂で埋めてあるので、これが違和感ありあり。さらに昨晩はよく眠れなかったものだから、仕事に行っても強烈な眠気が襲ってくる。はっきり言って今日はボロボロであった。
この前の遠征の執筆がまだ終わっていないが、これはそれどころではなさそう。もうさっさと寝よう・・・。
1月26日(火) 観葉植物
部屋を少し整理したついでに、気分転換の観葉植物でも置こうかと近くのホームセンターを覗いたのだが、あまり良い物がなくてお見送りで帰ってきた。やはり季節柄か、それともこの店のキャラクターか? うーん、店頭に種芋と牛糞なんか積んでいた所をみたら後者の方か。私は手入れの簡単な所でパキラかポトスでもと思って見に行ったのであって、芋やらトマトを育てるつもりではない(笑)。
今年度の遠征計画作成しながら予算計画の方も建てているが、これがかなり厳しい。とにかく年収が減ることはあっても増えることはない以上、支出を抑えるしかないのだが、支出の方は増える傾向が顕著。ここは一つ事業仕分けをと思っても、要は支出は遠征費が9割方なんだから、これは八ツ場ダム建設ではないが、するかしないかの選択しかない。うーん、これは苦しい。ところで私は酒もタバコもやらない人間だが、もしこれをやっていたら、今頃健康面と財政面の両方で破綻していたのは確実だろう。つくづく、酒やタバコをする者って余裕があるんだなと呆れる次第。
1月25日(月) 賽の河原
人間にとって耐え難いこととの一つは、やっぱり「全く報われないこと」だろう。いくら努力して頑張っても、得体の知れない理由で全く評価されないなんてことが繰り返されると、最後には真面目に頑張ること自体が馬鹿らしくなってくる。どうも今の日本は確実に「報われない」社会になってきているようである。
その一方で、最初から何の努力もする必要もなく、すべての苦労は他人に押しつけてのうのうと生きていける連中を増やしている。おかしくなってきているな、この社会は。
いかん、どうも考えがネガティブな方向に行きそうになる。少し疲れているようである。こういう時はやはり早めに寝るに限るか。
1月24日(日) 遠征
今回は和泉市の方まで出張。詳細はまた遠征記の方に書くとして、とにかく「スルッと関西2DAY切符」を最大限有効活用してきたというところ。ただやはり列車に乗り続けというのはかなり疲れる。帰りの頃になると意識が朦朧としていてほとんどどうやって帰ってきた分かっていない(笑)。
久しぶりに神戸の元町に行ったが、「反共」とか「愛国」とか時代錯誤のキーワードを書きまくったキモウヨ車が騒音を巻散らかしていてやかましかった。愛国なんて言うんだったら、そんな所で道行く人に騒音迷惑垂れ流ししてる暇に、ボランティアにでも行ってきたらどうだってんだ。昔から口先だけ威勢の良い奴に限って、いざとなった時には何もしない(できない)と相場が決まってるのである。東京都知事が典型的な見本。
1月23日(土) マシンのトラブル
USBの外付けで取り付けていたドライブが急に全く見えなくなってしまった。抜き差しをし直したり、再起動をかけたりなど諸々対策を実行したが、ウンともスンとも言わない。どうもUSBはこの手のトラブルが多いから信用が出来ない。まあ元をたどれば、マイクロソフトのクソOSが諸悪の根元なんだろうが。マイクロソフトも不要な機能をつけてOSを肥大化させるよりも、基本機能をしっかり安定させたシンプルなOSを作る方が世間のニーズに合っているのに、世間のニーズを無視して、自らのみに都合の良い方向に世間を無理矢理に持っていこうとしている。これこそが独占の弊害の最たるもの。「競争のない資本主義は社会主義以下の状態になる」というのが私が常に言っている所だが、まさにそれが端的に現れているのが、コンピュータの世界のように思われる。
昨日辺りから家族が体調を崩したし、私も体調が万全でなかったので今日の遠征は見送ったが、結局は病気の方は大したことがなさそうなので、明日に出かける予定。
1月20日(水) 年間行動計画策定
そろそろ関東の美術館辺りでは2010年度のスケジュールが出てきている所も出始めたので、確定できるところからスケジュールを確定する作業を開始する。
今年は「九州・東北方面強化年間」と言うことなので、そちら方面に力を入れてということになるが、どうしても予算の都合でそうそう遠くに出ていくというわけにもいかないので、結局は今年のうちにはそう回れそうにはない。それよりもまだ東海、関東に行くべきところも多々あるので、今年度は結構そっちに割かれることになるか。にしても予算がキツイ。どうしても大型遠征になるので、月に一回のペースで入れてしまうと月次予算が赤字必至。かといって増収策などしがないサラリーマンにはあろうはずもなく・・・。
1月17日(日) 疲れ気味
昨日は残っていた青春18切符を使い切るために屋島まで行ってきたが、例によっての早朝出発&1万歩を軽く超える歩行(しかもかなりの斜面)のために翌日にまで疲れが残ってしまったようだ。
今日は朝から未完成だった鎌倉遠征記を仕上げたが、屋島遠征記がほとんど手つかずのまま。さすがに疲労が溜まっているせいか作業が遅々として進まない。
先日、オーム電機ダイレクトで注文したモールが届いたので早速セット。ビデオケーブルの処理用にモールを使おうとしていたのだが、ケーブルが太いために他社の製品では微妙なサイズの問題で使用できなかったのだが、オーム電機のものは内部空間が広いのが幸いしてギリギリ使用可能だったようである。これで足下をはい回っていたケーブルも少しはスッキリした。
木目のものがオーム製。手前の灰色のエレコムのものは細いケーブルしか入らない。
1月13日(水) ダイエット
今日のガッテンで「測るだけダイエットで失敗するのは女性が多い」というのをやっていたが、考えてみると私もこれでうまくいかなかった口である。しかし何やら女性の行動パターンというのを見ていると、何となく私の行動パターンに近いものがある。私はもしかして女性的なのか?
それはともかくとして、体重がかなりやばい域にいっているのは事実であり、何とかしないといけないところ。朝の通勤を歩いてなんてことも考えたが、この寒さで断念。それによく考えると私はそもそも早起きが苦手である。
結局の所、運動をする時間が取れないということに尽きるんだよな・・・。これでも最近は週末はアウトドア派になっているが、本来はインドア派であるし。
1月12日(火) HD大整理開始
ふとパソコンデスクの前を見ると、リムーバブルケースに入ったHDがかなりの場所をとっている。しかしこの中に入っているHDは昔の80Gや120Gが中心。現在の私は2TクラスのHDを裸族で使用しているので、よくよく考えるとこれって非常に無駄。
そこで一念発起して、かつてのHD内のデータ(録画番組)を新しい2TのHDに移す作業を開始した。よくよく考えてみると、これらのHDって、一台当たりHDが1万円ほどにケースが数千円でトータル1万5千円ずつぐらいかかってるんだよな・・・。
なんか技術の進歩というか、ひたすら金の無駄をしてきているような気もしてくる。
このケースの山が今ではこの裸族HDに統一されていく・・・ 1月11日(月) 帰還
二泊三日の遠征から今帰ってきたところ。例によって日程の割に盛り沢山すぎる内容にしてしまったので、帰ってきたらヘトヘトである。そもそもの目的地が鎌倉だったはずなのに、なぜかSLに乗った上に伊豆半島まで回ってきたという無茶苦茶な日程である。この顛末については後日に旅行記を揚げるつもりで現在執筆中である。ただ今日はとにかく疲れた。さっさと寝ることにしよう。明日からまた仕事だ・・・。
1月8日(金) いざ、鎌倉へ
明日から以前からの懸案の一つであった鎌倉訪問に出かける予定。例によっての青春18切符を使用しての貧乏ツアーである。ホテルやチケットなどの手配も済ませ、毎度のように分刻みの綿密なスケジュールも立てたが、ここに来て気になるのは天候と体調。鎌倉で雪に降られることはないだろうが、途中の米原辺りで雪に祟られるとスケジュールが滅茶苦茶になるのが心配。それにここに来て体調がやや下降線。何となく頭痛がするので、もしかすると風邪気味かも。果たして明日どうなることやら。
とにかく予定では明日はかなり早朝の出発。今日はかなり早めに床に就くことにする。
1月7日(木) テロリスト
相も変わらずシーシェパードがテロ行為を繰り返しているという。あの連中は鯨保護を名目にしているが、その実態は食肉業界のパイプつきというのだから、胡散臭いどころか歴とした犯罪組織である。それに自然保護を言いながら、既に過剰になりつつある鯨が海の生態系を崩しつつあることには目をつぶっているわけで、一皮むいたら単なる人種差別組織であることも明らかになっている。あのような海賊行為については、テロリストとして国際法廷で裁いた方がよいだろう。そもそも「自分たちの正義のための行動だから正当」という屁理屈が通るのだったら、アルカイダなどの方がよほど正当な組織と言うことになってしまう。アメリカもオーストラリアも「テロとの戦い」を推進するのであれば、当然ながらシーシェパードというテロリストにも応分の処罰をするべきはずである。
もっとも奴らの存在は、今時捕鯨反対を唱える輩の頭の程度はあの程度という格好のサンプルなわけで、奴らの存在自体が反捕鯨の不当性と差別性を訴えているようなものだから、本気で反捕鯨を唱えているような輩から見ると逆に鬱陶しいだろうな。そのうち、反捕鯨活動家の中からでも浮き上がって孤立してしまうんじゃないか。テロリスト組織が分裂して内ゲバ状態になるなんていうのはお決まりだし。
それにしても環境保護団体がテロリスト化する近未来を描いていた「パトレイバー」って、今となっては先見の明があるな・・・。あの当時も既にグリーンピース辺りがかなり先鋭化しつつあったという時代背景はあったが、まだシーシェパードのような正真正銘のテロリストは現れてなかったし、テロリストという点では民族主義者(含む人種差別主義者)のテロが圧倒的に多かった時代だから。
1月6日(水) 手の皮がむける・・・
去年の年末辺りから手がおかしいと思っていたら、ベロッと一皮むけてしまった。痛くも痒くもないのだが、どうも見た目が良くないので困る。
数年前にもやはりこの時期に一度なったことがあったが、その時は知らない間に治っていた。しかし今回は左右の親指の辺りの皮がかなり大規模にペロリ。最初は水ぶくれのようにふやけた感じになり、何かゴワゴワと違和感があると思っていたら表皮が完全に浮いてしまって、ある日突然にペリペリ。
何か皮膚病だろうかと思って調べてみたら、病気ではなくて体質によるものだとか。特に問題が発生するわけではないので、皮膚科的には病気としては扱わないらしい。手に汗をかきやすい体質の場合、乾燥や摩擦など何らかの事情で汗が皮膚の表面に出てこられなくなった時に、皮膚の内側に汗が分泌されるような形になって表皮が浮くとのこと。そういえば私はかなり汗かき症である。対策としては保湿クリームなどで乾燥に注意するぐらいしかないらしい。
それにしても腱鞘炎と言い、やはり手を酷使する仕事だけにトラブルは手によく出てくる。
表皮のめくれた部分が微妙に赤くなっている
1月5日(火) 仕事始め
今日から仕事始めだが、ここのところ昼前まで寝ていたせいで朝起きるのがまずつらい。寝不足気味の眼をこすりながら、エッチラオッチラと会社に出て行ったものの、やはりエンジンがかからない。とりあえず目の覚めている内に最低限やらないといけない仕事はやっておこうと午前中に残務をさっさと整理。
午後からは案の定、猛烈な眠気が襲ってきて仕事に集中できない。どうも私に限らず回りを見渡してもみんな必死でエンジンをかけている模様。もう今日は慣らし運転と腹をくくってとにかく時間までをこなす。
やはり久しぶりの仕事は疲れた・・・。想像以上になまりきっていた模様。
1月4日(月) 鬱だ・・・
世間では今日から仕事始めの企業も多いようだが、ありがたいことに私の会社は明日から仕事始めである。と言うわけで今日は世間よりも1日遅れのサザエさん症候群。しかもその上に今朝は思いっきり落ち込む夢を見てしまって、朝から気分が極めて鬱。
夢の詳細については語るつもりはないが、要は私が亡くなった後の天界での話であるのだが、それがもろに私の古傷をえぐるような話で、その件について私が未だに心の整理をつけられていないことが明らかになってしまって、後で思いっきりへこんでしまった。
1月2日(土) 新年二日目
今日は家族で初詣に。ただいつもの近くの神社だと、あまりに人けがなくて「わび、さび」の世界になってしまっているので、今年はもっとメジャーどころに参拝しようと少し遠出。しかし馬鹿みたいに車が多くて渋滞の挙げ句に、神社の前には入場者の行列。それを見ただけで嫌になって帰ってきてしまったという次第。結局初詣はその近くのもう少しマイナーな神社で済ませてしまった。引いたおみくじは中吉。待ち人連絡はあるが遅れる。旅行近くなら良し。恋愛相手の浮気に注意。結婚相手の心変わりがあるが待てば良しとのこと・・・ったって、そもそも相手がいないのだが。それに心変わりしたとしたら待っているだけで解決するのか? 旅行・・・うーん、まだ海外進出は早いということだな(笑)。ところで東北や九州って近くなんだろうか?
