展覧会遠征 大阪ライブ編30
今日は関西フィルの定期演奏会。仕事を終えると大阪に急いで移動。開演前に軽く夕食として「まこと屋」で「鳥醤ラーメン」を食べてからホールへ急ぐ。
ホール前は早くもクリスマスイルミネーションか。なかなかに派手である。
関西フィルハーモニー管弦楽団第279回定期演奏会
[指揮]オーギュスタン・デュメイ(関西フィル音楽監督)
[チェロ]マリオ・ブルネロ
[管弦楽]関西フィルハーモニー管弦楽団
ハイドン:チェロ協奏曲第1番 ハ長調 Hob.VIIb-1
ハイドン:チェロ協奏曲第2番 ニ長調 Hob.VIIb-2
ドヴォルザーク:交響曲第7番 ニ短調 op.70
ブルネロのチェロは朗々とした感じでなかなかの名演。堂々たる弾きっぷりの上に、デュメイとのコンビネーションも良く取れていた。
さてデュメイのドボ7だが、相変わらずスラブ臭さを全く感じさせないドボルザークである。デュメイの指揮でドボルザークを聴くと、ブラームスなどにつながるドイツ正統派の交響曲の側面が露骨に現れてくるから不思議。ドボルザークの7番といわれるよりも、ブラームスの5番とでも言われた方がしっくりくるように感じられる。これはこれでありなのだが、あまりに独自色が強すぎるだけに賛否両論あってしかりだろう。
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