展覧会遠征 番外編スカイツリー訪問
先週に東京出張があったのだが、今週も立て続けに東京出張。多忙の極みである。今回もしんどいので自腹で前泊することにしたが、さすがに美術館に行く時間もないのでスカイツリーと周辺だけ立ち寄ってきた。というのも今回の仕事先のミーティング会場がスカイツリー会議室だったからという次第。
スカイツリーは私の定宿である南千住からだと北千住経由ですぐに着ける。平日の午前中ということで予約がなくても入場が出来るが、それでも結構な人出。まずはチケットを買って350メートルの展望デッキへ。そして450メートルの天望回廊へはそこでさらにチケットを購入するという二段料金制。結構なぼったくりである。
高速エレベータであっという間に到着した展望デッキは大勢の観光客でごった返している。私はまずはさっさと天望回廊に登ってしまうことにする。
高速エレベータであっという間に大混雑の展望デッキへ 天望回廊からの風景は壮観であるが、高所恐怖症の人間にはある意味では悪夢。また今日は残念ながら遠くが霞んでいる。天気は決して悪くないのでPM2.5か。なおここまで来ると足下が微妙に揺れているのが感じられ、正直なところあまり気持ちよくはない。それにしてもこの視点の高さは神の視点とでもいうべきものか。ただ物理的視点は神に近づいても、精神的視点はそれとはほど遠く地面に這いつくばっているような輩ばかりがこの世に闊歩しているのは情けない限り。
さらに高速エレベータで天望回廊へ 天望回廊は周囲の景色を眺めながら一方通行で一回りする構造になっている。一回りして風景を堪能するとエレベータで展望デッキに降りる。
かなり現実離れした高度 ここに来るとやや高度が下がったと感じるが、それでも常識を超えた異常な高度。高層ビルの屋上が下に見えるというのはかなりインパクトがある。なおこの階には物販店や飲食店などの商業施設が多いが、もれなくぼったくり価格なので私はパス。なお東京タワーにもあったガラスの床なんてものここにある。
左・中央 展望デッキの方が幾分高度が低い 右 この高度でゴンドラによるガラス磨き(人力)が行われている 左・中央 カフェもある 右 ガラスの床 まあ人間はとんでもないものを作るものだと呆れるような建造物。ここまで高いと建物の高度と言うよりも飛行機の高度である。あまりに高すぎて現実味がないのか意外と恐怖感はなかった。
スカイツリーを見学した後は隣のすみだ水族館も覗く。ここはペンギン水槽とやけに充実した物販コーナーが目立つ施設。水族館としては美ら海水族館なんかとは比べてはいけないが、東京の真ん中だとこんなものか。ちなみに入場料金も東京レベル(つまりはかなり高い)。
やけに物販コーナーの充実したすみだ水族館 仕事の前にサクッと気分転換の一回りであった。午後から仕事なのでどこで昼食をと店を回ったが、とにかく相場が異常に高いのには呆れた。結局は腹をくくって昼からステーキと洒落込んだのだが、出張昼食代を遙かに超えているので自腹になるのは言うまでもない。こんなことをしているから私は出張貧乏になるのであるが・・・。
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