昨日に続いてダメダメの正月になってしまっているので、またも夕方から外出。しかし行こうと思っていたホームセンターは既に閉まってしまっており、やむなくヤマダ電機の初売りをのぞくことに。と言っても特に買うべきものもなく、やっぱり昨日に続いてのダメダメムード。
1月1日(金) 新年
ワイヤリングインフェルノと格闘し、どうにかこうにか部屋を住める状態にした頃には既に新年に突入していた。
翌朝は起き出したのは昼前頃。もうこの年になると正月と言っても子供と違ってワクワクするわけでもなく気怠いだけ。家族が年末に体調を崩したので初詣も明日にすることになったので正月からゴロゴロ。しかしこのままではウダウダになりそうなので、夕方頃に買い物に出ることにする。普段と違って道路がガラガラなのはやはり正月。いつもこのぐらい走りやすければ良いのだが。
久しぶりのパソコン屋&電気屋廻りをするが、よくよく考えてみると最近はリアル店舗をほとんど訪問しなくなっていた。HPのワークステーションはHPダイレクトだし、ポメラはアマゾン、ディスプレイはデル直販と最近はほとんどネット通販ばかり。実際にリアル店舗を廻ってみても、昔のようにワクワクしたり、あれが欲しいこれが欲しいなどとあまり感じなくなってきている。なんかかなりくたびれてきてるんだろうか。
結局は電器店で買ってきたのはケーブル整理用のモールだけ。なんだかな・・・。
12月31日(木) 突貫大作業
今年はとうとう今まで手をつけるのを避けていた机下のケーブルの束(私はワイヤリングインフェルノなど呼んでいたが)に手をつけないわけにはいかなくなってしまった。何しろ以前にマシンの増設ラッシュの時に、無計画にケーブルを張り巡らしたものだから、どのケーブルがどこにつながっているかは一本ずつ辿らないと分からない状態。しかもその後の自作マシンのご臨終ラッシュでほとんどのケーブルは今は用をなしていないはず。
あまりのとんでもなさに今まではパンドラの箱と化していたのだが、家族から「ゴミ屋敷」などと罵倒され続けている私の部屋を正常化するには、ここに手を付けないわけにはいかない。そこで一大決心でケーブルを片っ端から撤去。まる三日ほどかかってようやく撤去完了。
まだまだゴチャゴチャしているように見えるかもしれませんが、これでも今までに比べると信じられないほどにスッキリ片づいたんです。
しかしホッとして後ろを振り返ってみると、撤去の際に放り出したケーブルで部屋がとんでもない状況に・・・。
これ、今年中に片づくんだろうか・・・。 目眩がしてきた。
12月27日(日) 大掃除真っ最中
とは言うものの、私は基本的に「片づけられない人種」のようで、ドタバタしている割には全く部屋が片づいた様子がない。
それに片づけようとすると、まず棚を作ったり収納ボックスを買ったりという方向から入る習性があるので、この時期にはやたらにホームセンターとの往復をすることになる。今回はデスクサイドに置いてある私のメインマシン(HPのワークステーション)の上部がデッドスペースになってしまっていることが気になったので、何とかこのスペースを有効活用できないかと考えたところ。
しかしそんな特殊な用途に適した出来合の家具などあるわけもなく、結局は自分で図面を引いて棚を自作することに。私は以前にスピーカー自作をしていた関係で、家具類はすぐに部屋のスペースに合わせて合板などで自作するという習慣がついている。まあ私の木工技術はお粗末そのものだが、今は図面さえ引ければホームセンターで頼めばミリ単位でのカットをしてもらえるし、こと図面を書くことに関しては小学生の頃からしているという人間なので。カットさえしてもらえれば、後はパーツを組み合わせて木工用ボンドで貼るだけ(複雑なものの時はズレを防ぐのに釘を打つことがあるが、簡単なものの場合はボンドをつけてガムテープで乾くまで固定するだけ)というお手軽木工である。
こんなお手軽木工でも意外としっかりした台が出来たし、収納物も予定通り納まり、天板上はサイドデスクとして使用可能。なかなか実用性高し。
私のお手軽木工作品。左下が私の愛機であるHPのワークステーション。右下の黒いのは廉価版のUPS。その上の白い箱が外付けHDである。天板上に乗っかっているのが私のモバイルノートPC。
12月24日(木) ディスプレイ購入
先週末、デルの直販サイトを見に行ったら24インチディスプレイのU2410が安くなっていたので、思わず購入。今まではIODATAの20インチの1600×1200を使用していたのだが、今度購入したのは1920×1200のワイド。縦の長さが以前のものとほとんど同じなので、デュアルディスプレイで横に並べた時に非常に具合が良い。
ただこの大きなディスプレイは今の作業スペースではそのままでは入らないから、新たに台を作ったりなどデスク回りをかなり派手に移動させる必要があった。おかけでかなりの重労働になってしまったが、PCのデスクトップだけでなく、リアルのデスクトップもかなり広くなった。やはりデスクトップが広いと気持ちもゆったりするものである。
なおフルHDに対応した壁紙の手持ちがなかったので、結局は私が津和野で撮影してきたやまぐち号の写真を一枚加工して使用することにした。まるっきり鉄オタデスクトップである。
デスクトップがかなり広くなって快適。現在は以前の20インチとデュアルで使用。
12月21日(月) ようやく社会復帰
風邪で具合が悪くて、先週から週末にかけては1日20時間以上寝っぱなしという状態だったが、風邪の方はようやく昨日辺りから治まって、今日からは仕事の方にも復帰した。とは言うものの、調子はまだまださっぱり。
しかも風邪で寝ている内に、なぜか右手の薬指の腱鞘炎が悪化してしまってどうしようもない状態に。仕方ないので、整形外科で死ぬほど痛い注射(炎症止めのステロイド+鎮痛用の麻酔)を打ってもらう羽目に。これですんなりと治まってくれるようなら良いが、なにしろ半分以上職業病だけに・・・。
いよいよ今年も大詰め。そろそろ部屋の掃除を始めないといけないが、どこから手を付けて良いものやら。
12月18日(金) 寒波、襲来
先々日辺りから全国的に急激に冷え込んで、あちこちで豪雪状態とか。実は今週末は車で広島方面へと考えていたのだが、チェーンは「持ってるだけ」という温暖地域軟弱ドライバーの私には、こんな豪雪の中の運転など明らかに不可能。結局はホテルの予約をキャンセルして計画は延長ということになった。
そうこうしているうちに雪なんか関係なしにとてもじゃないが出かけることなんか不可能になってしまった。水曜日に寒い中忘年会に出かけたのがいけなかったのか、完全に風邪をひいてしまった。あまり高熱が出ないのでインフルエンザではないと思うが、翌日は鼻水が止まらず、今朝は鼻水は止まったものの身体がだるいし熱が少し上がってきた模様。腹の具合もかなり悪いし体調最悪。
12月13日(日) 新型POMERA購入
発売以来常に持ち歩いているデジタル機器がPOMERAであるが、この度新型が発売になったので、早速アマゾンで予約購入をした。
新型の最大のポイントは扱える文書量が増えていることと辞書が強化されたこと。基本辞書がちょっと馬鹿なのは元のままだが、辞書登録件数が増加したことと専門辞書をインポートできることでかなり補っている。元々は「電子メモ」として販売したのが、キングジムの予想を超えてライターなどのハードな物書き職業に爆発的に売れたことから、そちらの要望に従った文書書きマシン仕上げたらしい。当然彼らと同じような使い方をしている私のニーズにも見事に合致したマシンになっている。
まだ本格的に使い倒すというところまで使い込んでいないが、少し使った感じでもなかなか良い感じ。またありがたいのは液晶モニターが大きくなったこと。情けないことに最近は年のせいか小さい字がしんどくなってきた私には(特に右目の乱視がひどくなってきたようで、少し疲労するとすぐに目が見えなくなってくる)、これは極めて助かる。
もともとニッチな市場に向けた商品だったが、新型はさらにニッチなところに向かっているようであり、これはかなりユーザーを選ぶと思う。元々このマシンは、ニーズに合致した者には常に手放させないアイテムだが、そこがずれている者には使い道が想像できないカスマシンらしい。確かにそうだろう。私などは外で文章を打つことが多いので不可欠のアイテムだが、お部屋から外に出ない者なんかには使い道はなさそうである。
12月12日(土) 人間って
大昔に「男は40を過ぎると自分の顔に責任を持て」というCMがあった。つまりこのぐらいの年になると、人間の内面というか、生きざまのようなものが外観にもにじむようになってくると意味である。これに全面的に納得ができるかは微妙なところだ。と言うのは、人間の外観というものは多分に遺伝に支配され、先天的な要素が大きいからだ。やはり生まれついての美人というものは存在する。
しかしながら、個人的な経験からいうと、やはりある程度は年齢とともに人間の内面は表に現れてくるものだというのは感じることが多い。立派な人格を形成した人物は美人とかイケメンとかいうレベルとは別次元の魅力のある外観になってくる場合があるのに対し、若い頃には綺麗だと言われていても性格的に「あれ」な人は、ある年齢を過ぎると外観もめっきり衰えるという事例を多々見ている。若い頃の容姿は特に先天的なものに大部分左右されるので本人の努力をそう必要としないが、年齢を過ぎるとそういう誤魔化しが利かなくなってくるわけである。若い頃は「女王様」なんていわれていても、そういう輩に限ってある年代を過ぎると・・・。
最近の日本人を見ていると、中身のことを放り出して、とにかく外観だけを飾ろうとする者が増えたように感じられる。小学生までが化粧をしたり、10代から整形手術なんて例も増えているようだ。ただ残念ながら、若くからの化粧はそれだけ肌などを痛めつけるだけだし、成長期の10代での整形は後に大きく顔のバランスを崩す元になりやすい。むしろこの時期は将来に備えて内面の基礎を作るべき時なのだが、外観にばかり気を取られて、肝心の所がおろそかになっているように思われる。
また列車の中で化粧する女性に賛否の議論が起こっているとか。そんなものは個人の自由だとは思うが、ただそういう光景は醜いと感じるのは事実ではあるし、そういう女性は「ああ、外観だけに囚われて中身を磨けていないタイプだな」と思ってしまうのはどうしようもない。
もっとも外観から来る強いコンプレックスが性格にまで悪影響を与え、整形などでそのコンプレックスが解消することで、内面にまで好影響を及ぼすなんてこともあるから、特に外観で差別されやすい女性において整形などを全面的に否定する気にもなれはしないが。
で、私自身はというと、鏡を見ると溜息しかでない。内面そのまんまに「冴えないオッサン」という容姿になっているからである。
12月11日(金) カローラ2入院
今年に13年目車検を受けた私のカローラ2だが、先週ぐらいから朝にエンジンがかからなかったり、走行中に突然にエンジンが停止したりなどというトラブルが頻発するようになった。とにかく何の予告もなしにエンジンが「プッスン」となってしまうのだから危なくて仕方ない。やむなく整備工場に持ち込んだが、そこでは症状が出なかったことから、経過を見るために入院ということになってしまった。
私はエンジン始動時に不調だったことからチョークなどが働いていないのかと思っていたのだが、精密検査の結果、電気系統(リレー)に問題があって、燃料ポンプが停止していたということが判明した。道理で途中でアクセルが全く反応しないような状態になったはずである。
原因判明は良かったが、点検整備のためにあちこちと派手に分解したせいで、整備費用がかなりかかってしまい手痛い出費に。やはり車も老朽化してくるとあちこちとトラブルが出てくるものである。と言っても、買い換えるような金なんてどこにもないし・・・。
ちなみに高齢化でガタが来ているのは車だけでなく、私自身の身体の方ものようである。ほとんど持病になってしまっている腱鞘炎がまた再発。それも今までは親指に出ていたのが、今回は両手の薬指。おかげで作業がやりにくくて仕方ない。
2月16日(月) 中川大臣の失態
腰の具合が悪化したので、今日は仕事を休んで一日寝ていたのだが、ボーっとテレビを見ていると中川大臣のへべれけ会見のニュースばかり。本人は「風邪薬を飲み過ぎた」と言っているが、あれはどう見てもアルコールの飲み過ぎだろう。
そもそも彼については以前からアルコール依存症の疑いが言われており、酒に関する失態については数々のエピソードがある。それにも関わらず、G7なんて大事な場であのざまというのはまさしくアルコール依存症の症状。また最初は「飲んでない大丈夫」が「実は少し飲んだけど大丈夫」に証言が変わっていくなんてのは完全にアルコール依存症患者の言い訳の典型パターン。
それにしてもあの失態は即時罷免ものだと思うのだが、結局お咎め無しの麻生総理って・・・。安倍元総理といい、どうもおぼっちゃま二世議員はろくなお友達を持っていないようだ。類は友を持って集まるってことか。
一日横になっていて、ようやく動けるようになったから、明日は仕事に復帰しないと・・・。
2月15日(日) 今年度の予定
各美術館の予定がちらほらと出てきたが、今のところはこれといった目玉が見あたらない状況。もっともまだほとんどの美術館の予定の発表はまだであるので、断定はできないが。
しかし現在の不況はこっちの方にも確実に影を落としそう。こういう状況になると、芸術や教養と言った「不要不急」の分野は確実に予算を減らされるから。現にトヨタの不調で法人税収入が95%以上減収になって壊滅的状況という豊田市などでは、豊田市美術館の新規作品購入費を0にするとか。多分同様のことは各地の自治体経営美術館で発生するだろう。既に経営危機に瀕している美術館は多いのに、これに拍車がかかりそう。
そういえば民間美術館の方でも、青山ユニマット美術館が閉館とか。公には美術館の運営に携わってきた役員が急死したために運営に支障が出たと言っているが、あの温泉施設の爆発や、ここのところの不況でリゾート需要などは激減しているだろうことから、ユニマット本体の経営が怪しいのではないかとの懸念もある。そうなると気になるのが、コレクションの散逸である。企業美術館の場合、そこの企業がこけるとコレクションが散逸してしまうことになるのが一番の心配。かといって、それをまとめて買い取れるほど公的機関に金もないし・・・。
ちなみに私の方にも遠征予算の縮少という形のしわ寄せは確実に来る。ボーナスがどうなるか分からない状況では、出費を抑えざるを得なくなってくるから。こうやってどんどんと経済が縮小の方向に向かって、さらに景気は悪くなってしまうのだが・・・。本来はこういう時こそ政治が主導して何かをしないといけないのだが、その対策があの有害無益な「定額給付金」ではどうにもならない(そもそも定額給付金は、公明党が創価学会信者から回収して選挙資金に充てるのを目的にしているから、景気対策なんてものになるわけもない)。
1月4日(日) 新年最初
また長くこのコーナーを放っておいたものだ。丸一年放置である。これはひどすぎる。
下を見るとノートPCなんて書いてあるが、結局私は去年の11月頃にレノボのX61を購入した。Librettoの動作がいよいよ本格的におかしくなってきたし、あまりボヤボヤしているとWinXP搭載のノートPCがなくなってしまいそうだったので(VISTAなんて欠陥OSはとても使い物にならない)、清水の舞台からバンジージャンプのつもりで、ボーナス一括払いで10万円である。年末に大型遠征を多く控えていたから、それに間に合うようにとの考え。さすがに新ノートは快適であるが、やはりCPはどうしても良くない。
むしろ重宝しているのは、その後に買ったキングジムのポメラ。私のマシンの使い方はほとんどが単なるテキストタイプだから、立ち上がりが非常に早くて、コンパクトにもかかわらずフルキーボードを装備しているこのマシンは、まさに私のために開発されたようなマシン。これは常に持ち歩くマシンとなっている。
さて正月休みがあったが、結局は骨休めとはほど遠い状況だった。年末年始は何かと忙しい。そして明日からまた仕事。なんか気が重い・・・。正直なところ、後2,3日は休みが欲しい。なんか夏休み明けに登校拒否になる子供の気持ちが分かりそう。
4月6日(日) ノートPC
昔は新幹線通勤をしていたのでノートPCが不可欠だったから、パナソニックのレッツノートなんかを使っていたが、新幹線通勤がなくなってからはノートPCを使う機会がめっきり減って、通常はW-ZERO3だけで間に合うようになってしまった。昔は常時レッツノートを持ち歩いていたが、最近はそんなこともなくなってしまった。
ただ今でも泊まりがけの出張や遠征に行く時にはノートPCは持参している。とは言うものの、今使っているLibrettoはさすがにもうスペック的にしんどくなっている。また古くなってきたせいで動作も不安定だし(HDが損傷して交換したことがある)、バッテリーもへばってきていてほとんどバッテリー駆動時間はないし。それにこのノートの最大の難点は画面が小さいこと。やはり目が悪くなると共にこのPCの小さな画面はしんどくて作業がしにくくなっている。
とは言うものの、新たなノートPCに投資するだけの余剰資金はないし、しかもこの世界のマシンの切り替わりの早さと、現状の私の使用頻度を考えると、どう見ても新たな投資はCPが悪すぎる(ほとんど使ったことのないうちに時代遅れのマシンになる公算大)。今のLibrettoよりも画面が大きくて、ネットとテキスト打ちが不自由なく出来るスペックがあり、タッチタイプに問題のないキーピッチのマシンが5万円以下ぐらいであれば、すぐにでも欲しいところだが、そんな好都合なマシンなんてあるわけもないし・・・。やっぱり先立つものは軍資金か。
4月2日(水) 4月から
ガソリンの暫定税率が期限切れになってガソリンが下がったと言うが、私の近所では130円台という微妙な価格が相場のようなので、まだしばらくガソリンを入れるのを待っている。政府は「暫定税率がなくなると社会に大混乱が起こる」などと煽っていたが、そんなものが暫定税率を守るための詭弁だったことは明らか。実際、どこにも混乱なんて起こってない。与党の政治家は、あの金を自分の息のかかった企業に分配して、キックバックを受け取って潤っていたのだから、暫定税率を死守したがるのは当然だが、あんなものは今の時代には必要性は全くない。
4月といえば値上がりの方も多々あるよう。何よりも不気味なのは食料品の価格がジリジリと上がっていること。しかしその原因が、ブッシュが自分の息のかかった企業を儲けさせるために無謀なバイオ燃料導入を進めたことと、投機資本のマネーゲームのせいと言うのだから救いようがない。つくづくブッシュはあくまで世界を滅ぼすつもりなのか? まさにこの世に悪魔が存在するとしたら、それはブッシュの顔をしているのだろう。それに投機資本はそろそろ世界的に規制しないと、あいつらの欲のせいで人類が滅んでしまう。
4月になってからどうも朝から気合いが入らないと思っていたら、NHKの「おはよう日本」のキャスターが変更になって、私のご贔屓の首藤奈知子アナが交代になってしまったからだった・・・。どうも朝起きるのがしんどい。
3月1日(土) 今年の遠征計画
今日は出かけるつもりだったのだが、疲れがたまっているのか見事に寝過ごし(目覚ましを止めて寝てしまっていた)、計画は明日に延期する羽目になってしまった。
そろそろこの時期になると今年度の遠征計画策定になるのだが、その参考となる2008年度の展覧会予定が、美術館によって発表のやけに遅いところがあったりして困る。
概して言えるのは、都会の美術館ほど早いという傾向。関東地区などは大体のところは2月中に何らかの発表があり、また1年分の計画が未定のところでも、とりあえず半年の予定を発表するなどそれなりの対処はしている。
これに対してひどいのは地方の美術館。去年でも4月になってもまだ2008年度のスケジュールが発表されていないなんていうのんびりしすぎの館もあったが、さすがに最後の情報の展覧会の会期が終了してから1ヶ月以上もそのまま放置されているところなんか「もしかして閉館?」って心配になってくる。やはり遠征計画を立てる身としては、遅くとも3月上旬までには年間スケジュールを発表してもらいたいところなのだが(日程調整などが大変なので)。
さて去年のこの時期は「今年は目玉がない」と嘆いたものであるが、その状況は今年もあまり変わらない印象。東京地区などはたまに「おっ、これは」というものがあったりするが、地方となると今一つパッとしないところが多い。こういうのを見ていると、日本はまだ文化的にはイマイチだと感じるし、景気の回復なんてのも嘘だななんて思ったりするんだが。
で、今年の遠征計画だが、昨年に比べるとやはり鉄道中心の遠征が増えることになりそう。それは私の興味が鉄道にシフトしつつあることと、昨今のガソリン価格の異常高騰下では、遠距離の自動車での遠征は経済的に非常にきついことなどが原因。私の懸案の中には箱根遠征計画なんかもあるのだが、これなんか自動車での遠征プランだけにもろに割を食うのは確実。本来は本年度実施予定にしていたのだが、もしかしたらお流れになるかも。
それとやはり東京遠征は年に3回ぐらいは必要になりそう。これが予算的にキツイだよな・・・。
2月27日(水) ロス疑惑再び
サイパンでロス疑惑の三浦和義が逮捕されたとか。アメリカではまだあの事件を捜査していたんだということに驚くと共に、日本で無罪判決が確定している事件について、アメリカで立件して逮捕できるということには驚いた。私は法律の専門家ではないので、どうも奇妙な気がするのであるが。
あの事件については、「アメリカは殺人が多いから、アメリカで殺せば真相は迷宮入りになるだろう」とわざわざアメリカに殺しに連れて行ったわけですから、現地の警察にしたら「なめるなよ」と意識があるように思えます。新証拠なるものがいかなるものかは分からないが、アメリカ側のかなり強硬な姿勢を見ていると、よほどの証拠を発見したように思えますね。
ところで三浦和義の呼称ですが、民放の中には「三浦和義容疑者」と呼んでいるところがありますが、NHKは「三浦和義元社長」ですね。元社長というのはまるで「稲垣吾郎メンバー」と同じで何か無理があるような気が。
12月12日(水) 今年を表す文字
恒例の今年を表す一文字だが、今年は「偽」が選ばれたとか。情けない字だが、今年はこの文字しかあり得ないと感じずにはいられなかった。今まで「?」と感じる文字が結構多かったが、今年については私もこの文字しか思いつかない。
ちなみに去年の文字は「愛」。これについては私は「欺」の方がよほどふさわしいと思っていた。振り込め詐欺に耐震偽装、そして小泉総理が選挙の争点を誤魔化しての衆議院での自民党圧勝と「欺」の連発だったから。
そうやって考えると、今年は安倍総理が突然に辞任したが、あの無責任な逃げ方は、所詮は彼は「偽」の総理だったと言うことなのか・・・。
そういえば今年は「あるある大辞典」が「偽」健康情報を流していたことも発覚した年だったな。今となっては随分昔のことに思われてしまうが。
12月6日(木) アメリカでまた銃の乱射事件
ショッピングモールで若い男が銃を乱射して、8人が死亡したそうです(含む犯人)。自殺したいんなら、一人で死ねと言いたいところだが、最近はそれさえも出来ないヘタレが、アメリカでも日本でも増えているようです。
それにしてもまたも銃の事件ですが、全米ライフル協会は「ショッピングモールの客が銃を持っていたら、こんなに多くの犠牲者は出なかった」とかいう馬鹿な声明をまた出すんでしょうかね。「家庭に銃を、街角には銃撃戦を」というのが全米ライフル協会の理想のようですから。あの国では銃によって無差別虐殺を行う権利というのは、建国の精神に根ざす神聖な権利のようです。さすがに原住民を虐殺して土地を奪い、未だに世界中に争いを輸出している国は哲学が根本的に違うようです。
11月27日(火) マクドナルドで製造年月日の改ざんが発覚したと言っているが
あそこの製品は、添加物が多すぎて腐らないらしいから、賞味期限なんてはなから関係ないのでは。なお「人体には影響がない」と発表していたが、そもそもあそこの製品は、賞味期限内でも人体に悪影響ありますので、これもやはり関係なし。
まあ所詮はドッグフードには興味ありません。
11月13日(火) かっこいいもの
最近結構はまっているのが、サンテレビでお昼に放送している「破れ奉行」。「破れ傘刀州」に続く萬屋錦之介の破れシリーズ第二弾の作品である。主人公は深川奉行の速水右近。治安の乱れるこの土地を治めるため、彼は将軍から拝領した葵の紋入りの刀を振りかざし、悪党どもを切り捨て御免でバッタバッタと始末するという痛快時代劇。
この作品自体は私が小学生ぐらいの時の作品だが、私はあの頃から萬屋錦之介の時代劇のファンだった。「破れ奉行」はその中でも、文句なくかこいいと感じていた作品。あの鯨船で乗り込むところがまた良い。当時の私の中では、速水右近は仮面ライダー以上のヒーローだった。
どうも最近の作り手側が勘違いしていると思うのは、時代劇は老人が見る番組と思っていること。実際には私が子供の頃は、子供が時代劇を見ていた。子連れ狼の拝一刀なんて、あこがれのヒーローだった。あの時代は時代劇の主人公がヒーロー活劇の主人公と同一次元に存在していたのである。やはり子供も楽しめる時代劇を作らないと、時代劇はこのまま終わってしまうのではないか。
10月15日(月) 時代は回る
電車に乗っていて感じたのだが、最近の女性のメイクが濃くなってきている気がする。30年前ぐらいは「パンダメイク」とも言われる目の回りを真っ黒に塗るメイクがはやったが、最近はナチュラル志向でメイクが薄くなってきていた。しかしここ数年は再びパンダメイクに戻りつつあるようだ。
そういえば、今人気のモデルとか言われている顔を見るとみんなパンダメイクである。その上に整形なんかも乱用するもんだから、全員同じような顔になってしまっている。正直なところ、整形と厚化粧で作りやすそうな顔ばかりである。
まあナチュラルメイクの場合、素材の特性がそのまま出てしまうので、素材に難がある場合にはつらいと言うのもあるだろう。しかし誰も彼もが同じ顔を目指すというのはいかがなものか。
もっとも、何かと容姿で差別されることが多い女性の場合、全員が同じ外見になってしまうというのは究極の差別解消なのかも。これが正しいかどうかはなんともいえないのだが。
まあ化粧品メーカーと整形外科は仕事が増えて喜んでいるだろう・・・これも結局は踊らされているだけってことなのかな。
10月11日(木) 風邪気味?
我が家では家族が次々と風邪で倒れているのだが、どうも私も調子が怪しくなってきた。やけにからだがしんどいし、頭がボーっとする。
というわけで、今日はこれで寝ます・・・・。
10月10日(水) 今度はキスマーク
先日はモネの絵画に傷をつけた馬鹿がいたが、今度は作品にキスマークをつけたいかれた奴がいたとか。
ニュースによると、彼女はアメリカの画家の描いた三億円の絵画の白い部分にキスマークをつけてしまったらしい。本人が言うには「パリでの事件は胸がむかつくような蛮行だが、自分の行為は愛による情熱的行為」なのだとか。もっとも作品の所有者と製作者は「愛についてのわたしの考えは違う。愛には双方の同意が必要なはず。」とのことだから、完全に片思いなのだが。
どうも世の中には自己チューというか、いかれた奴が増えてきているみたい。ちなみに彼女も画家なのだそうだが、誰かが彼女の作品を「愛による情熱的行為」でペンキで塗りつぶしたら、彼女は喜ぶのかね・・・・。
もっとも作品にキスをしてしまうという行為は全くないわけでなく、小磯良平なんかも少年時代に大原美術館の巡回展で、思わず作品にキスをしてしまったなんてことを白状はしているんだが。
まあ彼女がどの程度の画家かは知らないが、なんとなく一端の芸術家気取りの勘違い人間によるパフォーマンスのような気がする。まあその代償はとてつもなく高くつきそうだが。
10月9日(火) 美術品壊す馬鹿
フランスのオルセー美術館のマネの絵画が、酔っ払って忍び込んだ若者5人によって損傷させられたとか。どこの国にも馬鹿がいるものだと呆れる。それも文化なんてものを全く尊重せずに、拝金主義にばかり走っている極東の島国ならともかく、文化先進国のフランスでだというのだから世も末。フランスとしては国辱ものだろう。この馬鹿5人はさっさと捕まえて、人類に対する罪で極刑に・・・と言いたいところだが、そういうわけにもいかないだろう。生涯にわたって賠償金を支払わせるか、それとも奉仕活動をさせるかあたりで、一生かけて己の愚かさを学習させるのが良かろう。
それにしても酔っ払いってアホなことをする。理性のタガが外れちまってるんだから仕方ないんだろうが。私は酒が苦手なたちなので、酔っ払うことがどう気持ちいいのかは分からないんだが(私が酔うと、頭がガンガンするか眠くなるだけで気持ちが良いとは対極)、酔うなら羽目をはずして迷惑かけない程度にしとかないと。
ちなみに酔っ払うとやばいことになるのが分かっているのに、それでも酒を飲まずにいられない場合は、歴としたアルコール中毒という病気になるらしい。該当者は治療も考えたほうが良いのでは。でないと、行き着く先は肝硬変だから。
10月8日(月) 芸能ネタ
芸能には興味は皆無なんだが、ネットを回っていると何とかいう若手女優が、映画完成の記者会見でとんでもない態度でど顰蹙買ったという話題をあちこちで見かける。
私はその女優のことは全く知らないし、何の興味もないが、どうも「見た目だけでチヤホヤされてしまった芸能人」の限界のような気がする。
別に美人は性格悪いなんて思わないし、美人でないと性格が良いとも思わない。また芸能人として生きていく上では、見た目が綺麗というのも先天的な才能の一つみたいなものだろう。問題はその才能に安住してしまって努力をしなかったのじゃないかということ。スポーツ選手なんかでも「天才」と呼ばれる才能を持ちながら、その後の努力がなかったせいで、未完の大器のまま三流選手で終わってしまう者も少なくない。
美人っていうのはそれだけで人よりも注目を浴びるから、それに見合うようになろうと努力している人は、美人だけど性格が悪いなんて言われることにはならないんだろう。だけど彼女の場合、多分そこに安住してしまって、人間を磨く努力を怠っていたと言うことだろう。見た目って言うのは芸能人にとっては大きな才能だが、どんなスポーツ選手でも年齢による体力の衰えが来るのと同様、芸能人も年齢による容姿の衰えってものが来る。そうなってきた時に効いてくるのがやはり人間の中身。それがなくて見た目だけを何とか誤魔化そうとすると見苦しいだけで限界もすぐに来る。ということは、こんなところで問題になったという彼女は、早晩限界がくるレベルの女優だったということだろう。
結局、人間日々精進というジジイみたいなことしか言えないのだが・・・・。で、お前は日々精進しているのか? と聞かれたら、そんな精進が出来ないから、この程度の人間なんですとしか言いようがないが(笑)。
10月7日(日) 活動再開
怠惰な日々を送っているだけだと人生は短すぎる。そろそろ次の展開を目指しての活動を再開しました。その意味についてはいずれ説明する時が来るでしょう。
さて間に合わせの録画マシンですが、目下の所順調に活躍してくれてます。このHPの格安サーバ、意外と素性は素直なマシンだったようです。正直なところ、MTV2000見たいなクセの強いボードが、そのまま動作するとは期待していなかったのですが。
それに先に導入したCore2duoのマシンよりはパワーは劣りますが(CPUはセレロンD)、それでもうちの主力だったセレロン2G台のマシンよりは遙かにパワーがあるようで、動画編集などもサクサクといきます。これはなかなか良い。これで3万円程度だったのだから、こいつはめっけものだ。
先週の竹田城登山が祟ったのではないと思いますが、今週はかなり疲れが身体にたまっていたので、この土日は久しぶりに完全休養にしました。明日何かの活動をするかどうかはまだ未定。明日の気分(体調?)次第かな。
10月3日(水) とうとう昇天
下で書いている不調なマシンがとうとう完全に昇天してしまった。録画のメインマシンに使用していただけに大変だったのだが、たまたまHPの格安なストレージサーバをファイルサーバーにしようと思って購入していたので、一か八かでそのマシンに昇天したマシンから引っこ抜いたMTV2000を刺してみたところ、どうにか動いたので驚いた。
このマシンはストレージサーバなので音声出力さえないようなマシンだが、それでもMTV2000による録画は問題なくできるようである(マシン上で映像は写せないのだが)。とにかくこれでなんとか急場をしのぐことは出来たが、おかげで一昨日は丸一日この作業にかかりきりになってしまった。
かつて大量に自作したマシンで残っているのは後3台。いずれも似たような時期に製造しているだけに、いつかは危ないのではないかと警戒される。もう一台ぐらいは予備機を用意しておいた方が良さそうだが・・・・・。
9月30日(日) もう駄目かも・・・
と言っても、何も私がもうすぐお陀仏するという意味ではありません。
お陀仏寸前なのは私のPC。4年ほど前に大量に製作したPCが続々と寿命を迎えているのだが、またも1台がおかしくなってきた。これは現在、録画のメインマシンとして動いているマシンだから対応が大変。そもそも今年になってから、以前の録画メイン機がご臨終してしまって、予備機だったこのマシンがメインに昇格したのだが、酷使に耐えかねたのか動作が怪しくなってきた。ファンが死んだせいで異常加熱したので、ケースを当てて扇風機で冷やしながら使っているのだが、やはりしょっちゅうハングする。どうもマザーが根本的に損傷したか。今までのマシンのご臨終パターンからすると、こうなるともって一週間ぐらい。
その間に代替機を用意しないといけないんだが、予算がなかなか立たない。かなり事態は切迫している。
9月29日(土) 山登り
今日は山登りする羽目になってしまい、体がかなり疲れている。元々は単なる美術館回りのはずだったんだが・・・。そのいきさつについては、遠征記の方にいずれ載せることになると思うが。
やっぱり体力低下してるな・・・。
9月26日(水) 高いガソリン
先週末の外出でガソリンがスッカラカンになってしまったので、本日給油。それにしてもガソリンが高い。私の記憶にはガソリンが1リッター辺り80円台だった頃のイメージがあるのだが、最近は140円以上。ガソリンを満タンにしたら5000円を超える。この出費は家計に対してかなり直撃である。
ガソリン高騰の原因は中国のエネルギー需要増加などと言われているが、裏では投機マネーの暗躍があるとか。利益を求めてさまよい歩く投機マネーが石油相場や穀物相場の高騰を煽っているとか。
私は以前から投機資本は資本主義経済の寄生虫としか思っていないが、最近は百害あって一利なしの感が強い。そもそも何も生み出さずに金を転がしているだけで儲かるというのが根本的に間違っている。こんな経済体制をとっていたら、いずれ世界レベルの大破綻が起こるように思えてならないのだが・・・。
9月25日(火) ありえねぇ!
昨日、映画を見に行った待ち時間の時に、久しぶりにヤマダ電機をのぞいた。私もかつては毎週のように電器屋回りをしていたものだが、最近は電器屋からもすっかり足が遠のいていた。おかげで浦島太郎状態でさっぱり最近の動向が分からない。
ただ言えるのは、最近の製品はかつてのような魅力がさっぱりなくなったことだ(だからこそ電器屋から足が遠のいてしまったのだが)。特にオーディオなんておもちゃみたいな機械ばかりでまともに見る気もしない。
おもちゃと言えば、電気製品以上に分からなくなってしまったのがゲームの世界。大学時代はゲーマーと呼ばれていた私も、ゲームから完全に離れてしまって久しい。私がゲームから離れた最大の理由は「とてもそんな時間がない」ということだが、もう一つはネットゲームの氾濫にもあった。ゲームは自分の好きな時に自分のペースでするものと思っていた私には、リアル世界の縛りが入るネットゲームはやる気が起きなかった(リアル世界で知り合いが、バーチャル世界で待ち合わせてダンジョン探検なんて考えたくもない)。ましてやバーチャル世界でのマネーがリアル世界で取引されるなんてアホな話は、私からゲームへの興味を奪うもの以外の何者でもなかった。
と言うわけで、私がゲームをしていた最後の時代は初代PSとセガサターンの時代である。当然ながらその後のこの世界のことは全く分からない。
で、ヤマダ電機をウロウロしていて目に入ったのはゲームの宣伝ポスター。「戦国無双」なるゲームである。どうやら戦国時代の武将を操つる格闘ゲームの模様。登場キャラらしき名前が並んでいる。前田利家に柴田勝家、長宗我部元親など。しかしいずれも今風のイケメンで表現されており、思わず「ありえねぇ」と叫んでしまいそうになる。
そりゃそうだ、戦国時代の日本人が金城武風のイケメンのはずがない。まあ、イメージを作るのは自由だが、それにしてもリアリティが・・・。前田利家でこの調子だから、森蘭丸に至ると、ジャニーズ系にされてしまうのも仕方ないか。
ざっと見ていると、一人だけ今時アイドル風の女が。「戦国時代の女って誰?(源平合戦時代なら、巴御前あたりが出てきても不思議ではないが)」って名前を見れば「ガラシャ」と書いてある。「細川ガラシャ?・・・」思わず「絶対ありえねぇ!」と今度は本当に声が出てしまう。
美人の基準は時代によって変わるので、当時の美人が今風アイドル顔であることは絶対にありえない。ましてや細川ガラシャは当時の記録に「美人」として残っている人物である。むしろ今風美人顔の可能性がある女性は、記録に容姿に関する記録が残っていないか(美人でない場合にはあえて記載しない例が多い)、諸葛孔明の妻のように「不細工であった」と記録に残っている例だろう。
歴史上の人物にイメージを作るのは自由だが、あまり現実とかけ離れているのはどうだろうか・・・。そう言えば、本木雅弘主演の大河ドラマ「徳川慶喜」が放送されていた時、地元に慶喜の像が建ったのだが、その像がどう見ても慶喜よりも本木雅弘にそっくりだったとか。誰も顔を知らない水戸黄門の像が里見浩太朗に似るのなら仕方ないかもしれないが、徳川慶喜だと本人の写真も残っているというのに・・・・。ここまでくるとあまりな仕打ち。
9月24日(月) エヴァンゲリオン劇場版
行こうかどうかずっと迷った映画だが、結局今日見に行ってきた。
正直なところ、「10年も前の作品を引っ張って、また儲けるつもりか」とイメージが良くなかったのだが(それが行くのを迷った最大の理由)、はっきり言って「やられた」という印象。第1作の本作は基本的にはテレビシリーズの序盤をなぞっているんだが、明らかにカット等は作り直してあり、テレビシリーズの時の内容と微妙に画面が変わっている。
また話の解釈も微妙に変わってきており、どうも第2作以降ではストーリー自体が大分変わってきそうな予感。今回の映画を見た感想を言えば、あえておこがましい言い方ながら「私が作ったとしたら、こう作っただろうという映画」。私が志向していたエヴァンゲリオンの方向性に近い。これは庵野的引きこもり結末とは全く違った結末が登場しそうな気配。
なんかこの映画を見たら創作意欲が刺激されてきた。私はかつて自分には創作の才能はないということを自覚して、その世界からは完全に離れたつもりだったのだが・・・。また何かの創作を始めるか?
9月22日(土) 今週の遠征
今週は近場で神戸・伊丹へ。美術館の方は後日メルマガとして、今回にお昼を摂ったのは芦屋の「レスカエコ・ビゴ」。フランスパンなどを販売しているパン屋「ビゴの店」の系列レストラン。
注文したのはBランチ1890円也。
パン屋さんですから当然ながらパンは出てきます。
生ハムとテリーヌのサラダ仕立て ホタテとサーモンのファリス キノコのクリームソース デザートのケーキとリンゴジュース
味については「チャレンジングでスリリング」というのが第一印象(笑)。これは何も悪い意味ではない。例えば前菜のテリーヌなどは塩辛すぎる一歩手前のしっかりした味付けだし、メインはキャベツ包みからロールキャベツをイメージしていると、一口食べた途端に意表を突かれる。海産物系の味がキャベツと合わさっているのは結構インパクト。またこれが生臭くなりかねないギリギリのところでバランスしている。なおクリームソースは美味。
要は一歩間違うとまずい世界に落ちてしまうギリギリのバランスで調整してあり、それでいてうまいということ。ただ量的には女性にはこれで良いんだろうが、私のような下品な人間にはいささか上品すぎる量。そのせいか「お得感」はあまりない。
なお店自体は2階にある構造になっており、内部は落ち着いた雰囲気なのだが、入り口がやや分かりにくい。弁当屋の横手にひっそりと入り口があるという奇妙な構造はいささか不利。
ちなみに今回は温泉訪問もあり。
今回訪問したのは「つかしん天然温泉 湯の華廊」。尼崎の大規模商業施設内にある温泉施設。同エリアにはショッピングモールだけでなく、スポーツ施設などもある複合施設になっている。
作りとしてはいかにもスーパー銭湯なのだが、どうしてどうしてこれが意外なほどに泉質がよい。ナトリウム塩化物泉というこの施設の源泉は、鉄分が多いのか褐色をしており、これが露天に満々と満たされている。なめてみるとしょっぱくてほろ苦い感じ、肌に対する馴染みも良い。
露天風呂、内風呂、壷風呂、サウナなどの設備は充実しており、泡風呂なども完備、さらにはペパーミント風呂なんていうのもから、別料金となるが岩盤浴もあるようで設備面の充実度は高い。個人的には源泉風呂の壷湯がじっくりと楽しめてうれしい。
9月21日(金) 怠惰な日々
昨日のバリウムのダメージがまだ残っていてどうも本調子でない。そもそも彼岸を過ぎてから再び30度を超えるなんてとんでもない気候のせいで、完全に季節はずれの夏バテになってしまっている。
ここ数年、明らかに聴力の低下や視力の異常が発生しているのだが、それは昨日の健康診断でもハッキリ現れていて、聴力については低いところが全く聞こえておらず、視力も低下傾向が出ているそうな。まさに満身創痍の状態になっている。
しかし何がたちが悪いと言っても、とにかく原因がハッキリしない。聴力低下については「原因不明の突発性難聴」で終わり、視力低下についても「眼底検査をしても特に悪いところはない、ひどい疲れ目ですかね・・・」というもの。疲れ目と言っても、調子の悪い日は午前中にいきなり何も見えなくなることがあるんだが・・・・。
結局このように体が調子の悪い時は、ダラダラと怠惰に送るしかなくなってしまう。しかしそういう生活をしてたら、貧乏性な性格が頭をもたげてくる。例えば三連休、「何もしなくても良いのか? 後で後悔するんじゃないのか?」ともう一人の私がささやいてくるわけである。
多分、明日はどこかに出かけるだろう。すると日・月はダウンか? なんか毎日を無駄に送ってるな・・・。ああ、ジジイの愚痴みたいで嫌だ。
9月20日(木) バリウム
今日は社内での健康診断。30歳なんてはるか昔に過ぎている私は、これの度にバリウムを飲まされる羽目になる。ちなみに胃のレントゲンは肺のレントゲンとは比較にならないほどのX線を照射するので、胃ガンになる率が低い若者は、かえってその害の方が大きい。X線によってガンになる危険と検査でガンを発見できる可能性とを計算していったら、メリットがデメリットを上回るのが30歳ぐらいとのことで(どういう計算かその詳細はよく分からんが)、30歳以上はバリウムを飲まされる羽目になるわけである。
あのバリウムを飲むのもつらいが、それよりつらいのは重曹を飲んでゲップをこらえないといけないこと。胃が張った状態で、検診代の上でグルグル回らされるのだから拷問である。また私の場合、胃がでかいのかはたまた胃のガスが漏れやすいのか、ガスが足らないと途中で重曹を足されることが多い。
体の中に入ったバリウムは、検診が終わると直ちに排出しないといけない。これをしないと腸の中でバリウムが固まってとんでもないことになる。というわけで検診終了後には下剤が配布されるのだが、私は日頃から腹がゆるいのでこれは不要。実際、検診後に茶を飲んだら(検診の日は朝から水も飲めません)、一気に腹がゆるんでその後は下痢に苦しめられることになった。
トイレで真っ白な大便が出るのを見ながら、「もしかして、こんなにバリウムが腸壁にへばりついているなら、栄養の吸収も阻害されるのかな?」と考えてしまった。毎日バリウムを飲んだら減量できるのだろうか? バリウムダイエット(笑)。 でもこんな無茶なのでも、テレビとかで宣伝したらする奴が出そう。
9月18日(火) その名はかぐや
今、日本が打ち上げた月探査船のかぐやが月を目指すために地球を周回中のはずである。その名前は言うまでもなくかぐや姫から来ているのだが、日本人は昔から月に対する思いは強い。何しろ日本画の基本は花鳥風月と言われるぐらいなのであるから。昔は暦も太陰暦で、もろに月の運行と関連していたし、太古から人類を月を見上げて生きていたわけである。
その月が、今後人類が惑星間有人飛行をするような時代になったら、基地として注目されているわけである。月の重力は地球の1/6なんだから、資材を打ち上げる時には重力の井戸の底のような地球からよりも、月から打ち上げた方がはるかに効率がよい。また昨今は地球の資源問題も切迫化してきているし、月に有用な資源があればめでたしめでたしなのである。
と言うわけで、今回の探査は月の成立過程を解明するなどと言われているが、将来の資源開発もにらんでのものであるのは間違いないだろう。しかし将来を考えると、また月を舞台に国家間での資源争奪戦が始まるんだろうか。そういう愚かなことだけはやめてもらいたいと思う。
私が考えるに、人類が宇宙に飛び立つ前に地球に棄ててくるべき悪癖がいくつかあると思う。その一つは国家や人種なんていう狭いエリアに対する執着、もう一つは宗教などという無知蒙昧な迷信。この二つを棄てれてこそ、初めて人類は新たなステージに進化できるんじゃないかというのが私の考え。しかし残念ながら現実は、この二つの悪弊はむしろ以前よりも強大化して、今や人類を滅ぼしかねないところにまで肥大化している。
9月17日(月) 回転寿司
今日の昼、何やら無性に寿司が食いたくなって、蔵寿司まで出かけることにした。本当は板前の握るような寿司が食いたいが、残念ながら私の稼ぎではそんな贅沢は不可能。結局はいつもクルクル寿司になってしまう。
それにしても三連休の最終日のせいか、やけに家族連れが多い。注文は混雑しているから待ち時間が長いし、何よりもまいったのが、注文した寿司が回ってこないのである。注文機は注文した寿司が近くに来たことを告げているのだが、私の目の前に流れてくるのは「注文品」と書かれたカラのトレイだけ。どうもどこかの奴が掟破りして、人の注文品を横取りしているようである。
よくよく考えてみるに、まさに回転寿司とは日本人がマナーを守ることを前提に成立している事業形態で、そのマナーを守らない輩が登場したら成立しなくなる。しかし昨今はマナーの悪い客が増えているようである。特に安値を売りにしている蔵寿司は客層の質の悪さでも知られており、目の前にデザートが流れてきたら指をつけてなめる馬鹿ガキに、それを注意もしない馬鹿親なんて光景もあるとか。
躾のされていない馬鹿ガキなどケダモノも同じだが、残念ながら昨今は躾をしない馬鹿親が増えたせいで、各地にケダモノが増えているようである。スーパーで買い物をしていたら、奇声を発しながら走り回っているガキを見かけることも多い。一度そんなガキの一人がまともに体当たりしてきたので、「スーパーでは走り回らない!」と注意したのだが、親がやってきてまるで人さらいにでもあったかのように、何も言わずにそのケダモノを慌てて連れて行った。「そんなことよりも、お前のガキを躾ることの方が先だろ!」
あまりにひどい時は、つい口やかましい親父になってしまうことがあるが、そんな時に「あのおじさんが怒っているからやめなさい」という言い方をする親がいるのには呆れる。これは自分が悪者になるのを嫌がっている卑怯な親である。「あのおじさんが怒っているから」と言われた子供は、自分がしていることが悪いことだと判断せず、自分は悪いことをしていないのに鬱陶しいオッサンが文句つけてきただけと判断するだろう。その結果、「あのおっさんさえいなくなればやっても良い」と思いこむわけである。これではまるで躾にならない。やはり親は子供のうちに何が良いことで何が悪いことかを躾ておく必要がある。それをしないからいい年になって善悪の判断の出来ない馬鹿が育ってしまうのである。
「警察官がいないと男はみんな強姦魔になってしまう」と発言した品性下劣な国会議員がいたが、善悪の基準がキチンとできあがっていて、まともな自尊心を持っている者は、たとえ警官がいなくとも強姦魔なんかになったりしない。そういう発想が出てしまうのは、彼が実は善悪の基準が出来ておらず、またそれに従うだけの自尊心も形成されておらず、もし強姦したら逮捕されてしまうからということだけが犯罪の抑止になっている未熟な人間なんだろう。このタイプの未熟な人間は「悪いことをしても捕まらないこともある」と考えたら容易に犯罪に走ってしまう。この辺りが日本の青少年犯罪が増加している原因のように思えるのだが。まともな人間にとって悪事に対する最大の抑止力は、警察に捕まるからということではなく、そんな悪事をする醜い自分になんてとても耐えられないからである。
9月13日(木) シッコ
先週末に見に行ったのが、マイケル・ムーア監督のこの作品。アメリカの医療制度問題を扱った映画である。
アメリカでは国民健康保険がないので、医療は全額自己負担になる。だから国民は個人で医療保険に加入しているわけだが、貧困層だとそれに加入できない者が多い。すると彼らは病気になっても医療を受けられなくなる。そのような連中の問題を扱った作品・・・でないのに一番驚いた。
実はこの映画が扱っているのは、個人の医療保険に加入していた人たち。保険に加入していたにもかかわらず、保険会社になんだかんだと理由をつけられて保険金が支払われない例が多いのだという。ある女性の場合は、車で正面衝突事故にあって救急車で病院に運ばれたと思ったら、「救急車の使用には事前の申請と許可が必要」と請求を却下。彼女は意識不明の状態で病院に運ばれたのに、運ばれる前に保険会社に救急車使用の許可を得る必要があるらしい。またある人物は、日本に行った時に脳腫瘍の診断をされたので、アメリカで検査を受けようとしたら「検査は不要」として保険申請が却下、治療も受けられない状態に。またガンの手術をした若い女性の場合、「その年齢ではそのガンにはならない」と保険会社が支払いを拒否したとかの例が続々。
保険会社には保険の申請の是非を判断する医師がいるのだが、患者からの申請に対してなんだかんだと理由をつけて申請を拒否した率の高い医師ほど、優秀な医師として保険会社に評価され、ボーナスがもらえる仕組みになっているのだという。
また高額な費用がかかる手術を受けた患者などに対しては、患者本人も知らなかったような小さな病気を見つけ出して、契約時に告知していなかったので告知義務違反で契約は無効だとして契約を解除してしまって、保険金を払わないなどという例も多いという。そのような悪逆非道の限りを尽くして、保険会社は空前の利益を上げているのだとか。
アメリカでも健康保健制度を導入しようとした政治家がいたが、それに対しては保険業界が多額の資金を投入してロビー運動を展開して、ことごとくつぶしてきたという。彼らのよく使うネガティブキャンペーン用メッセージは「医療制度を契機にして社会主義が導入される」というものだというが、同じ自由主義陣営のカナダ、イギリス、フランスなどで医療費がタダであるなんてことには絶対触れない。
アメリカの医療保健制度が滅茶苦茶だと言うことは聞いていたが、ここまでのものだとは絶句。日本でも保険会社の未払い問題が浮上したが、アメリカの医療保険ではそれが常態のようだ。確かに営利企業に全部委ねるとそうなるのは理の当然。
しかし一番恐いのは、日本政府が健康保健制度改革のモデルにしようとしているのが、このアメリカの制度だと言うこと。当然ながら保険業界からは与党に多額の政治献金という名の賄賂が渡っているんだろう。このまま放置すると、いずれは庶民は医者にもかかれない世の中が来る。
7月24日(火) 背筋痛
一昨日から背筋痛に悩まされている。と言っても原因がハッキリあるわけではなく、日曜日に昼食を摂っている最中に突然背中の一部に激痛が走り、息を出来ないような状態になってしまったという症状。昨日、整形外科に行ってみたが、骨などには別状はなく(そりゃ、これで骨折とかしてるわけがない)原因はハッキリしない。原因は不明だが、背筋の肉離れか何かのようなものではないかとのこと。
昨日は一日湿布をしていたが、今日は仕事で椅子に座っている間にドンドンと状態は悪くなり、帰宅した頃にはヒーヒー言っている状態。やむを得ず痛み止めを飲んで、今は薬が効いて見かけ上症状は落ち着いているが、本質的には全く治ってはいない。これでは明日も痛み止めが必要かも。痛み止めを飲むと頭がボーっとするから、仕事の能率が落ちてたまらんのだが。
6月26日(火) 美術品棄てる馬鹿
在外公館に飾られていた美術品の45点が「劣化したり破損した」として廃棄されたとか。私は以前に「美術品盗むクズ」と題して、美術品を窃盗する輩は人類に対する犯罪者として厳しく処断せよと言っているのだが、馬鹿は外務省にもいたようである。
そもそも「劣化した」とは保存状態が悪すぎるということだが、劣化したという理由で美術品を処分するという神経が分からん。彼らにとってはそれらは美術品としての認識ではなく、単なる装飾品という認識だったのだろう。装飾品なら「綺麗でなくなったから捨てる」というのも理解は出来る。そもそも美術品は「劣化したから捨てる」という代物でないのは国立博物館などに行ったら分かるはずだ。あそこの収蔵品には保存状態が様々なものがあり、製作当時のまま最上の状態で保存されているものもあれば、長い年月で何が描いてあるのかもはっきりしないぐらい傷んでいるものもある。それらをそれ以上劣化しないように保存するのがあのような施設の役割になっている。美術品とはそのように扱うものである。
それにそもそも作者がまだ存命の作品もあるというのに、何とも作家に対して失礼な話である。自身の分身ともいえる作品が、ぞんざいな扱いを受けた上に、汚くなったからという理由で捨てられたことを知ったら作家はどう思うか。ふざけた話だ。
ただ正直なところ一つ引っかかっているのは、本当に捨てたのだろうかということである。捨てたということにして横流しするなんてことも、決してありえない話ではないからである。また手癖の悪い大使などが勝手に持ち帰ったなんてこともあるのではないか。何か裏がありそうな気がする。
6月23日(土) 再びケロロ軍曹
私が今も見ているアニメ作品はこれ一本なんだが、どうも最近は内容がお子様シフトしていて今一つ面白くなかったのだが、今回は久々に面白かった。内容はウエットルキングの話。そもそもこのウエットルキングと言うのがアイアンキングのパロなんだが(原作ではウルトラマンだったんだが、アニメ版では諸般の事情でアイアンキングになった模様)、今回はさらにメカゴジラばりのメカウエットルキングが登場、しかもその登場シーンはあからさまにジャンボーグAという何ともマニアックな内容。それに対して迎え撃つ夏美はといえば電人ザボーガーという始末。なお私はこの電人ザボーガーという作品は見たことがないはずなのだが、なぜか夏美のスタイルを見た途端に「サボーガー」という名前が頭の中で神の啓示のごとく轟いた。一体これは何だったんだ・・・。
まあとにかく最初から「大きなお友達」しか相手にしていないマニアック度。こう言うところがこの作品が大きなお友達に受ける理由なんだが、最近はそう言う内容が影を潜めていただけに久々に堪能したというか・・・・。
しかし今回突っ走っていたのは、次回予告にまで及んでいた。コゴローが最近出番が多いのは「ネタ切れなんだろう」とか「もしかして死亡フラグでは」なんて言ってるのは何とも・・・。いやー、どっちも明らかにマニアなんかが言いそうなこと。ちなみにネタ切れなんだろうというのは私も本音では同感だし(笑)、作品が作品だったら、急に脇キャラの登場シーンが増えたら「もうすぐ殺されるんじゃ・・・」なんてこともよく言ってました(笑)。ストーリー作品には手続きというのがあるんですよね。私自身がよく言っていたことと言えば「脇キャラが恋愛がらみの展開を始めたら、それはもうすぐそいつが死ぬ合図」というのがあります。と言うわけで、SF系アニメ作品の脇キャラの皆さんは、死にたくなければ彼女を作るのはやめましょう(笑)。
6月20日(水) 腰痛、襲来
昨日から腰の具合が滅茶苦茶悪い。私の仕事は大抵は座り仕事なのだが、昨日は久しぶりに立ち仕事があった。正直なところ朝からやや腰の具合が良くないと感じていたのだが、その立ち仕事が終わった頃から急激に腰の具合が悪くなり、その後はまともに仕事にならないような状態。ようよう帰ってきたが、その後は身動きをとるのもキツイ状態で、今も痛み止めを飲んでようやく動けるようになったところ。
腰椎ヘルニアが慢性の持病のようになってしまっていて、何かがあると突発的に腰痛が発生する。これではとてもではないがたまらない。しかしこれが決定的な治療法がないんだなよな・・・。
6月18日(月) 水戸黄門
見るでもなくなんとなく見てしまったのだが、正直爆笑してしまった。と言うのも「黄門様強すぎ!」。そもそも今の配役の中でバリバリの時代劇俳優は黄門様の里見浩太朗だけ。助さんと格さんなんて線が細すぎて、存在感希薄。殺陣をやっても腰の据わり方が全く違うから、どう見ても黄門様が一番強そう・・・・って思ってたら、おーい助さん格さん、お前ら黄門様放り出してどこで戦っとんじゃ!
今の黄門様は助さん格さんに守られているのではなく、明らかに自分が前線に出て戦っている。最後の乱闘シーン、一番たくさん敵を倒してたのは黄門様では・・・・。いらないいらない、こんな強い黄門様に護衛はいらない。見ていたら「あの杖、ただの木の杖でなくて、中に鉄が入っとるんと違うか」というように思えてしまう。大体あれでは「助さん、格さん、懲らしめてやりなさい」じゃなく、「助さん、格さん、懲らしめてやりましょう!」という感じだな。こりゃ今に「助さん、格さん、下がってなさい」って言いそう。
まあいろいろな意味で「痛快」時代劇でした。ああ、萬屋錦之介が健在の頃の時代劇がもう一度見たいな・・・・。
6月15日(金) 名作
たまたまテレビをつけると「天空の城ラピュタ」を放送していた。この映画は何度も見ているし、ちょうど途中だったし(主人公たちがラピュタに着く頃)で、見るつもりはなかったのだが、気がつけば最後まで見入っていた。
以前に「ナウシカ」が放送された時もそうだったのだが、見る気はなかったのに、見始めると最後まで見入ってしまう。やはりこの時期の宮崎駿の作品のレベルはとんでもなく高い。ラピュタなどもかれこれ20年以上前の作品になるのだが、今日の作品と比べても古いという感は全くない・・・・というよりも、最近のCGを最大限手抜きに使っているような作品に比べると、むしろ数段上に見える。
ストーリー的にも練れていて、何よりも人物がよく描けているし。この人物を描くという点が、最近の作品はまともに出来ている作品の方が少ないという状況であることを考えると、このジャンルに関して、時代は進歩しているよりは明らかに退化していってしまっているような。
6月14日(木) 新書
最近は読む本と言えばもっぱら新書ばかり、単行本は高い上にわざわざ買う価値を感じる本は少ないし、小説の類はほとんど読まないので文庫本もあまり買わないしというわけである。
新書ブームとのことで各社が新書を出してきているが、やはり内容などに出版社によって特徴がある。私が一番よく読んでいるのは、光文社新書、ちくま新書、岩波新書あたりか。この中でも岩波新書はかなりマニアックで専門的なものが多いので、途中で放り出した数も一番多かったりする(笑)。
一番つまらない本が多いと感じたのはやはりPHP新書。PHPは端から「ビジネス本」という姿勢を正面に打ち出しているが、正直なところ一番無意味な本が多いのもビジネス本というジャンル。今まで読んだ中で「時間を無駄にした」と感じた本は、大抵この出版社だった。分かり切ったことをもっともらしく書いているだけの本とか、要約すると5行でおさまってしまうような内容を200ページ近くにまで引き延ばしただけという、ある意味で「プロのワザ」を感じる本とか・・・。
よく立ち寄る新大阪駅構内の本屋で文庫本フェアを開催していたのでのぞいてみたのだが、はっきり言って買う価値を感じる本が皆無に等しかった。実を言うとここ数年ほとんど手当たり次第に近い状態で新書を読みあさったのだが、最近はこのジャンルに読むべき価値を感じる本が少なくなってきた。またこのジャンルで言えるのは、ベストセラーなどと言われる本には特にろくなものがないということ。その典型が養老猛の本。まさに「分かり切ったことを持って回った書き方をしている」だけの本だった。はっきり言って、あの人の本は一冊読んだら十分である(それで十分に中身のなさが分かる)。また最近はタイトルだけで売っているような本が多い。大体どんな世界でも「ブーム」なんてものが起こったら、数年以内にそのジャンルは死ぬのだが、新書というジャンルも下手するとそうなるかも。すでに粗製濫造の傾向は現れているから。
6月13日(水) ミスユニバース
ミスユニバースに日本人が選ばれたとのことだが、女性を外観で判断するのは男女差別だという指摘は置いておくにしても、彼女には悪いが私の目には彼女の外観は並以下にしか見えない。恐らく、私同様に本音では首をひねる男性は少なくはないのではないか。
美人の基準というのは地域、時代で違うものであるが、日本人から見た美人の基準と、欧米人から見た美人の基準はかなり違う。特に欧米人が「アジアンビューティー」などという類の顔は、日本人の感覚から言えば首をひねる場合が多い。
まあしかし人の好みなどは様々であるから良いのである。そうでないと特定の人物だけが引っ張りだこで、後はみんな生涯独身なんてことになりかねない。回りからすると首をひねるように組み合わせでも、当人同士は互いに最高の相手と感じているのなら、それは幸せなことだし、そのようなことが起こるから世の中うまく行っているとも言える。
ただそれも許容範囲というものがあるらしく、私のような世の女性の許容範囲の多くからずれてしまっているような者は、やはりあぶれてしまうようである。なお男性の場合は、金というオプションを装備することで外観的な不利はかなりの部分カバーできるという話もあるのであるが、私の場合はこちらのオプションも皆無であるわけだから、救いがない・・・って気がつけば独身男の愚痴になっていた。こりゃ駄目だ。
6月12日(火) マクドナルドが地域で価格を変えると言っているが・・・。
マクドナルドが全国一律価格をやめて、都会では価格を上げ、地方では下げるという戦略を打ち出しているとか。都会では地代・人件費などが高いから、その分を価格に転嫁しようということらしい。
正直なところ、勝手にやってくださいというのが本音。と言うのも、私は1年以上マクドナルドには行っていないから。何もハンバーガーが嫌いなわけではなく、むしろ昔はしょっちゅう行っていたのだが、その行動パターンが変わったのはある映画がきっかけ。
それは知る人ぞ知る「スーパーサイズミー」。監督が連日マクドナルドの食事を繰り返すだけの映画なのだが、これがかなりのインパクトがあった。何しろ健康だった人物がみるみる不健康になっていく過程が凄まじかった。また彼が言っていた「いくら食べてもなぜかさらに欲しくなる」という証言が、私には極めて思い当たるところがあったからである。至った結論は「何が入っているやら分かったもんじゃない」というもの。
私は「映画程度では踊らされないだろう」と考えていたのだが、あまりに思い当たる部分が多すぎたせいで、結局はそれ以来マクドには行っていない。監督は毒抜きに半年ぐらいかかったと言っていたが、確かに私もそのぐらいかかっている。そして毒が完全に抜けてしまうと、不思議なほどにマクドを飲食店として全く認識できなくなってしまったのである。今の私にとってはマクドはドッグフード専門店のような認識である。だから遠征に行った時なども、マクドの真ん前で「この辺りはどこにも飲食店がないな」なんてことを無意識に言ってしまうのである。
5月17日(木) 大掃除
そろそろ本格的に大掃除をする必要に迫られている。どうも私は「片づけ」なるものが根本的に出来ないたちのようなのだが、それもそろそろ限界に来ているようだ。さすがに部屋が散らかりすぎると使い勝手が悪くて仕方ない。
そこでGWにちまちまと片づけを始めたのだが、GWは意外と多忙だったせいで、結局は大掃除も途中で中断したままである。やはり一度徹底的に片づける必要はある。
私の部屋の散らかり具合の根元はよく分かっている。それはビデオテープと本。どちらも半端な数でないので収納し切れていない。さすがにビデオテープの方は見切りをつけるしかないと判断し、大量に処分を開始したのだが、本については私は本を捨てると言うことが出来ないたちなので困っている。
しかも最近は、美術展の図録が増えてきて、これがスペースと床に負担をかけている。部屋が壊れないうちに手を打たないと・・・。
5月8日(火) また仕事の日々
GWも終わって仕事に復帰だが、どうも長期休み明けには勘が鈍っていけない。仕事に連続性が出ないので、休み前に何をしていたかを思い出すのが大変だ。それを予想して、休み前に一応仕事に一段落はつけておいたのだが、休み明けになるとどこで一段落をつけていたかも忘れている状態。
それにこの休みはとにかくやたらに寝たので、身体の方がそのリズムになってしまったのか、朝起きて会社に行くと、午後から異常に眠たくて仕方ない。
もっとも私の場合、睡眠時無呼吸症の可能性がかなりあるので、一度睡眠外来に行った方がよいのかもしれないが・・・。
5月5日(土) 駄作
なにやらドタバタしている間に、数ヶ月も放りっぱなしになってしまっていた。やっぱり私のような計画性のない人間には、日記は向かないのだろうか。
最近は映画やドラマを全く見ない私であるが、このGWはテレビで放送していた映画を2本、何とはなく最後まで見てしまった。しかしこれが揃いも揃って大ハズレだった。
一本目は「トロイ」。かなり金をかけた大がかりな大作だが、結局何を描きたかったのかが全く不明な映画。しかも史実を無視してまでドラマを作ったはずなのに(ギリシア王をあんなところで殺しちゃいかんだろう。それにそもそもアキレスはトロイが陥落する前に死んでいる。)、そこまでして何を言いたかったのかが全く不明。無理矢理に意味をつけるなら主役のブラッド・ピッドのプロモーション映画? しかしそうだとしても出来があまり良くない。
二本目はさっき見たところの「ブレイブストーリー」。これも作画だけは気合いはいりまくりなのに、肝心のストーリーがお粗末至極。そして構成が最悪。ストーリーがバタバタと視聴者放ったらかしで勝手に進むのでついて行けない。制作者側に視聴者に対する視点が全くない。そして何よりも絶望的なのは人物が全く描けていない。だから最終的に何を言いたかったかもさっぱり伝わらない。強引でご都合主義なラストには、感動どころかため息しか出なかったという始末。以前に「風を見た少年」(だったと思うがタイトルうろ覚え)が、まさに今回の映画と同じような大失敗をしていたのを思い出した。
最近の創作作品を見ていると、人物を全く描けていない作品が多いことに気づく。これは映画でもアニメでもコミックでもそういう傾向が蔓延している。クリエイターが人間というものを理解しなくなったのじゃないかという気がしてくる。人間とはどういうものか、人間とはいかにあるべきかなんていう考えが、分野を問わず創作には重要な要素だと思うが、特にストーリーの世界ではそのレベル低下ぶりが著しい。結局このあたりが原因で、私は映画とかアニメとかの世界から、最近になってほとんど離れてしまったんだが・・・。
2月13日(火) 怒濤のような日々
あの納豆ダイエット捏造事件以来、取材攻勢にさらされて怒濤のような日々を送っていたが、ようやく私の存在も世間から飽きられたのか、私への取材申し込みもほとんどなくなってきて周辺が鎮静化に向かって来た。
これでようやく、今までのように週末の美術館回りが出来ると考えていた矢先、今度は風邪でダウンしてしまった。またこの風邪がたちが悪く、高熱が出るわけではないが、微熱がいつまでも続くという代物。とにかく「しんどい」という状態がダラダラと続く。
なんとか今週中には完治させて、週末には遠征をしたいのだが・・・。なかなか思うに任せない今日この頃である。
ところで何とか仮オープンにこぎ着けたこのページなのだが、もしかしたら近日中に移転することになるかもしれない。というのも、私がレンタルサーバを借りていた会社が倒産(と言うか、夜逃げに近い状態の模様)のあおり。この春までに契約を解除することになるかもしれないからという理由。今まで無計画にページを拡張してきたが、今後はコストパフォーマンスも考えると、統合整理の方に向かうしかないのかもしれない。
1月21日(日) 納豆騒動
あるある大事典の納豆ダイエットの捏造が発覚して大騒ぎになっている。私もこの問題は、このページの姉妹ページ(と言うよりも、母ページに近いが)である「教養ドキュメントファンクラブ」で以前に指摘していたのだが、まさかここまで大騒動が巻き起こるとは思わなかった。
私がこの第一報を知ったのは実は出先で、青春18切符を使って名古屋方面を周回していた時。米原あたりまで帰ってきて、乗り換えの時に自宅に帰るコールをした時に「あるあるがえらいことになってるで」と母に言われて初めて知った次第。慌ててW-ZERO3で情報を集めたところ、とんでもない騒ぎになっていた。
実は週刊朝日からは前日に取材があったので、週刊朝日がこの件を調べているのは知っていたが、それがここまで発展するとは予想外だった。
教ドキュの方は大騒ぎになっているし、他の週刊誌からも電話インタビューの申し込みがあるしなど、この週末は突然に降って湧いた騒動に翻弄されてドタバタしてしまった。それにしても「来るべき時が来てしまった」という印象。
1月16日(火) 月日の流れが悲しくて
今日、たまたまつけたNHKの歌番組にジェリー藤尾が出ているのを見て、家族みんなで絶句してしまった。頭も真っ白になって、明らかに大きな病気をしたという老け方をしている。「この人、もう長くないのと違うか・・・」という言葉が誰からともなく出てしまった。
私もこの年になると、子どもの頃に活躍していた芸能人などが、めっきり老け込んでしまったり亡くなってしまったりということが増えてきた。30代の頃にはあまり感じなかった寂しさである。これらからは知っている人との別れも増えてくるんだろうななどと考えると悲しくなるだけでなく、自分自身にもあとどれだけの時間が残されているのだろうということにも思いをはせてしまう。今までの人生を振り返ってみるに、結局はまだ何もなしていないということを痛感せざるを得なくなるのである。
それにしても、番組でジェリー藤尾が歌っていた歌が「遠くへ行きたい」って・・・・洒落になっとらん。
1月14日(日) これは良い!
週に一冊は本を読むようにしている私だが、本が増えてくると困っていたのがその管理である。実のところを言うと、自分の蔵書が把握しきれなくなり、同じ本を買いそうになるということを何度も起こしており(実際に同じ本を2冊買ってしまったことがある)、蔵書の管理をなんとかしないといけないというのは、差し迫った問題だった。
そんな私が出会ったのが「私本管理」というフリーソフト。本の後ろにあるISBNコードを入力すると、アマゾンのデータベースを参照してタイトルや著者名、出版社名などを入力してくれるというソフトで、個人のライブラリーの管理に最適のものである。しかもこのソフト、バーコードリーダーを組み合わせることも可能で、これを使うと入力の手間が大幅に軽減されることになる。
そこで早速、楽天で安価なバーコードリーダーを購入したのだが、これが非常に心地良い。本にピッピッと当てるだけで情報が次々と入力できる。まさに書店の感覚である。これでやっと蔵書管理の問題が解決しそうである。
あとはこのデータをW-ZERO3で持ち出せて検索できれば最高なのだが・・・・。残念ながらそれに最適なソフトがW-ZERO3の方に存在しない。W-ZERO3の蔵書管理ソフトとしては、Pocket Noel BOOKSというソフトが操作性などでは最高だと思うのだが、残念なことにこのソフトはデータファイルが独自形式の上にCSVなどの取り込みが出来ないので、データ入力はW-ZERO3で直接にしないといけないし、データの応用も出来ないと言うことで、どうしても使用に制約がかかってしまう。私本管理から打ち出したCSVデータを、手軽に検索できるソフトが一番望ましいものなのだが・・・・。Pocket Exelでは機能面からも重さの面からも全く使い物にならないし(本当にマイクロソフトのソフトってどいつもこいつも高いだけでまるで使い物にならないと痛感する)。
1月9日(火) 夕張市美術館の危機
新聞報道によると、財政が破綻した夕張市で美術館が存続の危機に瀕しており、収蔵品が心配されているとか。同市の美術館は炭坑ゆかりの現地画家などの作品を多く収蔵していたのだが、美術館が閉鎖と言うことになると、収蔵品はそのまま倉庫などに放置されることになり、夏の高温でカビが生えたり、冬には凍結したりなどで作品が破損してしまう可能性が高いという。同美術館の入場料などによる収入は年間20万円程度なのに対し、維持費は電気代などでも200万円以上かかっており、破綻した夕張市では維持が不可能だとか。
なんとも情けないというか、この国のお粗末さを感じさせるニュースである。文化の拠点を守るのに、たかだか200万円程度の金も支出できないのが経済大国だなんていうのだから情けない。
しかし公立の美術館はどこも大抵は赤字で、地方財政が逼迫する中で運営に苦労しているという。しかし世の中には教育など採算性だけで計ることはできない分野はあるはずなのだが、最近は世の中すべてが拝金主義に走ってしまっているようである。金の亡者ばかりで、精神的に貧困な連中が世の中で幅をきかせすぎており、小泉政権以来その傾向に拍車がかかっている。
安倍総理も「美しい国」なんてスローガンを掲げるなら、精神的に美しい国を目指すべきである。愛国心教育なんて強制したって、彼らが狙っているような排他的愛国心なんて仕込んだら、精神的には貧困になる一方である。
1月5日(金) 今更紅白
毎年、うちは大晦日は除夜の鐘が鳴るまで大掃除の真っ最中で、そのBGMとして紅白がかかっているというのがパターンである。だから紅白は特に見るというわけでもないのに、とにかく流れているということが多い。
今年の紅白のテーマは家庭とか言っていたが、何の芸もない芸人の段取り無視の自己アピールや、どうせ来年は出場できなさそうなバンドの下品な裸踊りパフォーマンスとか、皮肉なことに「やったもんがち、手段はともかく目立ちたい」という今時の自己チュウな世相の象徴になってしまっていたようである。それにしても昔はあんなことをすれば、そいつは1年後にはテレビ画面から消え去っていたものだが(NHKの番組からという意味ではなく、まさにテレビから消えるのである)、今はNHKにはそこまでの力はないと見られたか、まあ舐められたものである。
あまり印象に残る場面のなかった紅白だが、その中で一番印象に残ったのは「ウルトラ兄弟船(笑)」だろうか。鳥羽一郎の背後ではっぴを着て大漁旗を振るっていたウルトラ兄弟が、妙に似合いすぎていて爆笑してしまった。意味不明だが、これはツボ。
もう一つ印象に残ったのは、クールファイブの一人が「死神博士」になってしまっていたこと(笑)。あの人の名前を知らないのだが、確か人相が良くなかったので、○クザなどと呼ばれていた人である。まさかヤ○ザが長じて死神博士になろうとは・・・。
1月4日(木) 美術品盗むクズ
今朝の新聞に、奈良の大和玉仙閣美術館で円山応挙の掛け軸などが盗まれるという事件が載っていた。
そもそも人の持ち物を狙う輩などはクズに決まっているが、美術品を盗む輩はクズの中でも極めつけのクズ。人類に対する犯罪者と考えても良い。
美術品というものは私有物でありながら私有物でないという色彩が強い。一流のコレクターなどは、美術品を自分の私有物ではなく、人類の共有財産を一時預かっていると考えている。だから一般公開できるように美術館を設立したりするし、自分の死後はそれを抱え込むことなく、美術館に寄付などをするわけである。
しかし中には美術品を自分で抱え込んでしまう野暮な成金もいる。こういう輩には美術品は単なる金にしか見えていない。美術品を盗むようなクズは、こういう野暮に売りつけることを考えているのだろう。だからこういう野暮はクズをのさばらせる黒幕なわけであり、もっとも軽蔑されるべき輩である。
こういう認識があるから、日本でゴッホのひまわりを落札した某大企業の社長が「自分が死んだ時に、この絵を棺桶に入れて欲しい」と発言した時(本人は多分にジョークのつもりだったのは分かるのだが)、美術品の重要性さえ理解しない野暮な成金と軽蔑される羽目になってしまったのである(欧米人による日本人に対する蔑視が背景にあることも否定はしないが)。
ヨーロッパでも、ムンクの絵画が盗難に遭ったり、イタリアで絵画を盗んでいた息子の犯罪を誤魔化そうとした馬鹿親が、その盗んだ作品を燃やしてしまったなんて事件もあった。盗難などが原因で失われてしまった美術品は決して少なくない。盗みの中でも美術品盗は「人類に対する犯罪」として格段に重い処罰をすべきだと考える次第である。
1月2日(火) 正月という倦怠
新年を迎えることになったのだが、どうも最近は正月といってもひたすらダラダラしてしまうだけになる。子どもの頃は正月といえばなんと言ってもお年玉があったし、テレビ番組なども特別なものが用意されていた。また町に出てもほとんどの商店が店を閉めており、「特別な日」という印象が強かった。
しかし今時は、正月でもスーパーは営業しているので、あまり特別な日という印象はないし、テレビをつけてもくだらない番組ばかりで見る気がしない。ましてやお年玉はもらう立場ではなくて、場合によっては渡す側の立場(うちの場合はお年玉をもらう年齢の身内がいないので、それはなくて助かるのだが)になってしまったし。
結果としてはひたすらダラダラと生活してしまう羽目になり、ただただ暇をもてあますのである。最近は正月になるとレンタルビデオ屋が大繁盛すると言うが、それがよく分かる。もっとも私の場合、特に見たいビデオもないので、レンタルビデオ屋もまる1年以上行っていないのであるが。
昨晩の夢が初夢ということになるのだろうが、ダラダラと昼前まで寝てしまったせいで、オムニバスのようなとりとめのない夢を見ていた気がする。細かい内容は覚えていないが、不本意なことに仕事の夢が大半だったようである(仕事を人生の目的とは考えていない私としては、非常に不本意なことである)。一富士、二鷹、三茄子などと言うが、本当にそんな夢を見る人なんているんだろうか? 茄子をつかんだ鷹が富士の上空を舞っている夢? どう考えても妙な夢だな(笑)。
ちなみに私は以前、初夢でいきなり人類滅亡の夢を見てしまったこともあります。概して私の夢は、日常に密着しすぎていて現実と夢の区別のつかないような内容か、あまりにも突飛すぎるSFチックなもの(地底の大都市で地球崩壊を阻止するために奔走するとか、コンピュータの暴走で全滅した宇宙ステーションに潜入する夢とか)と極めて両極端に分岐してしまうので、ほどよいバランス(?)の夢がない。
何にせよ。この年になると正月といっても子どもの頃のような華やいだ気分はなく、むしろ倦怠と憂鬱の中に沈んでしまうということが多い。肉体的には休養がとれるのだが、どうも精神の方がテンションが低下してしまうのである。
12月26日(火) シーズンオフ
あまりに毎回展覧会に関係ないネタばかりで恐縮なので、久しぶりに展覧会がらみのネタを書きたいと思う。
私は身近な美術館の企画展を中心に回っているわけだが、やはりこの手の展覧会についてはシーズンというものがある。これからの冬のシーズンはまさにシーズンオフになる。このシーズンには年末年始のドタバタがあって、美術鑑賞なんてどころではない者が多いし、外出するには寒いので抵抗があるし、そもそも北の地域になると雪で物理的に遮断されてしまうことが多いので、美術館に出かけようなんて状態ではなくなる。で、各美術館とも細々と所蔵品を展示するだけというような「お寒い」状況になるのがこのシーズンである。
冬以外のシーズンオフと言えば、意外なことに夏休みの最中である。夏休みとなると一見人出が期待できそうだが、この時期は子供連れが海や山の行楽のほうに取られてしまうので、意外と集客は期待できない。それにそもそも美術館が客として期待する層には、夏休みはあまり関係ないのである(関係あるのは学生ぐらいだが、そもそも学生は年中夏休みみたいな輩も多いので、やはり夏休みは関係がない。)。むしろ暑い夏に汗をかきながら出かけるのはしんどいし、美術館に涼みに行こうというわけにもなかなかならないようである。
そのような事情がある上に、夏休みとなると美術館のほうもお子様を意識した企画が多くなる(絵本原画展の類が極端に多くなるのがこのシーズンである)ため、大人のファンには結構しんどい内容になってくるということもある。そういうわけで夏休み中はシーズンオフなのである。
ではいつがシーズンかとなると、やはり春と秋だろう。春は気候も良く落ち着いて出かけるには最適であるし、各美術館も年度始めということで気合の入った企画展をぶつけてくることが多い。大体の美術館の企画展は年に2回ぐらい目玉があるものだが、このシーズンに目玉その1を持ってくる場合が多い。なおこの季節にはGWがあるので、やはりそれを意識して日程を組んでいる場合が多い。4月前ぐらいから始まってGWで終わるのが春前期、逆にGWから始まって夏前に終わるのが春後期といった期間になる。期間が重なっているが、会期にGWを含んでいる企画が、その美術館のその年の目玉という場合が多い。
もう一つのシーズンは当然であるが秋である。夏休みも終わった頃から、目玉その2が登場するわけである。各美術館共に力を入れた企画をこの時期にぶつけることが多いから、「芸術の秋」であるわけである。で、私が一番忙しいのもこの時期になる。
ただこのように理想的にスケジュールを組めるのは、ある程度力のある美術館である。弱小美術館の場合、企画展なども他の美術館へ相乗りである場合が多いので、日程の主導権はそちらに握られて、シーズンオフにしか巡回が来ないなんてことも多い。しかしその美術館が近くにある場合などなら、シーズンオフの清涼剤として、むしろこちらとしては逆に狙い目になることもあるのである。
なんてことをつぶやきながら、私はこのページでも公開しているがんすけのチャートを見ながら、遠征計画を練っているわけである。今の私には、実はこういう時間が一番楽しい時間だったりするのかもしれない。
12月25日(月) 老眼?
最近、PCに向かって原稿を書いていると、夜になったぐらいから目がかすんで文字が見にくくなって困るようになってきた。またどうも飛蚊症も出ているようなので、一度眼科に行って眼底検査をしてもらったところ、「加齢によるもの」という診断結果。
飛蚊症については加齢によるもので、特に重篤な病気はないとのことで、目のかすみについては「加齢と疲労によってピントの調整機能が衰えている」との話。これって・・・・いわゆる老眼?
これには思い切りへこんだ。老眼なんて20年ぐらいは先の話だと思ってたんで・・・・。そう言えば仕事柄、目については散々酷使してきたからな・・・・。人間の老化は目にきて、歯にきて、足にくるなんて言うが、こりゃ相当やばいわ。
12月24日(日) 大掃除開始
さすがに年末になって私の部屋も掃除をしないといけないなと思って開始したのだが・・・・・いきなり先々週の「ケロロ軍曹」状態になってしまった。「こんなに物が多いのにどこから手をつければ良いの?」と呆然とし、「そもそも収納スペースがないのに、どうやって片づけろって言うんだ!!」と逆ギレし、「いっそ、全部捨ててしまえば楽になるのに・・・・」と自問自答する状態になってしまった。あの回のは話の妙なリアリティは、間違いなくスタッフに誰かモデルがいるとみた。どう考えても実話じゃん。
なんてことを書いていたら「パソコンに向かっている暇があったら、少しでも掃除しろ」という親兄弟の罵声が・・・。
12月23日(土) W−ZERO3その後
こいつのカスタマイズに追われているせいか、本業の仕事が忙しいせいか、どちらとも言えないのだが、どうもこのコーナー早速止まりがちである・・・。
W−ZERO3の方だが、ようやくまともに使えるような環境が出来たかというところ。例のOUTLOOKの問題については、予定表とアドレス帳をCSVファイルで吐き出せるソフトをインストール。予定表についてはそのCSVファイルを加工して、壁カレに取り込むことでなんとかPC表示。アドレス帳についてはPC上で加工してから、W−ZERO3に再び移動してリストアという形でインストールすることにした。
あまりスマートとは言えない方法だが、あのぼったくりOUTLOOKを買わずにすむなら安いものだ。それにしてもつくづくOUTLOOKってぼったくりだと感じる。あの内容だとどう考えても5000円以下が妥当な価格なのに、なんで1万円以上もするんだ。全般的にマイクロソフトのオフィスは内容に比して価格が異常に高い。WordにしてもExcelにしても、単品で1万円を超すようなソフトでは断じてない。
W−ZERO3に関しては、いじり倒せばいじり倒すほど、機械の出来の良さに反してOSのひどさが目につくのだが、OSの欠陥に対応するための各種ソフトが出ているので、それをいかに使いこなすかがポイントのようである。例えばデフォルトのIEはとてもブラウジングに使えるものではないが(VGAの画面サイズではまともに表示できないページが大半)、そこはoperaをインストールすることで、VGA画面でも十二分にブラウジングが可能になる。本当に、マイクロソフトがデフォルトで入れているソフトは「なんでこんなに使えないんだ!」と叫びたくなるほど出来が悪い。次は何かまともに使えるメーラーも探す必要がある。
以前より不思議だと感じるのは、マイクロソフトのソフトを使えば使うほどアンチマイクロソフトになっていくということである。多分それだけ、マイクロソフトの製品は出来が悪いということなんだろう。
W−ZERO3のカスタマイズについては、また近いうちにテキストにまとめて、久しぶりに「DOS/V奮戦記」の方にアップでもするか・・・・。
12月19日(火) W−ZERO3
いきなり数日更新を怠ってしまった。日記の類って、こうやってそのうちに更新がとまっちゃうんだよな・・・・。
なんてことはともかくとして、ここ数日はページの更新どころでなかったと言うのが実態。その理由はいくつかあるが、公的なほうは仕事が年末の追い込みで、社内発表の準備など立て込んでいて、時間的にも体力的にもきつかったこと。私的なほうは、今まで使用していたPHSを更新したのだが、これの設定がややこしくて、プライベート時間のほとんどをとられてしまったということ。
さてこの新PHSなんだが、知る人ぞ知るウィルコムのW−ZERO3である。私が今まで使用していたPHSと言うのが、モノクロ液晶、ウェブなし、カメラなしという前世紀の遺物のようなマシンだったので、一気に文明開化してしまったという次第。本当はPHSとしては、前世紀の遺物でも何の不自由もしていなかったのだが、PHSとしてよりも、PDAとしてW−ZERO3が欲しくなったというのが本音。
と言うのも、今まで私はスケジュール管理などCLIEを使用していたのだが、このCLIEがそろそろ老朽化してきて、バッテリーの持ちは極端に悪くなるし、動作も怪しくなってきて、いつご臨終するか分からないような状況になってきたからである。
Palm3の時代からPalmを使ってきた私としては、Palmの新型でも入れたいところなのだが、現在はPalmは瀕死の状態で新型なんて存在しない。と言って、ザウルス(私はこれも使っていた)のほうも瀕死状態で、PDAと言えそうな物がW−ZERO3しかないというのが実態だったりするのである。
しかしいざ使ってみると、これが結構難もの。そもそもパソコンと連携することが前提となっているので、携帯電話しか使ったことがない人なら、多分いきなり暗礁に乗り上げてしまうだろう。
私の場合、今までモバイル機をいろいろ使ってきているので、技術的にはそれほど難しくは感じないのだが、問題はいろいろとカスタマイズしないと現実に使い物になる状態に持っていけないこと。だからなんやかんやの設定でやたらに手間がかかってしまったのである。
現在は一応一渡りの設定をして(動画ファイルなんかも見れるようにして、念願のポータブル動画視聴マシンにしてしまいましたが)、何とか使える状態にしたが、まだまだ設定をしないといけないところはごまんとある状態。
使っていて感じたのは、この機械はメカとしては非常に良いのだが、使い勝手にはやはり問題もあるということ。しかもその問題点の大半はOSがどうしようもないということに起因している。これのOSはマイクロソフトのもので、例のWindowsCEの流れを汲んでいるのだが、あのどうしようもなかったCEの血脈だけあって、ありとあらゆる不都合が山積みになっているというのが実態。OSには不満だらけだ。
しかし何が馬鹿にしていると言っても、PCとスケジュールや電話帳のデータを同期するにはOUTLOOKを購入しないといけないということには、ほとんど怒りを感じる。たかがスケジューラーのために1万3000円以上もするようなくそ高いソフトを買えるっかってんだ! この辺りはいかにもマイクロソフトらしく、金儲けのためならどんなえげつないことでもするという姿勢の現れである。Palmだと、本体さえ購入すれば、後は特に何も必要なかったのとえらい違いである。
それでなくてもこの機械、バッテリーの持ちが悪いので外部バッテリーが必要だったり、なんなかんやとオプションが必要になってくるのに、マイクロソフトのぼったくりソフトまでとても買っていられない(マイクロソフトのオフィスはあまりにぼったくりがひどいので、私は以前はStarSuiteを、今はキングソフトのオフィスを使っている)。CLIEに付属していたPalmDesktopみたいなソフトをどこかが出してくれたらうれしいんだが。
というわけで、W−ZERO3自体は結構気に入っているのだが、やはりマイクロソフトはろくでもないということを再認識した次第。
12月16日(土) 変な運転
最初の予定では今日は名古屋まで遠征するつもりだったが、そこまで体に自信が持てなかったので、結局今日は県内をおとなしく回ってきた。この件に関してはメルマガで報告予定。
それにしてもあちこちを車で走っていると、どうしようもない運転というのによく出くわす。
特に頻度が高くて難儀なのが、私が「道路交通法原理主義者の渋滞テロ」と呼ぶ手口。道路事情の貧弱な日本では、幹線道路でも田舎では対面二車線が普通だが、そういう道路を狙ったかのように現れるのが、制限速度以下の速度で徐行する車。何か障害物があるわけでもないのに、とにかく制限速度以下で走る。当然ながら後ろには大渋滞が発生するのだが、そんなものはまるでかまわないというか、むしろ逆に行列を引き連れていることに快感を感じているんじゃないかと思うぐらい。だからこの手の輩については「渋滞同好会のサークル活動」と呼ぶこともある。
よく「速度を出さないのは安全運転」なんてとんでもない勘違いをしている輩がいるが、実際にこの手のテロリストで安全運転なのを見たためしがない。唖然としたのは、渋滞の後続車を残して自分だけ悠々と赤信号を徐行で突っ切っていった車を見た時。つまりは「超マイペース運転」というか「超ド下手運転」なのである。日本の免許制度の欠陥は、こういう輩にまで免許を与えてしまうこと。日本は自動車メーカーが強いせいか、運転適正0の奴にまで免許を与え、そしてこういうド下手ドライバーがいることを錦の御旗にして、普通のドライバーにとっては不合理極まりない異常に低い制限速度を設定し、それが警察の罰金稼ぎの格好の材料になっているわけである。
不可解な動きをするドライバーというのもよく見かけるタイプ。悠々と道路を逆送してきたドライバーを見た時は、これは認知症患者じゃないかと思ったが、運転していたのはまだ認知症になる年まではいっていなさそうなオバはんだった。また点滅している赤信号の前で、延々と信号が変わるのを待っている車も見たことがある。「おいおい、そんなの待ってたら、一生待っても変わらんぞ」と言ってやりたくなったが。
若い運転手に多いのは、とにかく強引というタイプ。回りの状況を見ずに「死んでも俺は道を譲らないんだ」というような輩がたまにいる。駐車車両で狭くなっている道に、国道から左折で入って駐車車両の横を抜けようとしたら、こっちがはるかに先に入っているにもかかわらず、向こうから「絶対に通すかとばかりに猛然と頭をつっこんできた馬鹿車に出くわしたことがある。しかもそこで微動だにもせず、死んでも譲らないという姿勢。結局、こっちが交通量の多い国道にバックするという極めて危険なことをやらされる羽目になった。幸いにして私は事故に遭遇しなかったが、こんな非常識なドライバーは見たことがない。これには心底呆れた。さらに言えば、そもそも曲がり角のギリギリのところに車を駐車している奴も非常識の極みであるのだが。
日本にはわけの分からん輩が増えてきたなどと言われているが、やはり道路で運転していたら、切実に感じることがある。どうなってるんだ、この国は?
12月15日(金) ケロロ軍曹
アニメはほとんど見なくなって久しいのだが、今でも見ている唯一の作品がこれ。それにしても今日の話は久々に大笑いした。
1つめは話は、ケロロ小隊が年度末で侵略予算を無駄工事で使い切るという話。タイトルからして「ケロロ小隊 年末調整大作戦」なんてぶっ飛んだもの。中身はって言うと「今年の侵略予算を使い切らないと、来年の侵略予算がおりないので、とにかく無駄な工事で予算を消化する」なんていう、この番組を見ている子供には何のことやら理解できそうにない内容。最初から、大きなお友達がターゲットじゃん・・・。
しかし本当に笑ったのは2つめの話。これはガンプラだらけの部屋をケロロ軍曹が大掃除するというだけの話なんだが、あまりのコレクションの多さに「こんなの片づくわけがない・・・」と呆然としたり、「もともと部屋が狭すぎるのに片づくわけがないんだ!」と逆ギレしてみたり、挙げ句が「どうしてこんなに買っちゃったんだろう・・・いっそ捨ててしまってもいい、誰かにあげてもいい、そうすれば楽になれるのに・・・」とエヴァンゲリオンのパロの心理劇をやってみたりというぶっ飛び内容。しかも一念発起して収納用の棚を買ったは良いが、その棚を置く場所がない。なんとか苦労して棚を組み立てて入れてみたら、物が多すぎて全く収まらない。
・・・・はい、爆笑しました。そして爆笑した次の瞬間悲しくなりました。この状況、思い当たる節がありすぎるからです。私もビデオテープとハードディスクと本と図録に囲まれて苦闘してます。「こんなの片づくわけないじゃないか・・・」と呆然としたり、「そもそも収納スペースが狭すぎるんだ!」とぶち切れたり、「いっそ全部捨ててしまえば楽になるのに・・・」と呟いたりしてます。そして一念発起して収納用の棚を合板で作ってみたら、容量がまるで足らないなんてこともありました。途中でまるで自分のことを言われているような気がして突き刺さりましたね・・・・(笑)。
これって、一般的にマニアとかオタクって言われるタイプの人間の、共通の行動形式なんだろうか。なお私は「どんな広い部屋でも、いろいろと物を持ち込んで、物に囲まれた狭いところで暮らしている」とのことで、多分前世はハムスターだったのだろうと言われています。
12月14日(木) ウイルスバスター恐るべし
私は以前からウイルス検知ソフトにウイルスバスターを使ってきた。しかし最近になってウイルスバスターをインストールしていたPCが次々とご臨終してしまったせいで、ここ数ヶ月は予備機でソースネクストのウイルスセキュリティを使用していた。
そのような時、トレンドマイクロからウイルスバスターの更新の知らせが届いたのだった。その通知を見ると、私のIDなどを書いてある。実は私がウイルスバスターを再インストールしていなかったのは、IDなどが分からなくなっていたからなので、早速そのIDでウイルスバスター2007をインストールしてみたのだった。
結果は・・・・・最悪。ウイルスバスターシリーズは今までも「重い」ということでは悪評があるが、2007の重さは普通じゃない。これをインストールして再起動すると、PCがいつまで経っても起動しない。今までの倍近い時間がかかってようやく起動。しかし何かプログラムを起動しようとするたびに、さらに数秒待たされることになる。思わず「うちのマシンってMMXPentiumの266MHzだったっけ?」と思ってしまったぐらいである(実際はCeleron2.4GHzである)。
しかも恐ろしいことに、メモリーカウンタを見ると、256M搭載しているメモリーが80%ぐらい消費されている。さらに恐ろしいことに、特別に何の操作していないにもかかわらず、みるみるメモり残量が減っていくのである。
これはとんでもないと思って、「ウイルスバスター2007 重い」でググッてみると、出るわ出るわ、あちこちで大惨事が発生しているようである。「マシンの起動が異常に遅くなった」(これは体験済み)、「マシンの終了がやたらに時間がかかるようになった」(これも体験済み)、「ソフトの起動が異常に遅くなった」(これも体験済み)、「突然CPU負荷が100%になったと思ったらフリーズした」(フリーズまではいかなかったが、CPU負荷が突然に100%になってまともに操作できなくなる体験はしている)、「起動しようとしたら、ブルー画面になって起動できなくなった」(これはさすがに体験していない)、「2006に戻そうと考えて、2007をアンインストールしようとしたらWindowsが破壊された」(体験したくもない!)と死屍累々たる有様である。
なお「不審ソフト警戒システム」や「迷惑メール監視」などを切ると負荷が軽くなるとの報告もあったが、試してみたところ、Pentium3の500MHzぐらいにマシンがグレードアップした程度だった。
どう考えても2007はメモリ管理その他に致命的なバグがあるとしか考えられない。ただ単なるバグなら、トレンドマイクロもライブアップデートなどですぐに対応しそうなものである。それが出来てないとすると、2007の検索エンジンには取り返しのつかない深刻な欠陥が潜んでいるのではないか推測される。それにも関わらず、年間ライセンス更新の催促だけはやたらにしつこくしてくる。しかも今更新すれば更新料が安くなるとの念押し付。欠陥を知っているから更新を急かせるのではないかとの不信感さえ抱く。実は私は、毎年更新するのも面倒だから、3年ライセンスをまとめ買いしようかと考えていたのだが、こんな状況ではそんな危険なことはとても出来ない。とりあえず2007問題が落ち着くまで静観である。
私は以前からウイルスバスターでのトラブルは多々経験しているので(初めてウイルスバスター95をインストールした時は、Windows95と一体化してしまって、アンインストールが出来なくなってしまった)、トレンドマイクロという会社を元々は信用してない。しかし今度の2007の問題はあまりにひどすぎるような気がする。
・・・・なんてところまで書いたところで、実はホームページ作成ソフトが「メモリ不足のために作業できません」とのメッセージが出て、突然に落ちてしまって、書きかけの原稿が半分以上飛んでしまったのである。だから今書いているのは実は2回目。ここまで出来すぎていると、もしかしてトレンドマイクロは、自分の会社の悪口が書かれたらマシンを落とすようなトラップを仕込んでるのかとまで疑いたくなってしまう(笑)。
それはともかくとして、今言えることは「ウイルスバスター2006を使用している人は、間違っても2007に更新してはいけない」ということである。
自分のマシンの性能が高すぎて、「このマシン速すぎて使いにくいから、なんとか速度を落とせないだろうか」なんて考えている人以外には絶対に勧められません。
12月13日(水) 体調不調
今日は来週にある社内発表のための資料作成のために、職場内で遅くまでミーティング。疲れてヘトヘトである。
まだ体調が本調子でないせいか、帰宅しようと車に乗った途端に猛烈に腹が痛くなり、青い顔をして帰宅する羽目になってしまった。道が空いていたので(既に混む時間ではなかったが)ギリギリ帰って来れたが、もう少し道が混んでいたら、かなりやばいことになっていたかも・・・・。
持病の腰痛が爆発したり、風邪が胃腸に入ったりと、体調は最悪。毎年この季節になるととかく体調を崩しがちなんだが、毎年の風邪に加えて、今年は腰を併発しているので辛い。年々、体がじじいになっていくのを感じる今日この頃。
そう言えば、昨晩NHKで「分かっちゃいるけど痩せられない」の再放送をしていた。私は本放送の時にあれを見たんだが、身につまされるんだよな・・・・。よく某番組が「運動も食事制限もなしで痩せる」なんてインチキダイエット法ばかり紹介しているが、本当に運動も食事制限もせずに健康的に痩せる方法があるなら、私がその方法を一番したいって(笑)。そんな都合の良い方法は物理的にあり得ないから、ダイエットって大変なんですよ。
今週末は当初の予定では名古屋遠征を企画していたのだが、明日明後日で体調が劇的に回復でもしない限り、これはパスするしかなさそうな予感。
12月12日(火) 第1回目フロク
さてフロクの第1回だが、いきなりネタがない(笑)。よく考えてみると、私は今まで日記の類が続いたことがないのである。これはもしかしたらいきなり地雷を踏んでしまったかもしれない。まあ私の日記が途中で自然消滅してしまったところで、誰も困らないだろうと気を取り直すことにする。
このページだが、年内には正式立ち上げをしようと思いつつ、なかなか制作が思うに任せず、かれこれ1ヶ月以上(暫定版)の表示がついたままという恥ずかしい状態である。当面の目標は、年内にこの(暫定版)の表示をはずせるぐらいの体裁は作ってしまうこと。
ただ、いざまとめ始めると、結構今までに書きためた原稿が溜まっている上に、各美術館の紹介となるとこれまた大変で、一向に整理のつかないまま新しい原稿が積み重なっていくという自転車操業である。我ながら、コツコツというのが苦手で、思い立った時に一気にやってしまうという性分なのが祟っている。